「ライオンハート」恩田陸
【あらすじ】
いつもあなたを見つける度に、ああ、あなたに会えて良かったと思うの。
会った瞬間に、世界が金色に弾けるような喜びを覚えるのよ…。
17世紀のロンドン、19世紀のシェルブール、20世紀のパナマ、フロリダ。
時を越え、空間を越え、男と女は何度も出会う。
結ばれることはない関係だけど、深く愛し合って―。
神のおぼしめしなのか、気紛れなのか。
切なくも心暖まる、異色のラブストーリー。
【感想】
時間と空間を超え、何度も出会う男女の話。
会えるのは僅かな時間だけ・・・
でもその再会を待ち焦がれる。
独特なラブストーリーです。
ただ私は物語に入り込めませんでした。
導入と最初のエリザベスとエドワードの話は良かったのですが、
そのあと何回もそれが続き、そして最後の結末が・・・
えーこれで終わりかよ!って気分でした。
短編として読めばよかったのかもしれません。
嫌いな人はいないと思いますが、物足りないと感じる人が多いかもしれません。
一風変わった恋愛ものを読みたい方はどうぞ。
【おすすめ度】
★★☆☆☆
ライオンハート (新潮文庫) | |
恩田 陸 おすすめ平均 大好き 三島由紀夫と恩田陸 恩田ファンとしてはぜひ抑えておきたい一作 結末 リチャード一世の話ではない Amazonで詳しく見る by AZlink |