GPD WIN 2

たぶんこれを見てる方は”GPD WIN 2”でググって辿りついたと思うので余計な説明は省きます。
日本国内発売に先駆けて入手できましたので、参考になる情報を載せていこうと思います。


なお、IGGで4000番台の2次ロット品だと思われます。

  • 充電器


付属ので充電できるのはもちろんなのですが、普段持ち歩く用のコンパクトなものが欲しくて、以下を試してみました。
GPD WIN 2は初代と違って電源規格がシビアなようで、PD12Vに対応しているものから探しました。



cheero USB-C PD Charger 18W ( パワーデリバリー対応 充電器 小型アダプタ ) 対応機種へ超高速充電 AUTO-IC搭載 折り畳み式プラグ 1ポート CHE-324


18Wなので大丈夫かなーと思いましたが、電源OFFの時は問題無く充電できています。
電源ONの時も充電はされているようなのですが、後述するアンチウィルスソフトフルスキャン動作中では消費電力と拮抗しているようで、充電は遅いようです。
99%の時点で、残り5分と表示されています。98%の時に残り9分だったので、まあままあ正しい値かもしれません。
これは、電源プランバランス、画面明るさ100%、電源モード高パフォーマンスの時の値です。ですので、この辺をいじくればもう少し早く充電されるかもしれません。
なので、重たいゲーム等しながらも充電したい人は、もっと高出力のものを利用しないと駄目かもしれません。
ただ、この製品、びっくりするくらいコンパクトなので、持ち歩くのにはすごいオススメだと思います。


ちなみに、充電中は後ろの赤いランプが点滅します。充電が完了すると点灯となります。


家にもともとあったAnkerのPowerPort+5でも充電できました。



Type-C USBワットチェッカーを挟んでみましたがGPD WIN 2では機能しなかったので実際の電圧は分かりませんが、この製品は12Vには対応していないので、初期ロット以外はあまり充電器に神経使わなくても大丈夫かもしれません。
もっと安い後継機種も出ているようです。



Anker PowerPort I PD - 1 PD & 4 PowerIQ【Power Delivery対応 60W 5ポート USB-C急速充電器】 iPhone X / 8 / 8 Plus、MacBook、Galaxy S9、Xperia XZ1、その他Android各種対応(ブラック)
充電器増やしたいのでこれ買ってみようかな。

18W出力でも充電される事が分かったので、小型モバイルバッテリーも新たに購入しました。
PD対応のものは持っていなかったので。
小型といっても1000mAhくらいのものしか選択肢がないのですが、ちょうどスマホくらいの大きさで良さそうなものがあったので下記を試してみました。



Omars モバイルバッテリー Power Delivery 対応 Quick Charge 3.0 対応 パソコン 充電 バッテリー(USB-Cケーブル付) MacBook/ノートパソコン/iPhone/iPad/Android/Nintendo Switchなど対応可能 (1*USBA(QC3.0)+1*PD USBC+1*MicroUSB, 10000mAh)


問題無く認識して充電できました。出先で半日くらいならぶっ続けで使えるかもしれません。
バッテリー残量が100段階の数値で見れるのがとても便利ですね。それほど正確ではないと思いますが、何回か使っていてだいたいは合っている感じです。
これも12V対応ですので初期ロットのGPD WIN 2でも使えるかもしれません。

  • ウィルスチェック


世間ではなんかウィルスが混入してたというGPD WIN 2があったということで、セットアップ時にはネットワークに繋がず、まず最初にWindows Defenderでフルスキャンをしてみました。
30分くらいかかりました。
うちに来たGPD WIN 2は問題無かったみたいです。


ちなみに、問題があるやつの1例として、

C:\Windows\SysWOW64\system.exe

というファイルが存在するそうです。
いかにもOSの一部ですよ的なファイル名ですが、こいつがいたらアウトだそうで。。。


ただ、いなかったとしても、こういう事例があるという事は、他のウィルスに感染しているかもしれません。
フルスキャンは必須かなと思います。

参考)
https://www.reddit.com/r/gpdwin/comments/8qfvuh/warning_new_gpd_win_2_units_are_shipping_with/

