Hatena::ブログ(Diary)

地給知足がおもしろい!

 「自給自足」のように、ひとりであんまり頑張らない。
 「てきとー」と「いいかげん」がモットー。
 球からわり、域で分かちあう、るをる暮らし。
 だから「地給知足な暮らし」は、「ビンボ臭い、不便な暮らし」でもあります。
 でも、なぜか……、楽しいよ!

2016-12-18

季節の作業、厳冬期前の土方仕事

 気合いを入れてスコップで穴を掘るのが好きです。夏にはやりたいとは思わないけれど、この時期は薪割りと共に、体を中から暖めてくれます。

 とはいえ、いまはそんな悠長なことを言っている余裕はなく、季節に追われるように土方仕事に精を出しています。このあたりは寒冷地なので、もう少しすると土が凍ってしまうのです。土が凍ると、土に穴を掘るのにツルハシや削岩機が必要になります。

 そんなわけでまずは、兼ねてから気になっていたJRコンテナの移動。ひとスパン、南に移動します。

f:id:musikusanouen:20161218231609j:image:w360

↑JRコンテナは頑丈だけど重くて、ウチのユンボのアームではこれを持ち上げることはできないのですが、排土板のシリンダーであればうまくやると持ち上がります。コツは支点の位置をうまくセットすること。

f:id:musikusanouen:20161218231607j:image:w360

↑端と端で持ち上げようとすると持ち上がらないのだけれど、こんな風に真ん中よりに支点を作ってあげれば荷重が小さくなるので排土板でリフトさせることができます。コンテナとユンボを鎖でつなぎ、リフトさせた状態で引っ張るとどうにか動きます。

f:id:musikusanouen:20161218231606j:image:w360

↑日が暮れてしまい、気合いを入れて穴掘り。

f:id:musikusanouen:20161218231605j:image:w360

↑凍結深度(40cm)より下に平らな石を敷き、その上にコンクリートの石柱を建てました。


 畑にも今のうちに点々と穴を掘っておきます。

f:id:musikusanouen:20161218231948j:image:w250

↑冬の間、台所で嫌気発酵させた生ゴミや落ち葉などをいけるための穴です。


 若者は、土手に石を積み、自然石での土留めに精を出しておりました。

f:id:musikusanouen:20161218231947j:image:w360

 ハーブ主体のロックガーデン&石垣イチゴの畑になるそうです。

f:id:musikusanouen:20161218231946j:image:w360

 ヘビやトカゲ、それにオサムシなんかも喜びそうだなぁ。

f:id:musikusanouen:20161218231945j:image:w360

季節に追われて……なんて、季節のせいにしているけれど、この手の作業はその気にならないとなかなかできず、実は季節に背中を押してもらっている、とも言えそうです。

2016-12-17

軽トラ・少改造1 「鳥居にすべり止め」

 新しい軽トラ(とは言っても中古ですが)に、長モノの材を積もうと思ったら、鳥居がすべって積みにくかったので、滑り止めを付けることにしました。

f:id:musikusanouen:20161217223839j:image:w360

↑材料は、自転車のタイヤの廃品。ミニキャブの鳥居は細いのでクロスバイクのタイヤが良さそうでした。

f:id:musikusanouen:20161217223817j:image:w360

↑リムの硬い部分を植木鋏で切り離します。「輪」を「ストレート」にするために側面に切り込みを入れる方法もありますが、今回使ったクロスバイクのタイヤは側面がメッシュになっていたので、そのままでもいけそうでした。

強力両面テープで貼った上にさらに、要所にビニールテープを巻きました。

これで完成。

f:id:musikusanouen:20161217223756j:image:w360

装着後、黒岩さんからいただいた廃材を運んだりしたのですが、クロスバイクの接地面は細くて面圧がかかり、いい感じでした。

2016-12-15

最近のインパクトとタイヤ交換の進化

我が家はきょう、ようやく冬タイヤにタイヤ交換。ついでにオイル交換などもしました。

f:id:musikusanouen:20161216000508j:image:w500

この地に引っ越してきてからというのも、毎年二回(毎回平均3〜4台の)クルマのタイヤ交換を20年間やってきたのだけれど、考えてみるといろいろ変わりました。

当初は十字レンチでホイールナットを緩めていたのだけれど、電気製品の性能があがり、いまや大工道具のインパクトドライバーで緩めることができるのです。

f:id:musikusanouen:20161216000507j:image:w360

マキタの18Vだと10kgmで締め付けられたナットは余裕で緩めることができます。もしも緩まないとしたらそれは締め過ぎ。ハブナットをねじ切ってしまう可能性があるので注意が必要です。

f:id:musikusanouen:20161216000506j:image:w360

↑14Vなどで力不足で緩まない場合は、ソケットにレンチをかけて叩いて緩める方法もあります。

f:id:musikusanouen:20161216000505j:image:w280

↑しかしこのクルマ、よくぞこんなスペースにエンジンをレイアウトしたものです。サイドブレーキの下、3センチのところにタペットカバーがあったりします。

f:id:musikusanouen:20161216000504j:image:w360

↑こちらは運転席のシート下。インジェクションポンプの周囲には意外と余裕があって、三方弁を取り付けるスペースが見つかりそう……

f:id:musikusanouen:20161216000503j:image:w360

などと余計なことを考えていたら、日が暮れてきてしまい、慌ててオフクロのタントを冬タイヤに交換。

f:id:musikusanouen:20161216002025j:image:w360

この時間は刻一刻と空の色が変わり、もう氷点下だというのに寒さを忘れ、山の美しさに見とれてしまうのでした。


■追記■

調べてみたら、マキタの18Vシリーズのインパクトの締付けトルクは175Nm(≒17.85kgm)で、14.4Vシリーズでも170Nm(≒17.34kgm)でだから、普通のクルマのホイールナットだったらかなり余裕があるようです。

