英国王のスピーチ(King's Speech)

いうまでもなくアカデミー賞を総なめした作品。
http://kingsspeech.gaga.ne.jp/

  • Wikiからあらすじ、つーか概要のみ

タイトルの「スピーチ/speech」は演説という意味をもつと同時に、話し方、話しぶりという意味がある。そのため、映画の題は、「英国王の演説」それに「英国王の話し方」の2つの意味を表している。
映画の展開は最初はアルバート王子としての「演説」体験、最後にジョージ6世としての重要な「演説」体験があり、そのふたつの演説の間において、彼が「話し方」において努力をかさねて、吃音症と立ち向かいながら(克服するわけではない)、国民に愛される国王として成長していくドラマ、という構成になっている。
この映画は、オーストラリア出身の言語聴覚士ライオネル・ローグ(Lionel Logue)の私的な療法についての話をもとにして書かれた脚本によっているが、このローグの記録は2010年秋に単行本として出版された。この脚本化は30年以上前にディビッド・サイドラーによって映画、および劇場公演のために企画されたが、ジョージ6世の王妃エリザベスが、彼女の生きている間は公にしてほしくない、と許可を与えなかったため、当時は見送られた。


実はまたしても最初は寝てしまった。たくさん(2駅分)歩いたせいだと思う。


映画自体はよくできた、よくねられた作品で非の打ち所はなかった。(寝てしまったけど)
ボク的にはその前のソーシャルネットワークの方が単純にぐいぐいとひっぱるストーリーと展開と主人公の個性的な演技がおもしろかった。
アカデミー的(高齢で保守的?)にはやはりこちらなのだろうか。


この映画の中での二つのすごい点
 ・最後のスピーチの時に流れていたベートーベンの交響曲第7番の第二楽章の豊かな旋律
 ・言語聴覚士ライオネル・ローグ役のジェフリー・ラッシュ、彼は映画シャインの中で、ちと狂いかけたピアニストを演じていた
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5
  あのときの彼はやや吃音だったように思うけど、今や吃音を直す立場w、というか、シャインとは180度違う落ち着いた風格のある演技に感銘した。

それと…
 ・奥さんのエリザベス役のヘレナ・ボナム=カーターは最悪映画のウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師の人肉パイの調理人だった、ちょっと太った?



今年三回目の映画鑑賞(備忘録)
1.アンストッパブル(★★★)
2.ソーシャルネットワーク(★★★★)
3.英国王のスピーチ(★★★)