  • キーボードについて


まず、キーボードがすごく打ちやすいです。劇的にここは改善されました。
初代では固くてプチプチしたものでしたが、GPD WIN 2は柔らかく押しやすいです。


ゲームパッドのマウスモードの挙動が初代とは少し変わりました。
初代では、左スティックがスクロールホイールになっていましたが、GPD WIN 2は十字キーの上下です。
左スティックはいわゆる左がA、上がW、右がD、下がSとなっています。
昔のゲームでよくある移動キーのマッピングですね、マニアック。
コンソール画面とかでRougueをやるにはいいのかもしれません・・・?


右クリックはR1、左クリックはL1です。
初代はR1でもR2でも反応しましたが、GPD WIN 2ではR2はカーソル下、L1はカーソル右に割り当てられています。
右クリックメニューを出したときに選択しやすいようにという事でしょうか。


ゲームパッドの右の4つボタンはカーソルキーとなっています。

  • 放熱ファンについて


廃熱ファンは自動制御です。電源をつけている時は常に回っています。
回転数を変えて冷却効果をコントロールするタイプですが、それなりにはうるさいかもです。


吸気口が背面(裏面)です。排気口はUSBポートとかがある後部です。
つまり、机とかにぽんと置いておくと、吸気口を塞いでしまいます。
吸気口を塞ぐと、ファンに負荷をかけないためでしょうか、CPUが動作していても放熱ファンが停止(もしくはゆっくり?)してしまいます。
利用中に急にファンの音が静かになったら排気口がふさがっていないかすぐに確認しましょう。


一応、机等に置いても少しだけ隙間があくように突起はついてるのですが、微々たる隙間しかあかないので、自分で足をつけてみました。
100均とかで色々見ましたがしっくりくるものがなく、結局下記が大きさや高さ粘着力共に良い感じで落ち着きました。



3M しっかりつくクッションゴム 7.9x2.2mm 丸形 22粒 CS-01

これすごくいいです!
既にある突起の隣と、中央付近に2つの合計6点で支えるようにしたら、風もうまく通っているし安定します。

  • 液晶保護シート


ディスプレイはゴリラガラスとのことなので、ひっかき傷には強そうですが衝撃には弱そうなので、保護シートを貼りました。
昔からあるような樹脂製のものと、最近よく見るガラスタイプがあって、今回初めてガラスタイプを選んでみました。
適当に2枚で900円くらいの安いのにしましたが、品質は問題なかったです。



GPD WIN2 フィルム 【2枚パック】 TopACE 硬度9H 超薄0.33mm 2.5D 耐衝撃 撥油性 超耐久 耐指紋 日本旭硝子素材採用 飛散防止処理保護フィルム GPD WIN2対応


最初の位置決めをちゃんとしないと、貼り直しはとてもしづらかったです。無理に剥がそうとすると割れそうでした。
そのくらいがっちりくっついてるという事でもありますが。

  • Windows10の入れ直し


デスクトップにSteamのセットアップファイルとかが置いてあって気持ち悪いので、私はWindows10を入れ直しました。
といっても、いわゆるクリーンインストールというほどのものではなく、最新のWindows10のインストーラーを実行して、何も引き継がない、を選ぶだけです。
ただ、タッチパッドのドライバだけ入らなかったので、


http://www.gpd.hk/news.asp?id=1519&selectclassid=002002


から入手しました。公式のものです。


上記のURLから最新のファームウェアを入手できるのでこれも適用しました。


キーボードのファームウェアは単純に、キーボードを押してもスリープから復帰しないようにしただけのようです。
この問題は初代GPD WINでさんざん悩まされましたね。セパレータつけてもダメな時はダメでした。


ゲームパッドファームウェアは、斜め入力が改善されてるとかなんとか。
XBOXキーを押しながらモードスイッチをゲームパッドに切り換えないとアップデータが実行できないので注意です。