単位換算 1kgm=9.81Nm≒10Nm弱

KTCのトルク換算サイト http://ktc.jp/support/unit-cal

■追記2■

あ、それと締め付けは必ずトルクレンチを使ってやってくださいね。最近のインパクトの最大トルクモードで最後まで締めてしまうと、ホイールボルトをねじ切ってしまったり、アルミの場合はホイールが割れてしまったりすると思います。

■追記3■

もしもトルクレンチを持っていなくても、体重計と普通のソケットレンチがあれば、「この方法」でホイールナットは規定の締め付けトルクで正確に締め付けることができます。

http://d.hatena.ne.jp/musikusanouen/20100916/1284602792

また、タイヤ交換自体を楽しむ、ということでは、「エアツールや電動工具を使わない方法」もあって、そちらも楽しいと思います。

http://d.hatena.ne.jp/musikusanouen/20111218/1324202282

灯油ボイラー(TOTO・RPE46KDS)修理の備忘録

 先日、設備屋さんがいらしてくれて、壊れていたボイラーを修理(分解清掃)してくださいました。

次回からはひとりでできるように、備忘録を残しておこうと思います。


 ボイラーは家の北側、かなり冷える場所にセットされています。半年以上前から不調で、晴れた日は太陽熱温水器の温水に頼り、曇りや雨の日は近くの温泉に行くことにでどうにかやり過ごしてきたのですが、厳冬期になりこのまま壊れたままボイラーを放置するとボイラー内部が凍結してしまう恐れもあり修理をお願いしました(以前、電磁ポンプが壊れた際、ボイラーメーカーに電磁ポンプが欲しいと電話したら、サービスマンなるひとがすぐに来てはくれたのだけれど、簡単な点検をしただけで部品がないから直らないと言われた上、高い出張料を請求され、もし新しいものに変えるのであれば今回の出張料はサービスになりますなどと言ったもんだからお金を払って早々に帰ってもらったことがありました)。

f:id:musikusanouen:20161214222112j:image:w250

↑ボイラーの左側、黒いテープの巻かれたパイプが太陽熱温水器の配管。太陽熱による温水の温度が足りないときに加熱できるように、温水器を通ったあとボイラーに入って各部に給湯されるようになっています。ボイラーの左側、黒い大きなコブのようなものの内部に、温水器からの温水と井戸水とのミクスチャーバルブがあって、ボイラーに入るお湯が60度以上にならないようになっています。また、太陽熱温水器からの配管には実験的に凍結防止ヒーターを巻きつけていません(その代わりに塩ビ管ではなく凍結しても壊れにくい架橋ポリのサヤ管を使用)。やはり一番凍結しやすいミクスチャーバルブの部分で、何度か凍り詰まったので(金属なので冷えやすいからだと推測)、その部分を着なくなったフリースの服をグルグル巻きにして、その上から黒のテープを巻きつけました。おかげでそれ以降は、氷点下10度の朝もどうにか水が蛇口から出てくれるようになりました。

ちなみに、ボイラーの上の黒いものは、サントリーから飛んでくるウイスキーのカビ。白州、鳥原の名物で、白樺を黒樺にしてしまうほどの威力があります。

f:id:musikusanouen:20161214222111j:image:w200

↑今回分解清掃したのはTOTOのボイラーで品番はRPE46KDS。2年くらい前にヤフオクで2万円(+送料6000円)で中古品を購入したもの。

 まずはフロントのカバーをあけます(上部のビスを2本緩めるだけ)。

f:id:musikusanouen:20161214222110j:image:w250

↑内部はこんなふうになっています。ゴチャゴチャしていて一見手を付けられなそうですが、主要部分を隠すようについている電気回路の基盤を外すとその奥にいろいろ見えてきます。

f:id:musikusanouen:20161214222109j:image:w360

↑基盤を外すには、まず手前のアース線を外します。次に基盤下部中央にあるスクリューを1本外すと基盤は外れます(たった1本のスクリュで止まっているだけでした)。

f:id:musikusanouen:20161214222108j:image:w250

↑外した基盤はそーっとぶら下げておきます(ヒモで吊っておくと安心かも)。基盤を外すとその裏に電磁ポンプなどの主要部品が現れます。

f:id:musikusanouen:20161214234041j:image:w360

↑赤い矢印の部分が電磁ポンプで、緑の矢印のあたりには霧化用のノズルや点火用のイグナイターなどがあります。そして黒の矢印が送風ファンのためのファン。

f:id:musikusanouen:20161215114630j:image:w360

↑ノズル付近をアップで見るとこんな感じ。手前のカプラーがふたつ付いているもの(緑の矢印)が温度センサーで、左の黒いものはたぶん炎のセンサー(青の矢印)。炎のセンサーは外してみると燃焼室側がレンズになっているので、そこにカーボンが付着していると誤作動を起こすのでブレーキクリーナー&ウエスで磨きます。

