UE4 Style Guideを翻訳してみた

 この記事は、Unreal Engine 4 (UE4) その2 Advent Calendar 2017の7日目の記事です。

P.S. 20180101 21:51

 素のGoogle翻訳コミットの再コミットの完了です。ので2017年マイルストーン達成です:ー)
2018年はぼちぼちゆっくり翻訳していくので、急がれる方はPullReqをお待ちしてますw<b

 本記事は「UE4 Style Guideについて」「翻訳の進捗状況」と「日本語訳の注意点」との三本セットでお送りします。


 最初に本記事は、ゆるふわポエムな内容ですので、新しいパーティクルシステムなど技術的な内容を期待されているかたはブラウザバックを推奨します。
それでもかまわないという方は、お読み頂きありがとうございましす。

UE4 Style Guide について

 まず最初に、UE4 Style Guide is 何?って方のために、まずは軽くご紹介。


 UE4 Style Guideとは、Allarさんが書かれている以下のUE4開発での注意点をまとめたgithubドキュメントのことです。


プログラミングのコーディング規約みたいなもので、一人開発で守れはちょっと幸せ、チーム開発で守ればみんな幸せになれる
文字通りのUE4の開発スタイルのガイド(案内)となっています。、



 で、そんなスタイルガイドなんですけど見ての通り英語*1で、確りと読まれている方はあまりいらっしゃらないと思います。
私も去年まで存在自体を知りませんでしたが、お正月くらいに以下のツイートで存在を知りました。



 で、急いで訳さないとケアされてしまうため、一晩ででっち上げた*2のがスタイルガイド日本語訳になります。


最初のコミットはGoogleTranslateで英語to日本語に置き換えただけのヒドい日本語訳でしたが、今は私が全て見直してますので改善の余地のある日本語訳となっています。



Todo:集団心理について limit 2017/12/25


 と頑張って訳したものの特に反応が無い*3ので誰も読んでいないんだなぁ〜と思っていましたが
ググってみるとUE4StyleGuideについて詳しい記事を書かれている方がいらっしゃいました。のでお役に立っているようで何よりです。




UE4StyleGuideの有用性に関しては、その方が丁寧に纏めていただいているので、そちらのブログを参照してください。


UE4 Style GuideとLinterPlugin | 電子工作部

進捗状況報告

 まずupstreamに対する進捗状況としては、2017/12/07で100%日本語訳済みです。

翻訳の品質について

 以下の日本語としての翻訳の品質*4です。個人的には日本語訳としては一旦80%超えればOKとしています。
ですので、80%以下は英語版と併用なさると吉です^^;

各章の完成度
  • ch.-1 初め: 90%
  • ch. 0 原則: 90%
  • ch. 1 命名: 90%
  • ch. 2 構成: 60%
  • ch. 3 BP: 70%
  • ch. 4 SM: 70%
  • ch. 5 PS: 80%
  • ch. 6 LM: 80%
  • ch. 2 TX: 80%
UE4ドキュメントとしての品質について


 UE4の技術的な内容を確りと訳せているについては、すみません。不備が残ってます。
調べてはいますが、自身がよくわからず無理くり訳しているだけの個所もありますので
誤りやあいまいな箇所に関しては(普通に良く解らないと)ご指摘していただけると助かります。

日本語訳の注意点


 こちらはスタイルガイドを読者(読むだけの方)には本当に関係のない話です。
けど、まあ触れておかないわけにはいかない事も含みますのでご了承ください。

ライセンスについて

 上記でも触れていますが、日本語版のfork初期は、GoogleTranslate訳で置き換えただけでした。
UE4 Style Guideの英語版がMITライセンスですので日本語版もそれを継承しています。


 で、今年の前半に上記が問題になったのでご存じの方もいらっしゃるとは思いますが。
GoogleTranslate等のWebServiceの生成物(要日本語訳テキスト)のライセンスはMITライセンスに変更できないです。
ので現状、厳密に法的な解釈をするのであれば日本語訳はまあグレーである*5ことは間違いないです。


で、どうするかというとGoogleTranslateの生成物は、一旦私が全て精査した*6という体裁にするため
年内には以下のgit blameレベルでGoogleTranslateの痕跡を消す予定です。


UE4 Style Guide 日本語訳 git blame


ですので、日本語版をforkして、オレオレStyleGuideを作ろうと思われている方*7は、年内はちょっと待っていただけると幸いです><。

翻訳方針について

 こちらは翻訳の質が悪くて我慢できないなどでPullReqなどをしていただけるかもしれない方へ。

 各章、節などの部分で、基本問題なく日本語として翻訳出来ていれば全体の整合性は問題ありません。
のでお気楽にPullReq下さい(切実w=。


専門分野の個所などはこちら一人ではちょっとピンと来ないことが多くそれらの個所のご指摘などして頂けるだけでも助かります。


 あと日本語訳は英語と1対1で対応するよう直訳に出来るだけしていますが、以下のようにカッコで翻訳版のみの参考情報などを追加している箇所があります。
もし有用な補足を同様に入れられる場合は、下記に従っていただけると助かります。

  • 一重カッコ (hogehoge)
    • 日本語に訳したが、英単語やカタカナ表記など併記したい場合
      • 例えばPropertiesを属性と訳するか
  • 二重カッコ ( (hogehoge) )
    • ??や???など
      • 翻訳者が良く解っていないけど無理やり訳した部分
    • 日本語版でのみ追加した参考情報、説明や関連リンクなど
      • 自分用の参考情報へのリンクなど

最後に


 上記でも述べてますが、UE4独自の専門用語などに関しては翻訳に誤りなどがあると思います。
それでなくても現状日本語としての不備もありますので、PullReqでなくても構いませんので
IsuueやTwitterなどのでご指摘いただければ幸いです。


 そのような稚拙な翻訳ですが、皆様のUE4での開発にお役に立っていれば幸いですm(_ _)m

*1:翻訳は大変ですからねw−

*2:嘘ですw0.関ゲ部はアットホームはゲ部なので。あとPullReqが1/7なので三晩くらいです

*3:いやあのクソ翻訳で構わないのなら良いのですが^^;

*4:綺麗に訳せているか

*5:かといってGoogleが個人に一々法的措置をとるかと言えば、ほぼほぼ皆無ですが

*6:と言えば現状ほぼほぼ精査しています。読んで日本語として可笑しくなければ大体私が修正してますから

*7:本家の英語版は結構いらっしゃいますね^^