ファームウェアのアップデータを終了した後は、再起動ではなく、いったん完全に電源を落とす必要があるようです。

IDCFクラウドを利用してみた話(VPN編)

仕事ではさくらのクラウドをもっぱら利用しています。
使いやすいUIでとても効率良く作業できます。


私は個人では今まで海外の激安VPSを利用していたのです。
年間1200円くらいでアホみたいに安いのですが、データセンター? が海外のため、どうしても転送速度がクソみたいに遅いのに不便を感じていて、やはり国内かなあと思い立った次第です。
んでまあ、色々ぐぐってDTIのServersMan@VPSが月500円くらいで使えるとのことで、しばらく試していました。
http://dream.jp/vps/
一番安いプランでもメモリ1GBでHDDも50GBなのでなかなか良いのです。


全然関係ない話なんですけど、私最近引っ越しまして。
正確に言えば、結婚したはいいものの、実家はまだ母がいるので、嫁姑問題とか発生したら妻がかわいそうだと思って、新たにマンション借りたんです。
実家はケーブルテレビのインターネットサービスで、ほぼ固定IPアドレス状態だったのですが、マンションの光はそうではない。


やんごとなき事情により、仕事用ではなくプライベートで固定IPアドレスが欲しいので、ServersManにVPNサーバーを立てようとしたのですが、なんともカーネルが対応してませんでね。
それで引越し先を色々と吟味していたわけです。


それで、国内でVPNサーバーが立てられる安いVPSサービス他に無いかなあと探していたら、IDCFクラウドを見つけたという次第です。
VPSの方が安いとばかり思い込んでたから、クラウドでも安いやつがあるなんて目から鱗が滝のように出ましたよ。


こちらも月500円くらいで、しかもクラウド
まあ個人で1サーバー使うだけなんでクラウドじゃなくてもいいんですが、クラウドなら最悪カーネルビルドしなおしとかできるんじゃないかなと。
スペック的にはHDDが15GBになってしまいますが、そんなに使わないのでいいです。


さっそくレンタルして、VPNサーバーをセットアップしてみました。
なおCentOS7です。
世の中には親切な人がいて、実行すると勝手にVPN関連のセットアップを行ってくれるスクリプトが公開されてましてね。
それがこちら。
https://github.com/BoizZ/PPTP-L2TP-IPSec-VPN-auto-installation-script-for-CentOS-7


チャイニーズ作成なので、レイシストではないけど一応変なことしてないかだけ確認して、フフンと実行してみて無事完了したんですが、どうも繋がらない。
結論から言うと、実行後に以下の内容を修正する必要があります。

/etc/ppp/options.xl2tpd

crtscts
lock
modem
削除します。
どうやら最新パッケージではもう利用されていないオプションみたいですね。


さらに、firewalldもうまく設定されていないので、以下を実行。

firewall-cmd --permanent --add-port=500/udp
firewall-cmd --permanent --add-port=4500/tcp
firewall-cmd reload

上のはIPsec/L2TP接続用です。PPTPは今回使わないので無視。


後は、IDCFクラウドのコントロールパネルから、ファイアーウォールで500と4500と1701のUDPを許可して、作成したサーバーにポートフォワードします。


これでばっちり動きました。
Windows10の場合、NAT-TなVPNには対応してないので、以下のレジストリをいじる必要があります。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\PolicyAgent
内に
AssumeUDPEncapsulationContextOnSendRule
をDWORD=2で作成

何かの参考になれば。


ちなみに、IDCFクラウドそのものは、コントロールパネルはまあさくらに比べたら天と地の使いにくさなんですが、サーバーそのものパフォーマンスは不満ないです。
使わない時は停止しとけば日課金されないのがVPSと違っていいですね。

Googleフォト内の写真を全て消去する方法

Picasa亡き後、PCの写真をGoogleフォトにアップロードするのに、Google Photo Backup? みたいな名前のソフトを使っていました。
しかしこれ、同期ではなくあくまでアップロードなので、写真をデジカメから取り込んで色々編集していると、別のファイルと認識されたりしてダブってアップロードされた写真が多く、いまいち感を持っていました。