銅のパイプが2本刺さっている部分がボイラーの心臓部とも言える霧化ノズル。赤の矢印のネジを外してまずプレート外し、銅パイプ2本を上に引き上げてから固定ネジ2本を外すと外れます。外してみたらこの部分には黒いビニールシートのようにタールが固着していました。また、ノズルは分解可能で内部に細かなメッシュのフィルターが付いているので、そこも詰まりがないか確認が必要です。先端部分はかなり小さな穴が空いていて、その内側にスワールを産むための小さな三角錐のような部品が入っています。このあたりも分解したついでに掃除しておきます。

そしてノズルの奥の部品がイグナイターで、燃焼室側にはノコギリクワガタの大顎のような突起がありここで火花を散らします。この部分のカーボンも落とし磨きました。

f:id:musikusanouen:20161215114842j:image:w360

↑そしてこちらは電磁ポンプ。作業が前後しますが、大掛かりに掃除する場合はまずは、ポンプを外し、その後、ノズルやイグナイターなどを掃除したほうが作業性が良さそうです。ポンプが外れれば、缶体の一番上のフタ(副燃焼室のようなところ)ごとはずせる可能性があります(ただしノズルなどは缶体についている内に外したほうが外しやすいかも)。

ポンプは手前がフィードポンプで、奥が噴射ポンプ?でしょうか?(機種によって二種類のポンプを燃焼状態や風呂焚きなどに応じて使い分けていることもあるようです、詳しい方、分解清掃の方法を含め、補足いただけるとありがたいです)。ふたつのポンプの間(赤の矢印の部分)にもメッシュのフィルターが付いていてここも忘れずにチェックが必要です。

f:id:musikusanouen:20161214222103j:image:w360

↑ポンプの取り外しはマウントボルトではなく、その上の手前のステンのタッピングスクリュー2個を外すと奥側にはスクリュがなくハマっているだけでグニュグニュやると抜けてきます。ただし同時に配管も外す必要があります。

f:id:musikusanouen:20161214222102j:image:w360

↑入口側の配管は、クリップで止まっているだけなので、手でこじるだけでクリップを外すことができます。ノズル側はふたつの配管を抑えているプレート(を固定しているネジ)を外し、細い銅パイプを上に引っ張り上げると外れます。

f:id:musikusanouen:20161214222152j:image:w360

↑送風ファンはサイドのスクリュー2個を外すと内側はハマっているだけなので外れます(絶えず振動が加わるクルマに比べ、メンテナンス性が重視されている印象)。

f:id:musikusanouen:20161214222150j:image:w360

↑缶体の燃焼室部分(銅ではなく亜鉛メッキの部分)はプレート上の留め具で固定されていて、スクリューを外した後、プレートを手前に引くとプレートが外れ、缶体から分離することができます。ただしこの部分には不燃素材でできていると思われるパッキンが入っていて切れやすいのそれを切らないように注意が必要です。。

f:id:musikusanouen:20161214222151j:image:w360

↑缶体の内部にもフィンが付いた銅のパイプが配されていて、ラジエターのような構造になっています。内部は、ゴテゴテ。ススとタールのようなものでフィンが完全に詰まってしまっていて、排気が隣の排気筒の方に流れることができない状態でこれでは稼働しないのも当然、という感じ。

フィンの間の詰まりを取りのぞいたのですが、ワイヤーブラシでは長さが足りず、自動車のワイパーゴムの芯として使われている細長いスチール板でフィンの間を突き、高圧エアで吹き飛ばしながら掃除機で吸う、という方法でどうにか6割型フィンを復活させることができました(修理当日は写真を撮る余裕がなかったので、あとからチョコっとばらして写真を撮っただけなので、申し訳ないのですが肝心の缶体内部の写真などはありません)。

おそらくこのゴテゴテのタールは、ボイラーの燃料として灯油に天ぷら廃油を混ぜていたことが原因と推測されます。

f:id:musikusanouen:20161214222149j:image:w360

↑今回はそこまでで、次回やることがあったらそのときにはパイプを外し、缶体の下部も外して掃除をしたいと思います。

また、缶体周辺にはたくさんのセンサーが付いていて、本体は壊れていないのにそれらの誤作動で使えなくなってしまうことも多いようです。白いカプラー状のものたちがそれで、エラーメッセージに従いセンサーを特定し、点検することで比較的簡単に直ることもあるようです。

f:id:musikusanouen:20161214222148j:image:w250

↑この写真の水色の部品もセンサーのひとつ。下にお皿があって、ボイラー内で灯油がこぼれた場合、この部分で灯油を吸い上げ、油漏れの警報を発し、ボイラーを止めるためのセンサー(「油漏れ」のエラーメッセージはこのボイラーの場合800番)。電磁ポンプを外す際、燃料がこぼれるとここに油が流れ、エラーになってしまうことがあります。その場合は、センサーを外して油をエアで飛ばし、ドライヤーで暖めます。水色の部分の下部にオンオフスイッチがあって、それがオフ(下に下がった状態であればエラーは出ないので、水色の部分の固定ネジでも調整可能でした。


