2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧
1996年のこと。三省堂で小出版社のフェアがあった。といいますか、当時三省堂にいらっしゃった守屋さんの発案で実現したフェア。それから、13年もたっている。夏目書房はなくなってしまった。パピルスは休業中でしょうか。 以下はそれに続いての第2段だと思…
せんだいメディアテークで検索したら、こんな面白そうな催しが仙台である。「面白いのは、結局web1.0だった」というのは、脱力系笑いである。「この先の本のかたち」なんて言っている場合ではないのだ、と私憤は抑えて、客観的にそう思う。 http://www.smt.c…
ことしも、『ことばの宇宙への旅立ち』の刊行の準備をはじめた。DATと普通のというか往年のカセットテープレコーダーでインタビューを録音する。『ことばの宇宙への旅立ち』は、ラボ国際教育センターと共同して本を作っているということがあり、西新宿のラボ…
祝、奥山恵美子さん、仙台市長当選。何度もお目にかかっているというほどではないけれども、私が進化する図書館の会をやったり、ビジネス支援図書館推進協議会を立ち上げたりしていたころ、せんだいメディアテークの館長さんということでお会いしたことがあ…
ひつじ書房が、朝日新聞読書面にはじめて広告を出しました。 ひつじ書房はじまって以来のことです。これまで、新聞広告は出したことがあります。いちばん、はじめての時は中日新聞だったと思います。1990年代中旬、そのころは泊まり込みで仕事をしていたんで…
金田伊功さんを悼む。『風の谷のナウシカ』、『天空の城ラピュタ』、『となりのトトロ』、『魔女の宅急便』、『紅の豚』、『もののけ姫』の原画を担当した方。たくさんのお世話になっていることを思います。
文京区で頑張っている経営者にインタビューしたいとの取材の申込みがあったとアシスタントのTがメモしていた。しめしめ、やっと私のことが分かる記者が現れたか、当然だよね、今までどうしてそういうのがなかったのか。筑○書房の復刊のセールスに過ぎないの…
白子中里海岸で、地引き網に参加しました。総勢、200人くらいいたでしょうか。右手と左手に分かれ、地引き網のひもを引っ張ります。ひもは綱引きの綱くらいの太さかと思っていたら、意外に細いのですが、しっかりと握って引っ張ります。観光協会の人(?)の…
久しぶりに、上海チキンへ。親父さん元気で、客席に話しかけている。私は、密かに恰幅のいい親父さんを食べ物屋の親父として尊敬している。隣の席のお客が、味が何年たってもかわらないのが、すごいと言っている。いい職人がずっといると言ってほめているよ…
高校生の時、2年生だったかな、キングクリムゾンの『新生代へのガイド』(というようなタイトルであった)というベスト集のようなものを手に入れて、それ以来のクリムゾン好きで、私がこのグループが好きというのは少ないのだが数少ない明確に好きと言える音…
ひつじ書房では、現在、Oxford Style Manualを編集部みんなで毎週読んでいる。一段落ずつ一人に割り振って、英語を日本語に訳す。このOxford Style Manualは、本や論文のルールが書いてあるマニュアル的な本としては、Chicago Manualと双璧とされている。ど…
学術書の校正者を探して、ネットで校正と検索しても、英文校正の会社しかでてこない。学術書の校正を頼むとしたら、どうなんだろうと簡単な気持ちで検索したが、しゅうちん社さんが、 googleに広告を出しているくらいで、検索ででてくるところは、普通の書籍…
インターネットが、民主主義のツールで、個々人の力をエンパワーメントして、経済学者コースの論を元に大企業はもう必要がない(岡部一明さん『インターネット市民革命―情報化社会・アメリカ編』お茶の水書房)といったことばが、あった時代が懐かしい。この…
2009年 ひつじ書房 社員募集(編集+出版業務)ひつじ書房は、ことばの研究ということにこだわりをもって出版をしている会社です。比較的若い社員で運営しています。21世紀に出版というものはどうあるべきか、ということを考え、いろいろと挑戦している会社…
Studio Voiceなどなどの休刊で雑誌の時代が終わった、ということをいう人もいるだろうが、ブックファースト新宿店なんかにいくと雑誌売り場の叫喚というさま。雑誌の時代が終わったという発言は一面的だ。いうなら、それぞれがそれぞれで叫んでいる時代か。3…
イギリス人はパブではgotta peeと言って謝るらしい。ネイティブの知り合いがいないので、実際のところは、わからない。YouTubeで検索してでてくるのだけれど、何か叫んでいてどうなっているのか、わからん。今、ひつじで輪読しているLinguisticsにこのことば…
七夕は、普通雨空であるのに、今日は快晴。ブックファースト新宿店で、『東京かわら版』を購入。巻頭インタビュー三遊亭円丈。「間も芸である」
「人文学及び社会科学の振興について(報告)−「対話」と「実証」を通じた文明基盤形成への道−」の報告書の中で、人文学および社会科学の目的、存在理由として書かれていることが、「他者」との「対話」である。そのことを実感できるだろうか。これから、し…
アニメやマンガを取り上げた日本語教材を作りたいと私は思っているが、日本語教師の方で、アニメやマンガが好きという方にあったことがない。この世の中にはこんなにもアニメやマンガがあふれているのに好きという人がいないということは不思議なことのよう…
現在、日本語教育の研究論文集を編集しているが、面白い内容で、その内容に啓発されて思うことがある。東アジア圏から来た若者たちに日本語を教えていて、文化的な違いに驚くという異文化接触というのが背景にあるのだが、その時に日本文化や日本人の特徴や…
正林堂店長の雑記帖http://blogs.yahoo.co.jp/hosinopp/archive/2009/01/263,000人しか利用者がいない少数民族の言語と8,000万人が利用している言語の間に、数の大小で優劣があるわけではない。 このことは、比較的誰もがすんなりと理解してくれることだと思…
7月に入ってしまったということは、2009年も後半に入ったということだ。うーん。現在、執筆要項を改訂中です。6月中に原稿をいただくことになっていた先生方から、メールがいくつか届いた。6月中に原稿をいただかないと年内が難しくなる…。かもしれません。…