とか鬱々してたら、GoogleドライブへPC内のファイルを同期できるソフトが公開されました。
やっと待ち望んだものがキタ━(゚∀゚)━!と喜んでたんですが、このままだと既にアップロードされた写真とまたダブってしまう。
そこで、一括して全て削除する方法はないかなーとぐぐってみてら、主に外人が、
「HAHAHA! シフトキーを押しながら全部選んで削除、これで明日はホームランさ!」
的な解説をしているのがたくさんでてきたんです。


さっそく試してみたら、一度に削除できるのは1500枚まで、という無慈悲なエラーメッセージ。
100枚くらいでもエラーになる事が多い。
こりゃだめだ。


そこでブラウザを自動操作すればいいんじゃね? って事で、iMacrosというプラグインを導入。
Firefoxの場合は
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/imacros-for-firefox/
これになります。


まず、Googleフォトのトップページを開きます。
https://photos.google.com/?hl=ja
もちろんログインしておいて下さい。


そこで、下記のマクロを定義して実行します。

VERSION BUILD=9030808 RECORDER=FX
TAG POS=1 TYPE=DIV ATTR=role:checkbox
TAG POS=1 TYPE=DIV ATTR=data-tooltip:削除
TAG POS=2 TYPE=SPAN ATTR=TXT:ゴミ箱に移動
WAIT SECONDS=5

1回実行すると、1日ぶん削除されます。
これを実行したい日数ぶん実行すればいいのですが、日数なんて数えてられないので、とりあえず10000回とか指定します。
あとは放置するだけ。
空になったら自動的にエラーとなって止まります。
けっこう時間かかります。


ただ、末尾のウェイト5秒では間に合わない場合もあるみたいで、たまにエラーで止まります。
その場合は10とかに増やして下さい。

Windows10でファイル共有先が名前で見つからない時の対処

ファイル共有先のIPアドレスpingを打ってもちゃんと返ってくるし、IPアドレスを直接指定すれば開くのだけど、NetBIOS名で開こうとすると見つからないというケースではまりました。
例)
○\\192.168.0.10\
×\\NAS\
ぐぐると、たいていNetBIOS Over TCP/IPを有効にせよ、的な回答しか得られないのですが、これでも解決できなくて色々試行しました。


結論からすると、NetBIOSが利用しているインターフェースで使うように設定されていません。
というか、過去は設定されてたんだろうけど、なんかの加減でレジストリがふっとんでます。
これを直せば良いのです。


まず、自分が使っているネットワークアダプタのGUIDを取得する必要があります。
管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、

wmic nicconfig get caption,SettingID

と入力して下さい。
するとネットワークアダプタの一覧がずらっと出てきますので、その中から利用しているネットワークアダプタの名前を探して、一番右の謎の文字列を控えて下さい。
これがGUIDです。

これを利用して、以下の値を修正する必要があります。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\NetBT\Linkage\Bind
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\NetBT\Linkage\Export
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\NetBT\Linkage\Route

これらはテキストなのですが、ほにゃらら_{GUID}の列挙になっています。
それぞれほにゃららの部分が違います。
例えば、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\NetBT\Linkage\Bind
の場合は、
\Device\Tcpip_
から始まります。
これとGUIDを合体させて、末尾に
\Device\Tcpip_{GUID}
を追加してやります。
他の2項目も同様にほにゃららを変えつつ追加します。


追加し終わったらPCを再起動すればNetBIOS名でのアクセスが復活すると思います。
しない場合は、そもそも関連するサービスが動いてるかとかチェックすると良いと思います。
たぶんここに辿りつく前にさんざん試してるとは思いますが…。



