「あずきちゃん」第99話 本当は怖いアメリカ土産


あちゃー。録画が白黒になっています。CATVターミナルとレコーダの間の配線が緩んで、C信号が入らなかったためです。DVDもあるのですが、何となくいつもと違った気分でモノクロの「あずきちゃん」を見てみることにします。OPの素敵な色遣いが台無しですが、グロ画像は怖くなくなりました。

この話は、アメリカから帰国した勇之助のお父さんに、あずきとヨーコがお土産のキーホルダーをもらうという話です。1期であれば、あずきvsヨーコの対決話を中心に仕立てられたのでしょうが、3期ということもあり、「鍵」をめぐる目まぐるしいドタバタ話が大半になっています。

お母さんが竹村さんのブティックの手伝いで家を空けることになったため、あずきがキーホルダーを使えるようになったのはよかったのですが…。


あずきとだいずだけの夕食でカレーのご飯を炊き忘れたり、満塁軒から出前を取ったりと、豆豆漫才をやるはめに。ちなみに、カレーのご飯炊き忘れネタは第50話に続いて2回目で、後には「ケロロ軍曹」の主題歌にもなっています(ウソ?)。

キーホルダーは持ち歩けるようになったものの、ヨーコには嫌みを言われるし、主婦業は思ったよりも大変だったのでした。このあたりの作画は、桜井さんの作風でしょうか。

さらに止めを刺すかのように、お父さんが出先で車の鍵を閉じ込めてしまいます。現代のワイヤレスキーではあり得ない失敗なので、今の若い人には、どうやったら鍵を閉じ込められるのかわからないのではないでしょうか。キーホルダーを持ってしまったがために、遠くまでお遣いに行かされるあずきなのでした。
たしかにどれも「キーホルダー」から展開しているのですが、では第99話のストーリーをひとことで言えと言われても、エピソードが盛りだくさんでなかなか言えない、そんな話です。
そして、勇之助のお父さんのアメリカ行きが、この話あたりから最終回を意識させる感じがするんですよね。再放送が終わるまであと18週です…。