 実際にはこんな感じで順調に作業が進むわけではなくて、他にも燃料タンクや配管の清掃など、今回は故障の原因と思われるところがいくつもあって、それを直しては組み直し、試してみたけどしかしまだエラーメッセージが出るので再び分解&清掃ということの繰り返しで、しかしそれでも諦めずに作業を行うプロの作業に感銘しました。小林設備さん、お忙しい中、本当にありがとうございました。蛇口をひねると雨の日でもお湯が出て、お風呂に入れるという幸せに、心から感謝しています。

2016-12-11

電動ケットラ充電物語part2 単相200Vコンセントを作る

 ウチから距離にして6kmくらい離れたところに道の駅があります。娘がハーブ、母が漬物などを出荷させてもらっているのですが、電気自動車の場合、ウチからそこまでうまく走ると、家を出たときより航続可能距離が伸びていたりするのでした。エンジン車にはない不思議な感覚。おかげで軽トラEV、すっかりハマってしまっています。

f:id:musikusanouen:20161208004240j:image:w360

 MiEV系電気自動車の場合、シフトレバーには「P」「R」「N」「D」「E」「B」の6種類のモードがあるのですが、「E」の位置で踏んでいたアクセルペダルを離すと、エンジン車で一段シフトダウンしてエンジンブレーキをかけたのと同じくらいのブレーキがかかります。

 一方、回生発電最大モードである「B」の位置でアクセルペダルを離すと、エンジン車でフットブレーキを軽く踏んだときと同じくらいブレーキがかかります。いずれの場合も、慣性エネルギーを回生、つまりはモーターを逆に発電機として使い、発電の負荷をブレーキとしてエネルギーを回収し発電してくれるのです。

 だからといって下り坂は常に「B」で走るのがいいのかというと、そういうことでもなくて、レンジをうまく使いいい感じでスピードに乗せながら回生発電をした方が、(クルマにはある程度の質量があるので)多くの電気を回収できるようで、定速を維持しながらフライホイールをまわしている状態をイメージしながら運転するのがどうもよさそうだったりします。

 また、そうした感覚は若者のほうが優れているようで「きょうはループ橋のくだりで12kmも回生した」などと、娘に自慢されたりします(私はせいぜい8km)。あるいは、「暖房付けたら走行可能距離が猛烈に減ってしまったので、モッタイナイから(氷点下の中)震えながら帰ってきたよ」などと「イマドキのクルマ」としては珍しくヒトに我慢を強いることもあったりします。モータージャーナリストの方がレポートしている「アルミステッカーを貼ったときの操縦性」や「応接室のような快適性」などとは違った次元で、電動ケットラの魅力にすっかりハマっています。クルマなんて少し不便で、気遣いが必要なくらいの方が面白いと思うんだよね。仮にもジャーナリストという肩書なんだから、こういうクルマの面白さももう少しまじめに広報して欲しかった(軽トラEV、たった1500台しか売れなかったらしいです)。ついでに言うと化石燃料を使うことを前提とした燃料電池車なんてカスだと思う(すみません、変わり者で)。

 そんなわけで、普段、電気自動車に乗っていて、たまーに内燃機関で走るクルマに乗ると、下り坂で発電できないのがなんとも悲しく、なんだかそれが犯罪のようにさえ思えてしまうのでした。

f:id:musikusanouen:20161211205632j:image:w360

↑これが航続距離計。「電動軽トラを作ろう!」と思っていた身からすると、走り方によって航続距離数が変わったり、素晴らしく分かりやすくて良くできていると思うのだけれど、いまどきのクルマしか知らない自動車評論家にとってはかなりファジーであてにならないと評判の悪いメーターだったりもします。

 この他に、駆動用バッテリーの残量計が別に付いていて、少なくなるとアラームを発してくれたりもします。


 とはいえ、いくら回生発電がうまくなっても、いつかはバッテリーの電気はなくなります。てなわけで、ここからは前回のブログ「電動ケットラ、充電物語」の続き、です。

f:id:musikusanouen:20161211230442j:image:w360

 新車が販売中止になってしまったとのことで、軽トラEVの中古を慌てて買ってしまったのはいいけれど、後期型の充電ケーブルに互換性がなかったことから100Vの天ぷら廃油発電機では充電ができず、ウチには200Vのコンセントはないし「はて困った」というところまでが、電動ケットラ充電物語のpart1でした。そのあたり、もし興味のある方がいらしたら「電動ケットラ充電物語part1」も読んでみてください。

「オプションの100V充電用ケーブルを買う」という選択肢もあったのですが、100V用のケーブルは5万円もします。さすがに5万円では家は建たないけれど、5万円は我が家にとっては足クルマを1台買う際の値段に相当、100V用ケーブルは格安の中古などが出るのを待つことにして、別の手段を考えることにしました。

 天ぷら廃油で充電できるように単相200Vが発電できるディーゼル発電機を手に入れる、という魅力的な方法もあるのですが、それにもやはりたくさんの資金が必要で、中古とはいえ高額のケットラを買ったばかりで経済状況は厳しく、とりあえずは、家に200V(ボルト)の電気自動車専用コンセントを作ることにしました。

f:id:musikusanouen:20161210124232j:image:w360

↑で、まずは家の近くの電柱の確認。右が上流で、左が下流。どうにかウチまでは電線は3本で来ています。ということは、単相3線で接続されていて、分電盤までは単相200Vが来ている可能性あり? だとすると、単相200Vのコンセントの接地もそれほど大変な作業ではないのでは? と期待に胸を膨らませたのでした。