トラックボールつきBluetoothキーボード TK-BT02

プログラマーとして私は、常にキーボードの上から手を離さなくても良いオペレーションを日々渇望しているわけで、最初にたどり着いたのが、ミヨシ社のTK-BT01でした。
もう1年以上前の事なのですね。
http://d.hatena.ne.jp/mydq/20160222
こいつが生産終了となって嘆き悲しみ、だましだまし自分で修理して使っていたのですが、ホイールが完全にダメになってしまい、諦めて別のを探し、ELECOMの似たようなものに移行したわけです。
http://d.hatena.ne.jp/mydq/20170121
こいつはキーサイズが小さいものの、まあまあ活躍していました。
ただ、トラックボールが自分で清掃できない仕様なので、どうしても内部にほこりがたまるらしく、そのたびにエアダスターをふきまかしてなんとかしてたのですが、1日に何回もそれやってるとストレスではげそうになりました。
つまりまだフサフサ。
あと親指で小さいボールを転がすので、親指がもげそうになった。
つまりまだついてる!
最近は別にマウスを繋げて使っていたのですが、保障期限内だけど自分で分解して清掃しないとダメかなあと思ってたんですよね。


そしたら!
ミヨシ社からTK-BT01の後続機が出ました!
もうね、そのアナウンスを見た途端、速効ポチりましたね。




本当は月末くらいが発売日らしいのですが、何故か数日前に送られてきたのでレビューなのです。


まず、ちょっとコンパクトになりました。
ELECOMのがサイズのわりに重量感があったので、これは嬉しいかも。
カタログスペックは見てませんが、TK-BT01の電池抜いたやつと比べてみましたが、心なしこっちが軽いような?


ただ、そのせいで、キー数が減りました。
右側のALTは潔く消え去り、scrollロックとかBreakとか今時使わないなあってのもなくなりました。
PrtScキーはFn同時で生き残ってるので私の実用上は問題ないです。
他にFn組み合わせに降格したのは、無変換ですが、こちらも私からしたら誤爆の元だったので問題なしです。


トラックボールは引き続き19mmなので、とてもなめらかに操作できます。
DPI切り替えはFn同時押しではなく、独立キーに昇格しました。
その代わり、マルチメディア系のはFnキー併用となりました。使って無かったからどうでもいいです。
ホイールも健在で、ELECOMのホイール機能はボタン連打する必要があって手が疲れましたが、快適スクロール生活に戻れました。


キーピッチは前と変わらず打ちやすいです。
タッチは好みが分かれるでしょうが、柔らかめで私は好きです。
ただ、カーソルキーが絶望的なまでに小さいので、ここだけが打ちづらいです。
これなんとかならなかったのかなあ。


接続するものは3台まで切り替えられます。
これはELECOMのもそうでしたが、あっちはいちいち電源をOFFらないとダメだったのですが、これは電源を入れたまま切り替えられます。
なので、スマホで文字入力が多いアプリを開発するのが楽になりました。


カーソルキーは慣れるしかないですが、完成度がより高くなって新製品が出たのはうれしいです。
またすぐに壊れませんように・・・!

Windows10の立体音響機能とRazorSurroundを比べたお話し

Windows10CreatorsUpdateがきまして、噂には聞いていた仮想3Dサウンドが標準でついてるのを確認したので、今使っているRazorSurroundとの違いを調べてみました。


Windows10のは、タスクバーのスピーカーアイコンを右クリックすれば、立体音響ありなしを選択できます。
ありを選択するとスピーカーのプロパティが開き、MS製とDolby製が選べますが、Dolby製は有料なので今回はとりあえず見送り。


結論からすると、RazorSurroundの方が細かい調整ができるし断然音の定位が素晴らしい。
MSのは前方の音は左右90度から聞こえ、後方の音は左右100度くらい? で聞こえ、つまるところ、ほとんど立体感ないです…。


ただ、IntelSSTなAudioデバイスでも利用できるので、ATOMタブレットとかでゲームするには、少しはマシになるのかも。
RazorSurroundが対応してないオーディオデバイスでRazorSurroundを利用する方法は
http://d.hatena.ne.jp/mydq/20161118/p1
に書いてあるのでご参照下さい。



