ばったりWEEK

・いつもの通り道をチャリンコで通り過ぎる。違和感を感じて振り返るとなんかおる。近づいて見ると、亀だった。のそのそ歩いている。車がよく通る道のど真ん中だ。なんや事故になっても嫌やからと気になって戻り、向かっていた方の道まで、そっと持って下ろす。帰りにはその周辺におらんくなっていた。とりあえず、無事だったらええんやけど。それにしても、なんであんなとこに亀がいたんやろか。

 

・今日はひきが強い。次から次へと友だちに会った。初めていった喫茶店で、ストンプでライブ前という友。なんば駅に向かう途中の道すがら、イベントの仕事をしている友。そんな流れで、せっかくやからと、お寺で演奏される雅楽やバンドの生演奏を観て帰った。ちょうど連絡せなーと思ってたから、ちょうどよかった。

 

・カットに向かう乗り換え地点、JRと南海の乗り換えで知人とばったり。改札口でなんか見たことある人やな、、せやせやで思い出す。ふた周りぐらい年上のお姉さまで可愛いお方だった。先日、雑貨屋さんで初顔合わせをしてきゃっきゃっ言い合って買ったマフラー、お互いしてた。お姉さまは鏡の国のアリスモチーフのマフラー。私は鱗柄のマフラー。二人でやっぱりお似合いで可愛いですねって言い合いながら、さようならした。やっぱり可愛いものってパワーになる。何歳になっても可愛いままでおられるのほんま素敵でいい。その後、鶴橋でカット。あんなに醤油顔が好きって言うてたのに、いきなり塩顔の人が好きになることもあるし、人は突然変わるので方向転換してもいいという話や大阪で暮らしているとせっかちになるとか。石は面白そうなどの話をして、少し前髪を作ってさっぱりして帰る。呑みたくなる気分を堪えて帰宅。

あれとこれと、それもこれも

・やっぱりわからんことは、その道の先輩たちに聞くのが一番や。

 というわけで、会へ申し込みをする。メール送信、オン。

 

・お世話になった方へ緊張しながら書いた手紙を郵便局で出す。パソコンで何度も推敲して削ったり追加したり。その翌日、別のお友だちから、少しずつ元気になってきましたと嬉しい手紙が届いた。

 

・落ちこんだりもしたけれど、私は元気です。と言いたくなるような今日。

 

明石港に集合してフェリーで岩屋港へ着く。船に乗るだけでほんと遠くまできた気分を味わえてよし。教えてくれた人にありがとう。そこから、お馬さんに乗って、いつもと違う景色を眺める。散策コースの道にある草をたくさん食べては寄り道してたゆうじろうくんは、女の人が好きだそう。最初から最後までちょっと緊張したけど、お馬さんのお尻は柔らかくてあったかい。その後、おしゃれなサンドを食べて、物足りなさを感じたみんなで寿司食いねぇ。値段なんか気にせず、高い色のお皿もばんばん取り合う。なんだか急に豪遊した気分。寿司うまし。満腹になって海岸沿いで初の石拾い。みんな、袋にたくさん入れている。たまに波の音を聞いたり、夕日を見てサボりつつ、自分は4つ。帰りに牡蠣とタコの居酒屋さんで再び食べる。もうお腹いっぱいと言っていたのだが、牡蠣フライもペロリ。お酒も大ジョッキでごくり。トランプくじによる酎ハイ半額と倍増の勝負、1勝1敗だった。

 

・映画『月』を観て、おなじ監督なのかと『愛のイナズマ』も別日で観る。

トーンが違う映画ではあるものの、どこかしらテーマが重なる部分がある。

あの、携帯ショップの店員さんとのやりとり、自分と重なったなー。そうなんよな。こうだから、こうなんです。という正しさ。その正しさの前で全部ストップして排除されてしまう。でも、仕方ないみたいな。寛容さがなく、まったく通用しない。講演会で保坂さんが話していたことにも重なるのかな。そっち側にならないことは出来るみたいな、それはやっぱり考えたり、抗ってまた考えて行動するでしか分からんのかも。どちらもこのタイミングで観れてよかった。最後のエレカシの歌もよくて、励まされた映画。

