何が嫌だって、結局禁則事項を忠実に守っていたらけっして書けないようなことしか浮かばなかったという事実だったり
Twitter ドラマ観たわけだが、なんかほんと途中から我慢大会になってしまった。なにが?
正直言ってしまうと、こと私の TL での些末でくだらないツッコミ tweet が我慢ならなかった。そうこうしているうちに、少しは楽しみ方もあったはずのドラマのほうも、楽しくなくなってしまった。
【追記】「瑣末でくだらないツッコミ」は、私も含めての話。ひとの所為にしている場合ではない。
「急速に沈静化してゆくTLに吹いた」
というようなことを言ってる人がいたが、そうしたのはあなた。盛り下げたのはあなただ。(※ そしてその tweet を目にするような TL にしたのは、他ならぬ私だ。)
くどいようだが大事なことだと思うから何度だって言う
「TL は自己責任」。
「TL では〇〇に見える」ということは、自分が(いつの間にか)そういう tweet をする人をかき集め、そういう TL を(時間をかけて)つくりあげた、ということに、他ならない。
私が必要以上に落ち込んだのはたぶんそこで、TL に失望したということは、自分に失望したことに他ならないのである。自分がここまで酷いとはっきり示してくれちゃうガジェットも、そうそう無い。
まあ、勿論実際問題として、ドラマの出来はたぶん散々だったわけだが。
例えばでいうと、ロケーションを次々とトレースしてゆくゲームとか、そういう遊び方はあったはずだ。それはドラマの内容がどんなにつまらなかろうと、変わらぬゲーム性を提供してくれたことだろう。
でも、できなかった。
放送時間が終了する頃には意味もわからず何かに対してひたすら謝っている自分がいた。
気持ちが乾く。この空虚な感情をどこにぶつけていいのか全くわからない。
でもね、ちょっと溜飲が下がった。私、気付いたから。手遅れ?それとも、これって普通?みんなはどう?
なんとなく北川悦吏子に似てるようで似てない口調で H3 。
何が私を安心させたかというと
例えば「こういうところ」でもってしたり顔で「叩いてやった!著名人叩いてやった!俺より馬鹿な有名人を正論で批判してやった!!」と思ってドヤ顔している、それこそ「365°回ってバカなの?」なひとたちが、ほんとに気持ちいいほどの釣られっぷりだということ。
だってさ、ドラマの開始前から北川悦吏子をフォローして、リアルタイムでツイートを割と真面目に見ていれば、これを批判したりけなしたりしたらばまさに思う壺だって気付かない人はいないから。
まあ、緩いんだけど。天然っぷりは、しょうもないんだけども。
それはそれとして、というところなのである。たぶん痛くも痒くもない、「この程度」。その事実に彼女は気付いている。(気付いてしまっている、といったほうがいいかもしれない。)恐るるに足らず、という経験を、ここ数週間で、しっかり積んだ。損して得をとる、ぐらいの発想で、反発する人が出るようなツイートを、ドラマ前の時間帯にタイミングを見計らって敢えて書いて、そして、「消す」という行為が一部の激しい反発を買うとわかった上で、消す。
これは、何度か予行演習済みの行為だ。以前から見てれば、そんなこと、すぐにわかる。
そしてドラマが終わった頃に
ツイッター、メール、電話、いろいろみなさん、ありがとうございました。知ってる人も知らない人も。
http://twitter.com/halu1224/status/12225814615
来週からこれは、さすがにできないと思うけど、楽しかったです!今後とも、「素直になれなくて」お願いします。
2010/04/15/23:27:56
と、書く。そして
ツイッター、オンエア中、重くて入れなかったみたいです。ご迷惑かけました。リプ、だいたい見てましたよ。どうもありがとう♡がんがりやす。
http://twitter.com/halu1224/status/12225981596
2010/04/15/23:31:03
かるーく嘘をついて華麗に締める。(現実は、年明けの「あけおめ」ツイートにも耐えた Twitter は微塵も揺るいでいなかった。)
思えば
私も、あっさり釣られて思わず脊髄反射してしまったりしたが、こんなふうに書けば、当然待ってましたとばかりに突っ込む人がいる一方でひょっとしたらほんとにそういう側面もあるのかも、と思い込む人もいる、という計算の上だ。そりゃそうだろ、本人が tweet しているとおりなら、Disりは次々とブロックしてるんでしょ、残るのは好意的な意見だけにならーな。嘘はついてない。
いけしゃあしゃあと、こういう科白を言える。やっぱり、芸能界みたいなところでひとかどの仕事をしてきた人は、流石に違う。ニコ動でちょっと批判されたぐらいで「もうだめだ」とか思っちゃう人は爪の垢でも分けてもらうべきだ。
そんなわけで溜飲は下がった。そして北川悦吏子は「計算し尽くされたふうの緩い天然」だった。
釣られた連中、乙。(勿論私も乙。)
落ち着いて考えれば、一流どころで仕事をしてきた「生き馬の目を抜くような」政界や芸能界のひとたちに、脇の甘い一般人がちょっと束になったところで敵うはずもないという道理。改めて見ると、やっぱり半端無い。奴ら、すげぇ。
そして、両方の側面からして、ついったーこえー、超こえー。 でも、そこが魅力。
だからこそ私は使う。
【追記】続き書いたよ
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