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和泥水(和泥合水)

滋賀県東近江市にある禅寺臨済宗永源寺派大本山永源寺」の和泥水(わでいすい)地蔵尊永源寺紅葉スポットとしても有名で、秋には多くの参拝客でにぎわいます。和泥水地蔵尊)について、掲示されていた文面を以下に転載いたします。

和泥水和泥合水)と申しますは道元禅師のお言葉で「泥まみれになって尽くす」と言う意味であります。
善悪の別け隔てなく、一切衆生を漏れなく救済せんとされる、仏様尊い慈悲の御業(みわざ)を表すお言葉で御座居ます。
此處(このところ)にお祀りいたします地蔵菩薩は、弥勒仏来迎(みろくぶつらいごう)までの長き濁世(じょくせ)を見守り、六道至るところに衆生済度に向かわれます。
擦り切れた衣を纏(まと)うて、蓮華(れんげ)の台(うてな)にも休まれず、行脚(あんぎゃ)されるお姿は、正(まさ)しく和泥合水(わでいがっすい)の菩薩行であります。


つまり、和泥合水とは、「わが身を顧みずに、全力で他人を救うこと。」ですね。

(#)「禅寺の和泥水(和泥合水)地蔵尊」 (YouTube 動画)


(#)東近江市(能登川地区)故郷の町おこし

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