 ついでに説明すると……。

f:id:musikusanouen:20161211190726j:image:w360

↑写真は最寄りのトランス(電柱の上に置いてあるグレーのゴミバケツのようなものがトランス)。ここまでは、普通(三相3線で)6600Vの高圧電気が流れています(写真の赤い矢印の3本の電線がそれ)。

 高圧のほうが途中での電気の損失がないからなのですが、そんなに遠くから電気を運んでくるということ自体がナンセンスなように私には思えます。「太陽光発電はトランスを越えないから意味がない」などという原発ムラのお抱え学者と同じことを言う人がいるのだけれど、山梨の家庭で発電した電気を東京に送る必要なんかぜんぜんないのです。もしもトランス管内で消費できないくらいに太陽光発電による発電量が多かったとしたらそのトランス管内を広げればいいだけの話。トランスは案外頻繁に定期的に交換しているわけだし、それをしないのは送電網を掌中にしている電力会社の怠慢のように私には思えます。

 電気に関してはいろいろあって、この手のことにいちいち引っかかっていると話が進まないのでこれくらいにして話を進めます。

 三相3線の6600Vは電柱上のふたつのトランスにV型結線され、右の小さなトランス(Tr2)では、たぶん電灯線と動力線が共用の三相4線式で、お隣の洋ランの温室に供給されているものと思われます(青い矢印の4本)。

で、我が家には左の大きなトランス(Tr1)から単相3線式(緑の矢印の3本)で配電されています。


 そしてTr1のトランスの中の配線はどうなっているかというと……こんな感じ。

f:id:musikusanouen:20161211190725j:image:w360

↑トランス(変圧器)は一次側コイルと二次側コイルの巻数を変え、その相互誘導によって電圧を変える装置なわけですが、単相3線式用では、二次側コイルの両端(L1とL2)の他に、真ん中(N)でも電線を取り出しています。

また、真ん中の「N」のラインは地面と接地(アース)されています。これは中性点接地と呼ばれ、この場合の接地は系統接地であって、洗濯機や電子レンジなどの電気機器の金属部分などを地面にアースする機器接地とは少し異なります。、

そんなわけで、この「N」のラインを境に「L1」と「N」、「N」と「L2」の電圧はそれぞれ100V。そして「L1」と「L2」間の電圧は200Vになっています。

 余計ごとですが……そんなわけで単相3線式は、200Vを取るには便利なのですが、配線図を見てもらうと分かるように、もしも中性線「N」が欠損してしまった場合「L1」と「L2」は直列配線になってしまい、100Vの電気機器に200Vが流れてしまうという危険性もあったりはします。

f:id:musikusanouen:20161205000149j:image:w360

↑続いて分電盤の確認。カバーを外したら中はこんな感じでした。

f:id:musikusanouen:20161210205619j:image:w250

↑赤・白・黒の極太線が、漏電ブレーカーにつながれていました。これなら比較的簡単に単相200Vのコンセントが作れそうです。(しかもこの漏電ブレーカーはありがたいことに「単3中性線欠格保護タイプ」でした)。

f:id:musikusanouen:20161211131359j:image:w360

↑分電盤を細かく見ると、こんな感じになっています。

写真の白の矢印の端子が中性線「N」(=グランド)で、赤の矢印の端子は「L1」。(多線式屋内配線の規程通りに正しく配線されていればL1相にはメインブレーカーからの赤のラインが配線されています)。一番下の黒の矢印の端子は、これも電圧線でL2。黒の電線で配線されていてこちらの相がL2相(L1相やL2相、同相別回路や異相回路などが問題になるのは屋内電力線を利用したPLCなどの場合ですが)。

 また家庭配線の識別色ですが、自動車の電装系のようにしっかりと使い分けられておらず、しかも自動車とは異なるので注意が必要です。ちなみに自動車電装系では、黒がマイナスでボディアース、赤はプラス、白は始動系、緑は信号系だったりします。


 ところで、200V用のコンセントを設置する場合、普通は3芯のFケーブルを新たに引きまわし、ブレーカーも追加するのだと思うのですが、分電盤をよく見てみたら、アース線の入った3芯のFケーブルで配線されたスタンドアロンなブレーカが見つかったのでした。2馬力(1500W)という100Vとしては限界ギリギリのモーター出力を備えたエアコンプレッサー用に設置したコンセントで、しかもポンコツコンプレッサーなので室内でタンクが爆発すると危険だと思い、コンプレッサー本体は屋外に設置していたのでコンセントも屋外にあるのでした。最近コンプレッサーは殆ど使っていないので、今後コンプレッサーを使う場合は、子ブレーカーを落とさない用に注意しながら別の屋外100Vコンセントから使うことにして、このブレーカーの「N」が刺さっていた端子に「L2」のラインを接続してあげれば、Fケーブルを新たに引きまわさなくても200Vのブレーカーが簡単に作れそうです。

f:id:musikusanouen:20161211212245j:image:w360

↑L1相(上)の右から3つ目。ひとつだけ緑になっているブレーカーがコンプレッサー用の独立したブレーカー。ここのN端子にL2を接続することでコンプレッサー用に使っていたコンセントを単相200Vとして使えることになります。また、写真の緑の矢印はこのブレーカーのFケーブルに混ざっている(機器用)アース線です。

