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12/24/2007

[][]「ミク著作権問題」一週間を振り返る

タグづけいろいろ迷いましたけど、あんまり放置しておくのもあとで大変なので、とりあえずこれで。

12/17/07 - 問題浮上:みくみくにしてあげるJASRAC登録

この問題が初めて浮上したのが約一週間前の12/17/07 closebox さんとこのみっくみくがJASRACに登録されてるよという記事。それ以前にもカラオケ化は周知され「メジャー化」を喜ぶ声多数だったのが一変、JASRACへの問題意識、拒絶反応などから問題が顕在化し騒然とする。ようつべ板に1スレが立つ(2007/12/17(月) 21:22:02)。

12/18/07 - 伊藤社長「事前の相談なし」

そして明けた18日深夜(24:46)、クリンプトン社長(伊藤氏)による「JASRAC登録に関する事前の相談はなし」というコメントがブログに投稿される。また登録に関しアーティスト名が「初音ミク」であることも初耳である、と。

12/19/07 - DMP「了承を得た」

これを受けて12/19 19:31 にドワンゴ・ミュージック・パブリッシング(DMP)がニコニコニュース上にて「作者およびクリンプトンの了解の受け着うた配信を開始しており」「作家より楽曲の信託を受け、その徴収業務をJASRACに委託」したこと、またそれは「クリンプトンおよび指定代行業者の了承を得た」上で行ったと発表。アーティスト名に関しては「社内連絡の不徹底」により誤って登録されたと言明。この時点では修正の対応の言及はなし。

12/19/07 - 各p「了解してないのにいつのまにか着うた配信」

上記発表にて「作者の了解を受け着うた配信を開始」とあるが、それと前後するようにスレにてp(packaged作者 kz氏)より「契約書などなくメールだけのやり取り」というカミングアウトがなされる。それに触発されるように他のpもスレに降臨し、中にはOKすら出していないのに配信されている、と告白するpも。「許諾」の密度は各pによって違うが(kz氏は自分は了解した、とのこと)、十分な合意(契約締結、マージン、権利関係)がなされないまま原盤(wav)の送付を要求され、その後何も連絡もないままいつのまにか配信が開始されている、という事態は共通。各pは配信停止手続きの入り、いくつかは停止された。

12/18/07 - ika氏「DMPへの管理委託、JASRAC登録に同意」

ika氏の場合はこれと異なり、(現在削除されているものの)12/18づけ自身のブログにおいて「DMPへの管理委託、JASRAC登録に同意」している旨表明。氏自身が、合意当初にJASRAC登録による二次創作制限への影響、権利譲渡の本当の意味を理解していたか、また契約書の締結は行われたのか、などは不明だが、他サークルに対し3DPVの使用を許可していることから、権利譲渡を理解していない、とも思われる。また未成年ではないか、それなら親の承諾はとったのか、などの疑念もあるが、それも不明。当該表明は現在削除されており、その後一切姿を見せず。

12/20/07 - ドワンゴ株主総会、ネット上での伝播

奇しくもこのタイミングでドワンゴの年一回の株主総会が開かれる。が、本問題への言及・質問はなかった模様。株価は本日13%ほど下落したが、これは本問題の影響というより、前日の違法ダウンロード云々によるものの影響と思料される。

前日のネット上の騒ぎをとりあげるネットメディアがいくつか。CNET コラム、ITMedia栗原氏など。いくつかのニュースサイトも捕捉しはじめ、問題が伝播していく。

12/21/07 夜半〜未明 - CとDMPの公開文通とまろゆきの介入

そして夜半から事態は急展開。12/19のDMPによる「クリプトンの了解を得た」という発表に対して伊藤社長が「経緯の説明」。クリンプトン側が配信は契約が完了してから、という認識だったのに対しDMPは口頭のみの許諾にて配信を開始していたこと、一社による独占は望ましくないこと、仲介業者が介在していること、それにより事務手続きが円滑に進まなかったこと、クリプトンが業界の慣例に慣れておらず不備もあったこと、などを説明。また「断じてJASRACには登録は行わない」旨強調。

これに対してDMPは再反論。[tba]

それに対して伊藤氏、「[独占うんぬん, ヲレがJASRAC登録するわきゃねーだろ]

ここで、当初「無許可はよくないね、うん」と完全に傍観者気取りだった2ちゃん管理人、ニワンゴ(ドワンゴ子会社)取締役ひろゆきが突如仲介に踊りでる。ドワンゴは一旦「ミク」はずしていっぺん白紙に戻したら?と仲裁案を提示。

が、それをガン無視するようにまたまたDMP:「おまえがわるいー。泥沼」

伊藤氏「いい加減やねー疲れたわ、ま、週末にでも電話するわ」

12/22/07 - 土曜日

非営業日に入ったため、両者の表立った発表はなし。仲介業者は一切表に出ず。

耗夜メテ現る。

12/23/07 - まろゆき降臨とIRSC原盤問題

仲立ちしようと間に入って妥協案出したのに思いっきり蹴られた涙目ひろゆきは、DQ4をやりつつようつべ板スレに降臨。状況把握のため質問、レス返しなどをするが、意外と基本的な事項を把握していないことをじゃがりこ。DMPのエロい人を探してはなしてみるー的な?

日が明けると新たにIRSC原盤問題が浮上。wav を受領したDMPが原盤権者としてIRSCに登録しているのではないか、という疑念。だがこれは推測であり、原盤権はクリンプトンに、という記述もあり、詳細は不明。

ドワンゴつながりから(DMPの声明がニコニコニュースで発表されているなど)ニコニコに変わる受け皿、場を模索する動きも。zoome

12/24/07 - まろゆきみっくみく

DQ4もそこそこにまろゆきがみっくみくにされていたことが判明。クリスマス粉砕デモ当日13:00。

12/25/07 - そして和解

そしてクリスマス当日11時、クリプトン、DMP両者から共同声明が発表される―和解。

これまでのいざこざは手打ちとし、両者協力して契約締結、配信手続きを進めること、権利関係の整理、原権利者へのオプション(代行会社、著作権管理会社の選択)の提示、説明、そして時代に即した著作権スキーム構築への努力などを盛り込んだ。

責任の所在等一部不明確な部分も残されたが、両者の協力姿勢が打ち出され、前向きに事が進んだのは非常に喜ばしい。特に今後の著作権スキームの構築に向けては、両社のみならず、潜在的著作物創作者であるユーザも進んで議論に加わるべきであろう。

12/25/07 - ひろゆきの「働き」そしてgdgd生放送

これを受けてひろゆきがようつべ板スレに降臨。「寝てたら果報がきた」、と。おそらく「寝てた」というのは彼なりの方便で、なんらかの「和解工作」に励んでいたと推測される。同日20:00 からの生放送では「どこまで話していいのか分からないけど、和解したようでおめでとうございます」と、自身の介入を匂わせつつも外野っぽく詳細はスルー。koizuka氏との「対談」は予想どおりgdgdで、zoomie、h264関連の話が出たところでストリーミングサーバーが落ち、対談終了。

12/26/07 - 「怪文書」は水に流れました

DMPからニコニコニュース上に掲載されたCへの反論記事二つが消去された。


(加筆、修正予定)

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