桃太郎侍見忘れた

密室で金儲けを企むお代官様と越後屋
「お代官様の好物の山吹色のまんじゅうでございます」
「おお、越後屋。いつもすまんのう」
「お代官様あっての越後屋でございますので、いっひっひっ」
越後屋、そちもなかなか、ワルよのう。くっくっくっ」
「いやいや、お代官様もお人が悪い」
そこへ、障子の向こうに映る打ち掛け姿の影。

ひとぉつ、人の生き血をすすり
ふたぁつ、不埒な悪行三昧
みっつ、醜いこの世の鬼を
退治てくれよう、桃太郎!

「むむっ、何やつ!この狼藉者め!出会え、出会え!」

というのを期待していたのですが(高嶋政宏で)。どうやら、見ていた親に聞くと違ったようで…ちぇ、つまんないの。