 ここまで作業手順をひと通り確認した後、専門家の意見を聞くことにしました。第一種電気工事士他、たくさんの免許を持っている大阪の友達に写真を送って、これで間違いがないか教えを乞うことにしました。

 すると、さすがは和田さん! 新しいアイデアが出てきたのでした。

「右から三番目のブレーカーの結線を変更するのはブレーカーを一度外すなど少し面倒だけど、右端のひとつ外れたところにあるブレーカーと、コンプレッサーのブレーカーとを入れ替えれば、結線も簡単だし、うまくすると配線が届きそうなので線を新たに用意しなくてもすむのではないか?」とのアドバイスをいただいたでした。

f:id:musikusanouen:20161211215840j:image:w200

↑これは結線後の写真ですが、右端のブレーカーの上側にコンプレッサー用コンセントに向かっていた配線を接続し(緑のアース線は従来通り)、入力側(ブレーカーの下側)にはL1とL2を接続。

また、和田さんからのアドバイスで「簡単な作業ではあるけれど、それでも電気工事士の資格を持った人に必ず確認してもらってください」とのことで、同じ町内にすむ友人の電気工事士の方に最終チェックをお願いしました。中村さん、ありがとうございました!

 そんなわけで、200V用のブレーカーを作るという分電盤での作業は、圧着さえも必要なくホンの5分ほどの作業で、残るはFケーブルの末端に200Vのコンセントを取り付けるだけ。

 コンセントは、電気自動車用の専用コンセントなるものがあり、少し高いのですがそれを使用することにしました。東芝製とPanasonic製とがあり、迷わずPanasonicを選びました。

f:id:musikusanouen:20161211222017j:image:w360

↑屋外用とのことでパッキンなどはしっかりしているのですが、それでも雨ざらしは心配なので栗の丸太を割ってコケラを作り小さな屋根をセット。

f:id:musikusanouen:20161211222016j:image:w250

↑コンセント自身はなかなか良くできていて、下向きの差し込みながらもヒネることなく、抜け止めのロックができる構造。しかしそれにしても我が家には不似合いなモダンなデザインのものが付いてしまいました。

f:id:musikusanouen:20161211222015j:image:w360

↑下側に開くフタの部分に突起があって、プラグ側にある溝がそこに刺さり抜け止めになるという寸法です。 


f:id:musikusanouen:20161208004242j:image:w360

 そしてついに電気自動車に接続! 今度は「FAULT」の赤いライトは点灯せず、グリーンの「Charge」が点灯! ようやくどうにか充電ができるようになりました。

メデタシ! メデタシ!! ヤッター!!! と思った次の瞬間、メインのブレーカーが落ちるというトラブル発生。どこか漏電したかと心配になったのですが、よくよく考えてみるとこの充電ケーブルでの充電は電圧200V(ボルト)電流15A(アンペア)で、つまりは消費電力3000W(ワット)なわけで、100Vで換算すると3000W=100V×30Aなわけだから、311以降アンペアダウンをして20A契約にしていた我が家のブレーカーではたとえ他に一切電気を使っていなくてもブレーカーが落ちてしまうのでした。

f:id:musikusanouen:20161211224354j:image:w250

↑基本料金が倍になってしまうのですが涙を飲んで40Aに変更。おかげでそれ以降はブレーカーが落ちるようなことはなくなりました。また、電力計がスマートメーターなので、手動ブレーカーは必要ないとのことだったのですが、留守中に断絶しても自動復帰してしまっては断絶したことが分からないので、スルーではなく無理を言って手動ブレーカーを取り付けてもらいました(契約アンペア変更の工事は電力会社が無料でやってくれました)。

 さらに、ブレーカーの工事に来た人に聞いたところ、内線作業を行う場合、ブレーカー(メイン)は中性線がスルーなので、工事をする際などはブレーカーではなく漏電遮断器で断絶した方がいい、とのことでした(停電時に発電機をつなぐような場合もたぶん同様)。

 そんなわけで天ぷら廃油での充電はできず、3000Wの消費電力を独立型太陽光発電で供給するにはかなり大掛かりな設備が必要そうで、ここしばらくはグリッドタイインバーターにつなぐパネルを増やし、電気自動車の発電はなるべく晴れた昼間に行う、ということにしました。、

f:id:musikusanouen:20161208004239j:image:w510

 グリッドタイインバーターの場合も、L1相とL2相にそれぞれ別のグリッドタイインバーターをつないだら、どうなるのだろうか?(中性線での位相のズレとかは問題にならないのだろうか?) だとか、3000Wを3〜5時間供給するためのバッテリーはどのくらいの容量が必要なのだろうか? あるいは、電動ケットラ3年落ちなのになんでこんなにサビが多いのだろうか?(車体の個体差なのか?)、などなど分からないことがたくさんあって、電動ケットラ、このさきもまだしばらく楽しませてくれそうなのでした。

