muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

劇団印象(いんぞう)公演 「匂衣(におい)」

匂衣(におい)

 下北沢のシアター711にて、劇団印象(いんぞう)−indian elephant−第13回公演「匂衣(におい)」〜The blind and the dog〜の舞台を観てきた。(作・演出:鈴木アツト)公演3日目のソワレを、友達と鑑賞。
 物語は、裕福な家庭の盲目の少女に、死んだ飼い犬を、「死んでない」として、主人公の女の子(韓国人)に犬の"ふり"をさせるというもの。韓国人女性の淡い恋模様や、化粧品セールスマンの悲哀などを絡めて描く。
 やや設定に難があるかと思われたが、お芝居なのでそれはそれ。不思議な緊張感のある、悪くない舞台だったと思う。細かい演出も、2,3光っていた。
 激高して台詞を喋るシーンが少なく、そういう場面では引き立った。また、「くるみ割り人形」の行進曲に合わせてダンスするシーンは、お芝居ならではの良さが感じられた。
 公演は25日まで。
 今日の写真は、六義園(りくぎえん)のタケノコ。(本文には関係ありません。)
●劇団印象・・・http://www.inzou.com/