乙女スイッチ

　いまだにヒットを出し続ける菊間さん関係の怖いものはもう見えないフリをする。そうじゃなく、今日はちょっとファンタジーなセットが3件も出ましたよ。
「もこみち　＋　小池　＋　同性愛」　なんだこりゃ。小池は誰かなと思ったら、徹平さんのことなのかもしれなかった。ドラマで共演などしたことがあるのだろうか。やおいの世界では結構ホットな組み合わせなんですか？うーん、絵づら的にもドリー夢いっぱい。しかし小池さんは本当に乙女顔ですね。　

ネットって顔がない

　ネットって何かしらと、最近ウォッチしはじめたブログを眺めながら考えるのです。なんだかこれって、例えば現実の生活の場で自分の存在価値を見出せないでいる人が自分の王国を作って王様になれたり、実生活では人と口論を出来ないようなタイプの人でも、大型掲示板とか諸々の場で文字のやり取りだけで簡単に人をやじったり攻撃したりできるところなのだと思う。
　だから誰でも何についてでも批評が出来るし、なにやらについて一発論説をぶったり出来るんだけれど、王様になってしまうと結局のところ王様なので、一寸批判されたり突っ込まれたりすると相手を「馬鹿」呼ばわりして、一介の論者になって書いたことをどんどん都合のいいように変えて行っちゃったりして、その上開き直ってみたりして、ああ、なんだかな…みたいな。ロジカルな文章ってきっと難しいのだと思う。私はロジカルな人にはなれないよ。なんて人の振り見て自分を確認してみたりする。
　私は斉藤美奈子が大好きで、この人の『文壇アイドル論』もとても面白く読んだのだけれど、例えば上野千鶴子が80年代に新たなるフェミニズムとして「オマンコ！」と叫んでいたというあたりは、ああリアルタイムで体験したかったと心から思ったんです。何が言いたいかというと、そこで美奈子さんはインテリ女子が何かクダケたことをしようとするときのそこはかとないダサさをつっこんでいたけれど、自分をインテリだと思っている人の文章とかって、わし、ナントカじゃけんのう。みたいな。砕けるさじ加減が真面目というか、律儀すぎてぶっ飛んでる。
　ごめんなさいちょっと悪意のあることを書きました。私は意地悪なことを言われるとへこんで不貞寝するくせに。あまり人を傷つけるような悪口も言わぬよう心がけたいのです。けれども目が離せないアツい人。実存主義に。