■追記■

ブログ読者の方から教えていただいたのですが、MiEVトラックは1500台も売れていないとのこと。2,016年10月の時点で総販売台数は1001台、残りの新車が25台あってそれが全部売れたとしても、販売総数は1030台弱とのことでした。ありがとうございます。


このあとは、電動ケットラ充電物語part3 に続きます。

2016-12-08

電動ケットラ充電物語

 足グルマであるジープは天ぷら廃油で動いてくれるのですが、農的な暮らしをしていると、どうしても軽トラが必要だったりします。燃し木(薪)を運んだり、田植え機や脱穀機の運搬、それに大量の落ち葉やモミガラを運んだりすることもあるわけです。

 でも軽トラを走らせるたびに「ああ、化石燃料使っちゃってるよなぁ」ってことがどうも気になっていたのでした。

 そんなわけで田んぼへの往復などには出来る限りディーゼルのテーラー(これも天ぷら廃油を燃料として走らせることができるように改造してあります)を使っていたのですが、ギアを6速に入れても最高速は20/h前後。しかも屋根のないオープンカーなので雨の日は厳しく……「いつかは電動ケットラに乗り換えるぞ!」と心に誓い、歯を食いしばりながら冷たい雨に打たれていたのでした。

f:id:musikusanouen:20161206202650j:image:w360

(↑その割には楽しそうで、歯を食いしばって耐えしのでいるようには見えませんね)

 ところがなのです。

狙っていた電動ケットラ、三菱のミニキャブMiEVが「なんと、まさかの製造中止!」との情報(唯一、欲しいなぁ、と思わせる現行車だったのですが、どうも売れなかったらしいのです。私って完璧なるマイノリティ?)。

で、三菱のディーラーに問い合わせたところ「全国で16台だけど、まだかろうじて新車が眠っていますよ」とのこと。慌てて見積もりをお願いしたのですが、補助金を差し引いても見積り価格は170万円。

 八ヶ岳の金銭感覚だと、家が建ちそうなその金額に圧倒され、悲しみに打ちひしがれていたところ、3年落ちながらも走行距離は6000辧値段は69万8000円(本体価格)という(電気自動車としては)割安な中古車をネットで見つけ、思考回路をショートさせ、あわてて買ってしまったのでした(てなわけで、これから先、お金稼ぎも頑張ります)。

 そんなわけで電動ケットラこと「ミニキャブMiEV」がある日、積載車に載って我が家にやってきたのでした。やってきたのはいいのだけど、よく調べてみると「我が家では充電ができない!」という致命的なことが遅ればせながら発覚したのでした。

 ケットラだからとタカをくくっていたのですが、コムスや電動自転車などのようにそこらの家庭用コンセントから気軽に充電してはまかりならぬ、と取説に書かれているのです。標準装備の充電ケーブルで充電する場合、なんと!単相200Vの電気自動車専用コンセントが必要とのこと。

 しかも、最近よく目にする道の駅や高速パーキングなどにある電気自動車用の急速充電器を使うには会員である必要があるのだそうです。会員になるためには、クレジットカードの登録が必要で、しかも一番ランクの低い安い会員であっても(まれにしか使わなくても)年会費6000円を払わないといけないとのこと(このお金、どこに流れているのだろう?)。

 こりゃ困った……。でもね、ネットで調べてみたら、どうも裏技があるらしいことが分かってきたのでした。

f:id:musikusanouen:20161205153723j:image:w360

↑軽トラのサイド部分、ガソリン車だと工具箱になっている白い箱をあけると、その中に充電用のジャックがあり、こんな風に充電ガンを刺して充電します。ところが、充電ケーブル&ガンはクルマに付いては来たのだけれど、充電用の単相200V(ボルト)のコンセントがわが家にはないのでした。

f:id:musikusanouen:20161205000155j:image:w360

↑そしてこれがクルマに付いてきた普通充電用の単相200Vのケーブル。ネットで調べてみたら、変換アダプターを作ることで100Vでも認識してくれる(らしい)のです。

f:id:musikusanouen:20161205000154j:image:w360

↑単相200Vの(接地極付き)コンセントは、あやまって100Vが刺さってしまわないようにこんなユニークな顔をしています。単相200のコンセントには、片目から「涙を流しているもの(最大許容電流250V20A)」と、「涙を流していないもの(同250V15A)」、それに丸型などがあるのですが、MiEVのケーブルには許容量に余裕のある泣き顔の方のプラグが使われています。

f:id:musikusanouen:20161205000153j:image:w360

↑安全マージンを取るため2mm三線のぶっといキャブタイヤケーブルコードと接地極付き100Vプラグなどを駆使し、こんなものを作ってみましたが、良い子のみなさんは真似しない方がいいですよ。「MiEVのカタログにも専用品以外のアダプターの使用はやめてください」と書いてあるらしく、三菱は責任をとってくれません。申し訳ないけど、もちろん私も責任は取れません。

 100Vで使用する場合でも、スタンドアロンの接地極付きコンセントでの使用が必須条件とのこと。でも、やってみたかったのは私の場合、東電が化石燃料を使って作った電気ではなく、それとはちょっと違った方法だったのでした。