海外での決済を比較してみた話

先日、ドイツに旅行に行ってきまして、現地通貨のゲットをどうするかで悩んだのです。
結論からすると、空港とかのバカ高い為替レートなんかで両替するより、ソニー銀行を利用するのが安かった。
つまり、これからソニー銀行をおすすめする記事を書くのである。


ただ、具体的な値は覚えてないので、GearBestという海外通販サイトを例にとって解説を試みる。


今回のターゲットはこれ。


ゲームコントローラーつきミニパソコンです。CPU最新版です。
これが欲しくて販売店のサポートを日本語で受けたいとかの人は、大人しく日本の販売店で買った方が良いです。


さて、これを海外で購入するとして、私はこの手のものはたいていGeekBuyingかGearBestを利用しているのですが、今回はGearBestのポイントが貯まってるのでそれを消費するためにGearBestにします。
ちなみに、

  • GeekBuying→本体価格はGearBestより安めだが、送料が高い
  • GearBest→本体価格はGeekBuyingより高めだが、送料が安い

てな感じで、配送業者にはDHLを使うのが個人的におすすめなのですが、そのパターンではどっちもたいして変わらないケースが多いです。


ではGearBestでGPD WIN Z8750で検索して、出てきた商品を見てみると、$334.29となっています。DHLだとこれに$2.68かかるので、合計で$336.97となりますが、今回は分かりやすく送料無料を選択したとします。
ここからが勝負!


私はドルなんて蓄えてないので、なんらかの方法で円からドルにしなければならない。
まず、GearBestで円で買わせろ、と上部のcurrencyを円に設定すると、$334.29が38335円となります。つまり1ドル114.68円くらいですね。
じゃあドルのままPayPalで支払おうとすると、37696円と出ました。お、ちょっと安いぞ! 1ドル112.76円くらいで両替してくれるわけです。


しかし戦いはここからなのです。


PayPalでドルのまま支払って、クレジットカード会社の為替レートで購入するという手もあります。
しかし、クレジットカード会社の為替レートって確認するのなかなか難しい、というかほぼ無理のような。
だいたい1-3%くらいの手数料込みのレートになると言われていますが、これ、購入時のレートじゃなくて、あくまで決済時のレートなんですね。先が読めない。


そこで我らがソニー銀行様のVISAデビットカードなんです。
ソニー銀行で外貨口座を作ると、ソニー銀行がリアルタイムに発表している為替レートでドルを購入する事ができます。
ちなみに、上2つのレートを調べた時点での為替レートは・・・なんと1ドル109.27円! このレートでお買い上げなら、なんとお値段36528円!
GearBestやPayPalの時点でドル→円にするより、最終的に2千円弱安くなる。
これなら差額で周辺グッズとか買えちゃう。


まとめると、手順は以下の通りです。
1.海外通販サイトでドルのままPayPal決済を選択する
2.ソニー銀行でドル口座に購入額を入れる
3.ソニーVISAデビットカードを利用してドルのままPayPalで決済する
4.ソニー銀行の外貨口座からすぐさま引き落とされる

他にも外貨口座が開設できる銀行は色々あると思うので、為替レートがもっと安い銀行もあるかもしれませんが、ソニー銀行のVISAデビットカードソニーストアで決済に使うと3%オフになるので、GKの方々におすすめなのです。


話がだいぶ戻るけど、海外旅行の時もこの安いレートが利用できるんです。
”海外旅行 両替”とかでぐぐると、FX口座を開いてそこで両替してから銀行や空港で現地通貨で出金しよう的なページばかりヒットするのですが、よく読むと2000円とか手数料とられる罠があって、少なくともドイツはVISA対応のATMはいたるところにあったので、そこから必要なぶんだけ外貨口座からちびちび下ろした方が安かったです。
ちなみに外貨口座に入金するのは円普通預金からスマホでいつでもOKです。


じゃあ…ソニー銀行口座開設はこちらをクリック! とかやると思った?
面倒だからやらないす。