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あずき残雪

2018-01-18

「サザエさん」作品番号7706「父さんメダマ焼きの友」

| 00:05

2018年1月14日放送の「サザエさん」作品番号7706「父さんメダマ焼きの友」が、2007年5月27日に放送された作品番号5875「父さん発明の母」、いわゆる「全自動タマゴ割り機」に似ていると評判です。

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脚本はもちろん、雪室俊一さんです。ちなみに2007年5月27日はトリプル雪室脚本の回でした。

前回の予告編で謎の機械が出てきたときは「もしや」と思いましたが、雪室さんは自作・他作を問わず過去作を引用するようなオマージュ作品は全くと言っていいほど例が無く、同じような作品が出てくるとは予想していませんでした。(昔話や名作物語のオマージュは「キテレツ大百科」など多少ありますが)

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しかし、冒頭の波平の帰宅から、マスオノリスケの入ってくる話の流れといい、前半は明らかに前作を意識して書いていると思います。セルフオマージュと言ってよいかと思います。

作品は途中から違う方向に走っていき、最後は全く異なる地点に着地しました。さすが、タマゴねたで数々の名作を作ってきた雪室さんです。タマゴとニワトリに関する作品はこちらのページに以前まとめました。

「あずきちゃん」第55話 ニワトリとタマゴの歴史 - あずき残雪

だが待っていただきたい。この作品は「全自動タマゴ割り機」のオマージュだけではないのです。

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あずきちゃん」第16話「おいしい!?しょうゆ味のエビフライ」をご存じでしょうか。あずきが初めて勇之助の家にお呼ばれするときに、エビフライにソースではなくしょうゆをかけるという食習慣の違いを体験することで、勇之助との距離が縮まったことを実感するという、印象に残る初期のエピソードです。「アニメスタイル」のイベントでもスペシャルメニューとして「しょうゆ味のエビフライ(400円)」が出るくらい、その筋では有名な話です。

脚本はもちろん雪室さんで、これも意識して書いたのは間違いないと思います。1995年の作品なので、20年越しのセルフオマージュということになりますが、個人的にはこちらのほうがうれしかったです。エビフライではなく、とんかつに変わってはいましたが。

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それにしても、どのようにしてこの原作からこの話が生まれてくるのか、タマゴ以上に不思議ではあります。

2018-01-05

「ゆるキャン△」は南半球の山梨?

| 10:14

ゆるキャン△」のOPに星空の作画が出てきました。

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これだけにしてくれればよかったのですが、

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アニメーションで長時間露出写真のようなイメージで動かしてしまいました。

そうすると回転の中心が天の北極とわかってしまうので、中心の少し下にある明るい星が北極星ではないかと気になります。北極星は天の北極から1度弱ずれているので、星空の方位もスケールもばっちりわかってしまうのですが、実際の星空と比べても全く一致していません。

そこで重要なことに気がつきました。何と、星の動きが時計回りになっているのです。北半球であれば当然、反時計回りであるべきなのですが、時計回りということは南半球に行かないと見えない「天の南極」の作画なのではないでしょうか。しかし、南天の星図と比較しても星の配置は全く合いません。天の南極なら大小マゼラン雲も写っているはず。ということでこれはフィルムを逆回し?にしたと理解して南半球説は却下したいと思います。

だとしても、天の北極だと仮定すれば当然そちらが北になるわけで、富士山が北西に見える場所、御殿場あたりから見ていることになってしまいます。昔の人が星を観測して航海していたように、星空は自分の位置を雄弁に物語る背景なのですから、もうちょっと気にして作画してほしいと思うのでした。

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一方でテントの作画はすごくちゃんとしてて、これはモンベルムーンライト3型ですよね。昔使っていたので懐かしいです。リサイクルショップに売ってしまいましたが、どこかでこんな風に使ってくれているといいな…。

大会大会 2018/01/07 15:09 「星空憲兵」という言葉が頭に浮かびました(^^;)

あけましておめでとうございます。

mycophobiamycophobia 2018/01/08 10:39 書いている自分も空しくなりましたが、
どんな悪辣かつ狡智に長けた計画をめぐらしとるやわからん、ということで…。
今年もよろしくお願いします。

2017-12-23

サザエさん(フジテレビ) 2018年1月放送予定

| 11:19

サザエさん」の雪室さん脚本作品です。

  • 1月7日 「イクラと獅子舞い」
  • 1月14日 「父さんメダマ焼の友」
  • 1月21日 「穴子さんの貯金箱」
  • 1月28日 「イクラ寒冷前線

1月7日は5本の放送があり、1時間スペシャルのようです。

まだ1本残りがありますが、今年の作品を思いかえしてみると、ベストは「メンドリからの手紙」(17/6/18)、「真夏の昼の正夢」(17/8/6)、「ふたりだけの門限」(17/11/22)あたりかな〜。

あと雪室さんではない(脚本:倉田英之小柳啓伍)ですが、夏の「メイドインアビス」はとてもよかった。さすが小島正幸監督!という作品でした。

2017-11-19

サザエさん(フジテレビ) 2017年12月放送予定、カッパの三平

| 19:23

サザエさん」の雪室さん脚本作品です。

  • 12月3日 「中島くんの神さま」
  • 12月10日 「早割り少年カツオ
  • 12月17日 「カツオ湯けむりの術」
  • 12月24日 「イクラとサンタおばさん」

大晦日はやらないようです。

劇場版アニメ「カッパの三平」がCSキッズステーションで12/3、12/28放送されます。雪室さんの脚本、平田敏夫さんの監督です。

番組詳細『映画 カッパの三平<リマスター版>』|こども・アニメ専門チャンネル キッズステーション

2017-11-18

東京新聞(2017年11月17日朝刊)に雪室さんインタビュー

| 18:59

昨日の東京新聞朝刊24面「こちら特報部」に「サザエさん」の大きな特集記事が出ていて、半分くらいが雪室さんのインタビュー(写真付き)です。今日、東京新聞を扱っている販売店に行ってみたのですが、専売店でないため昨日分が発掘できませんでした…。

スポンサーの話題も出ていましたが、アニメは作画に長期間を要するので、脚本を書くのは最短でも放送の2〜3ヶ月前になるのです。だから、雪室さんの作品に限らず、アニメに最近の出来事の皮肉やパロディーに思える内容があったとしても、それは全て偶然なのですよ。

アニメ視聴者の基礎知識として押さえておいてほしいと思います!

東京新聞を入手しました。記事は24〜25面の見開きで、左(25面)が雪室さんのインタビューです。

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