パレアフェスタ

明日(日曜)、こういうのやってます。

熊本の人だと「鶴屋東館の10F、エレベータ出て右手突き当たり」でわかりますですね。

他の参加団体の出展を今初めて見ましたけども、NPOのワークショップとかシンポジウムとかの中に混じってるもよう。表に目立つように出しておいて、ぶらぶらしてる人の暇つぶしになればいいですね。

鶴屋でおもちゃコーナーに来た人とかにも、見て貰えるのがいいんだけど…。つか、おもちゃコーナーの人に見てもらうとか…。

簡単なゲームほか、デモプレイとしてなんかやる予定もあります。美しいコンポーネントアナログゲームは、人のプレイを眺めているだけで楽しい気分になるものです。皆様のご来場をお待ちしております。

(ん…、オレの日記でよびかけても、「そんな偏屈な人のいるところに行きたくなーい」ってことになるのだろうか…? あの、書いてることと書いてる人はいちおう別で、見た目普通にしてますのでよろしく…)

差別には現場が存在する

囁き声で示唆をうけたのでメモ。

差別というのは、還元すると、人の態度と、人がその態度をとるために判断した情報、および人の態度によって不利益を被る被害者、という要素から成り立っているってことでいいのかな。

「差別」という何かの実体が生成されつつあるから、それをくいとめるためにアクションをおこさなければいけない、という発想から、差別の行われる現場まで、十分に視線がとどくのだろうか。

もちろん、くい止めることは、ひとつの努力だとは思うし、くい止められる差別もあるとは思うけども、「今ここでくいとめなければ差別が見えなくなってしまう」なーんて言われると腰砕けかもしれないなぁ。水際でくい止められなかったときのこと考えてねぇの? という。

たとえば、友達に差別的な話題を振られたときに、友達に嫌われずに、冷静に、その情報源をただす個人のコミュニケーション能力。ほんとうにやめさせようと思ったら、最終的には、そういう教育的な話になっていくんじゃないのか。

ゲーム脳の話でいちばん感情を動かされたのは、その内容が非科学的だということで、「これにて一件落着」にしてた人がそうとうな数いたこと。そういう話じゃないよ。それを受容する枠組みの話なんだ。これを真に受ける「バカ」*1とどう対話するんだって話なんだ。

*1:というふうに外部化するから話がシンプルになるのか

rent,rip (but don't burn)

ツタヤ2Fのレンタルショップには、試聴台が並んでおり、カウンターに持っていく前のCDを開けて聞いていい。これはなかなかいい。借りて帰って、「あれ?」って思うことあるもんなぁ。

開店記念で安いみたいだったのでとりあえず15枚くらいCDをカゴに入れて持っていったら、「CDはキャンペーン対象外です」と言われた。あと、「この店舗ではアルバムは1枚315円で、10枚1000円の割引制度は今のところございません」とも。

まぁ…デジタルオーディオ機器がこんだけ売れてるから、僕みたくバカみたいにレンタルしていく客が増えたってことなんだろうな…。利益追求なのか、割引制度についてCD業界側からツッコミがあったのか。

SF的/ハードボイルド的

大学の文系のキャンパスはものすごくさびれたところにあって、生協も理系とは違って小さくて汚くて、おまけにプレハブだった(これは、工事だったのかもしれない)。そういうところの学食に置かれている、ビラを見てはよく、薄ら寒い気持ちになっていた。中核だか革マルの人たちが三里塚のことを書いたもの(よく知らない。三里塚ってなんだろう)。あと、あきらかに頭のおかしい人が書いたとおぼしいもの。

「アルミサッシのカドで杳を生成する→6」とかなんか、意味のわかんないことがB4の紙いちめんに書かれて、コピーされて、ていねいにテーブルの上に置いてあった。友達はそれを手に取ると「見てみぃおっかしな奴がおるなぁハハハ」と笑った。友達が笑うたびおれはますます寒い気持ちになるのだった。

顔も知らない隣人。

中核だか革マルの人たちは、教養部ではときどきスピーカーを持ってサングラスとマスクとヘルメットをつけてアジテーションをしていた。それはおれの知らない理屈で動いている人たちだった。いちど校舎のどこかで、あたふたとマスクだけを首にかけて人相のばれる格好をして歩き回っているのを、見たことがある。それは知っている顔で、学生自治会か何かの代表として、出てくる人だった。

文系キャンパスに上がってもときどきすれ違う。

「つまらんつまらん、そんなん見とらんと捨てや、お前も頭おかしゅなるぞ」頭のおかしい人の書いたらしいビラを、ぼんやり眺めていると、友達が促した。

頭がおかしい人がいる、という危険認識じゃなくて、そういうおかしさが「正しい」って思ってる人が自分の近くに生きていて、これを書いてるってこと。その人からのメッセージが、これであること。そのメッセージを自分は理解することができないということ。

そういうことに対して、笑うよりもまず畏怖するべきなんじゃないのか、みたいなことを、考えていたのかも知れないが、捨てるふりをして鞄にその紙を入れた。