2010年冬期アニメを振り返る

今回も「今期終了アニメ(3月終了作品)の評価をしてみないかい?8」に参加させていただきます。

ストーリー・・・脚本、設定も含めて、破綻がないか。テーマ性を貫けていたか。そしてオチがしっかりしていたか等。
キャラクター性・・・キャラクターの魅力。キャラクターと声優の声のイメージが合っているか等。
・・・キャラクターデザインに忠実か。作画の破綻、崩壊がないか。よく動いてるか等。
演出・・・声優の演技。盛り上がりを作れているか。BGMや挿入歌が効果的に使われているか。カメラワークや構図の工夫。各話の引き等。
音楽・・・OP・EDが作品の雰囲気に合っているか。BGMや挿入歌の評価等。
総合的な評価・・・この作品を面白いと思ったか、また満足度。他人に薦められる作品か等。

とある科学の超電磁砲
ストーリー 3
キャラクター性 5
画 4
演出 4
音楽 4
総合的な評価 4
黒子と初春を主人公にしたジャッジメント主体の話でも面白そう。レベル0とレベル5を置くことで話に深みを見せようとするも出来ず中途半端に終わった印象です。中学生でまだ子供だから、という理由であったなら設定の年齢を上げて試みていいはずでそこは安易な方向へ流れた感じが否めませんでした。深みを見せずにアクションを見せるということに注力したとするならばもう少し派手な戦闘シーンであっても良かったかなと思います。キャラクターはそれぞれ目立っていたと思います。自分はジャッジメント周りの人が好きでした。黒子は中の人をも愛しく感じさせる強い力があって心底惚れてしまいした。メガネで巨乳な固法先輩は見た目のデザインが性的な意味で最高でした。続編があってもいい作品だと思います。

改めて見ると美琴や黒子の力をかさにした物言いやら力で邪魔者を握りつぶしたいという物言いやら選民思想的ふるまいには結構いらいらしますね。体制側にうまく利用されそうです。といいますかそうしたくてこの都市があるのでしょうかね。兵器として使われるのがきっとオチです。個人的には今の4人が敵味方分かれてドンパチやるような話が見てみたいです。その時、ダークサイドに落ちるのはやはり黒子でしょうかね。



君に届け
ストーリー 4
キャラクター性 5
画 4
演出 4
音楽 4
総合的な評価 5
ピュアホワイトな主人公にやられっぱなしな作品でした。サブキャラの話になりサワコの出番が少なくなったところが少し不満ですが、サワコばっかりでも飽きるしネタが尽きるしといったところでしょうか。サワコの絡む余地がもう少しあってもよかったかなと思います。万人に勧めたい作品です。



ソ・ラ・ノ・ヲ・ト
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 5
演出 4
音楽 4
総合的な評価 4
キャラ紹介だけで最終回まで行ったような印象があります。世界観は興味深く見られましたが歴史の情報が少なかったように感じました。状況は予測できるのですが切欠が何だったのかとか実際何を用いてこの世界が出来上がったのかなどは分からずじまいでそこはやや不満です。ただ兵器が動いている画など戦争シーンの動き質は相当のもので楽しく見られました。話的には完結で続編は無いでしょうがキャラクターや立場や時間などを変えて作ってもみても面白そうです。



おまもりひまり
ストーリー 1
キャラクター性 1
画 1
演出 2
音楽 2
総合的な評価 1
途中で脱落。妖怪のデザインが在り来りですしサービスシーンにおける画の質も良いとは思えませんでした。話に興味が持てたらまだ良かったのですけれども。



バカとテストと召喚獣
ストーリー 1
キャラクター性 2
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 2
途中で脱落。テストそのものに焦点を当てるのは面白いとは思います。



ひだまりスケッチ×☆☆☆
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 1
音楽 4
総合的な評価 2
途中で脱落。動きが足りないですね。キャラの関係性も人数が増えて散漫になった印象です。新たな演出(キャラを画面の真ん中に持ってきたり、背景にその場所の背景とはまったく関係の無いパステル調の幾何学模様を頻繁に持ってきたり)もアニメのものをわざわざ静止画に近づけるような動きの気持ちよさとは反対のものを不断に入れていたように感じました。見るところを強制的に限定させるいつもの新房&シャフト演出も自分には合わなかったようです。



のだめカンタービレ フィナーレ
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
不満なのは背景の雰囲気が変わったことぐらいで楽しく最後まで見られました。



こばと
ストーリー 1
キャラクター性 2
画 2
演出 2
音楽 2
総合的な評価 2
途中で脱落。設定の開示を引っ張りすぎた印象です。正直退屈でした。全11話でいいと思います。




ベストキャラクター賞
黒沼爽子君に届け
健気過ぎて泣ける。


ベストOP賞
LEVEL5@fripSideとある科学の超電磁砲
ドライブのお供に。


ベストED賞
さくらさくら咲く@marbleひだまりスケッチ☆☆☆)
ひだまりスケッチのEDに外れなし。音だけでなく映像も好きでした。4人のいるところへ走っていくのりとなずなの画など。


ベスト声優賞・男性
浪川大輔君に届け@風早翔太)
男もほれる風早君を好演。


ベスト声優賞・女性
新井里美とある科学の超電磁砲白井黒子
DVDのコメンタリーもサービス満点で文句なしです。