 まず、水道の止水栓ボックスの中に鉄筋棒と銅パイプを打ち込みます。

f:id:musikusanouen:20161205000152j:image:w200

↑ここから2スケアの太いコードでアース線をとり、それを年代物の100Vディーゼル発電機のアース端子に接続します。

 もちろん、ディーゼルエンジンの発電機なので、燃料は天ぷら廃油で稼働。

f:id:musikusanouen:20161205000156j:image:w500

↑こんな感じ。このサイズのディーゼル発電機であれば軽トラの荷台に載せることもできるので、旅先で充電することもできるし、専用のインバーターを使うことで、天ぷら廃油で発電した電気を家庭で使うこともできたりします。自然屋さんmountain*mountain、それにたんぽぽ食堂さんなどから良質の天ぷら廃油をいただけるし、それに加えて娘がときどき、(美味しい)お蕎麦屋さんにアルバイトに行っているので、天ぷら廃油の供給は十分。しかもこの電動ケットラには10kWhものリチウムイオン電池が使われていて、専用のインバーターは1500Wも取り出せるので(でも15万円もするので高くて買えないのですが)、家庭用の大型冷蔵庫も使えるほどの十分な電力をストックできる……との目論見なのでした。

f:id:musikusanouen:20161205000151j:image:w360

 デコンプを引いて圧を落とし、セルモーターの回転があがったところでデコンプを戻したら気持ちよく天ぷら発電機のエンジンはかかりました。

f:id:musikusanouen:20161205000150j:image:w360

 ところがなのです。充電ケーブルのコントロールボックスには赤の「FAULT」が点灯。なんどやっても、また家庭用の100Vにつなぎ変えて試してみたりもしたのですが、症状は変わらず、残念ながら充電できませんでした。

 天ぷら廃油燃料の先輩でもあり、電気自動車にも詳しい方に助けを求めたところ、どうも年式によってケーブルが異なり、私が購入した2013年式のMiEV付属のケーブルは、100Vでは使えないことが判明。

i-MiEV HA3Wに付属している200V充電ケーブル 品番9499 B 157 (部品価格 8万円)は100V/200V 切り替えできますが 現行 MiEV アイやバン、トラックに付属している200V 充電ケーブル 品番9482 A 122 (部品価格 5万円)は200V専用とのことでした。見分け方は、前者のコントロールボックスのランプには「READY」と表示されているけれど、後者のコントローラーのランプには「POWER」と表示されていてそこで区別がつくようです(このブログの最後に追記しましたが、旧タイプのケーブルを使っても使えない場合もあるようです)。

f:id:musikusanouen:20161208112201j:image:w200

↑100Vでは使用できない新しいタイプの充電ケーブルの表示。「READY」ではなく「POWER」と表示されています。


 これは推測ですが、家庭用の普通の100Vコンセントから充電をする人が多く、その場合に200Vでも100Vでも使える旧型のケーブルでは100Vでも15Aが流れてしまいスタンドアロンのコンセントでないとブレーカーが落ちてしまったり、アースが取れていないと危険だったりするので、後期型では100Vでの充電には専用のケーブルを設定し、流す電流値も10Aに落としたということかもしれません(そのため200V15Aであれば満充電まで5時間のところが、100V10Aだと満充電まで15時間もかかってしまうのですが企業としては安全を選んだ、ということなのでしょう)。

電動ケットラ充電物語2」につづく。


■緊急追記■

「品番9499 B 157」の古いタイプのケーブルを貸してくださった方がいらして、それに100V3線用のアダプターを接続し、アースもしっかりとって試してみたのですが、私のMiEVトラック(2013年式)では100Vでの充電はできませんでした。

できる方もいるようなので、クルマ側の制御機構の違いかもしれません。取り急ぎの追記メッセージでした。

f:id:musikusanouen:20161212155003j:image:w280

↑コントロールボックスのチャージランプは点灯するのですが、車両側のチャージランプは点灯せず、電流を測ってみたらわずかしか流れていませんでした。

ローゼルな朝

草木も凍る冬枯れの白州にはるばる沖縄から、小包が届いたのでした。大好きな友人からの贈りもので、中には南国のくだものたちが!

f:id:musikusanouen:20161208102551j:image:w280

中でも珍しかったのはローゼルという植物の実。

f:id:musikusanouen:20161208102555j:image:w360

↑手前の赤い実がローゼルです(奥は芽が出たハヤトウリ)。オクラのような花が咲き、写真のような赤い棉(わた)のような実がなるそうです。

f:id:musikusanouen:20161208102554j:image:w320

↑その実の赤いガクのような部分をジャムなどにしていただきます。写真はガクを取り去ったあとの実の部分。もしかしたらタネが採れるかも?と捨てられずにいます。

f:id:musikusanouen:20161208102553j:image:w350

↑今朝の朝食は、挽きたての自家製小麦を自家製の木成り干しブドウで発酵させたリスティックでした。

f:id:musikusanouen:20161208102552j:image:w410

↑パンを薪ストーブであぶり、ローゼルをつけていただきました。

あ〜り〜さ〜ん、ありがとうございます。

寒山の森の中、ローゼルのおかげで、色鮮やかなトロピカルな、そして幸せな朝を楽しむことができました。

さあて、きょうもコンテナを動かすのの続き、がんばろー(じゃなかった、楽しもー)。

f:id:musikusanouen:20161208105225j:image:w250