積読でいっぱい

・フリータイムに突入して二ヶ月。先月は各種の手続きにくたっとなって、ネトフリばかり見て過ごしていた。こりゃ、いかん。寝っ転がったままの自堕落な生活で、このままで身体にいいわけがないやん。というわけで、いつ買ったのか覚えていない「モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット」に載っている運動を再開する。二年前、コロナ期間に運動をした時、体がすっとしたのを思い出し、はじめる。痩せたいというより、整えたい気分。たった5分のエクサイズで終わるというのがよいが、自分はそんな一気に出来ず、ゆっくり呼吸しながら15分くらいかかる。続けたい、運動。

 

・『語りかける身体』西村ユミを途中まで読む。対話が成立しないと思われている患者でもおそらく身体コミュニケーションを通して交流しているのではないか。それらを看護に携わっている人のふりかえりと気づきによって語られる言葉を西村さんが現象学という手法で読み解いていく。さくさくと読み進められない。それは、患者と看護の間である、きっとそうかもしれない、いや、そうではないかもしれないの間であり、確信を科学的に証明できない、科学では削られてしまう部分もあり、それを証明する為にメルロ=ポンティ現象学を用いられているからだ。その概念や意味がすんなり入ってこない。初めて知った現象学は「世界を見ることを学び直すこと」「主体と客体という二項対立の手前にある〈身体〉固有の存在次元を問対とする」など気になる言葉がたくさんある。対話や語られる言葉、それを身体全体を使って受けとめて交流する。なんとなく、小野和子さんの本を思い出した。

 

・眠る前には明るい気分で眠りにつきたい。北加賀屋のイベントで購入した友田とん『ナンセンスな問い』を読んだのは深夜0時。ほんの小さな問いをきっかけにして、壮大に広がっていく、狭くて広い可笑しな世界。決して止めることのない、探究力に妄想と現実が入り混じって、あぁ、オモロかった、寝よと布団に入った。

 

・梅田にお目当てのお菓子を買いに行って、ハービスで開催されていた本のマルシェにも足を伸ばす。

みゆきちゃんと立ち話した後、シカクで『美味しんぼの話をさせて2』を買うことにする。美味しんぼは、小さい頃も見たがうる覚え。最近、ネトフリで配信していたのを全部見た。あの昭和漂う世界観が好きだ。お決まりの「士郎お前は何もわかっていない」という海原雄山対決のくだりも。読みながら、共感できるところ満載であーたのしい。

お隣のtoi booksさんで『全身が青春』を。帰りの電車で磯上さんの日記を順を追って読んでみる。世界の見え方が優しくなるような、あったかい気持ちになった。そうそう、毎日の日常としての手触りと心細さもあるような繊細な感覚。

1003さんでZINE「里山通信」0号「わたしにとっての居心地の良さとは?」

藤井聡子(ピストン藤井)/清田麻衣子(里山社)を。同世代の二人の飾らない話に、せやなーと頷いたり、自分はどうやろかーとも考える。

せやった、せやった

・すきま時間で顔を出して、おはよう〜と声をかける。ほな、また来るわ。

 

・阪急で開催されていた英国フェアへ遊びに行く。いつもお世話になっているマズルカさんが出店しているからだ。いつもの場所で見当たらなかったから、諦めて帰ろうとしたら、発見。買い物にいらしていたオシャレでかわいいお姉様たちと一緒にあれもこれもカワイイっと言い合いながら盛り上がる。かれこれ二時間以上はいたんじゃなかろうか。心臓にも似た形状のミニミニ花瓶と2トーンカラーは珍しいらしい親指サイズの子豚陶器を買って帰ることにした。後、手触りが最高に心地よいリバーシブルのストールと柄がかわいい薄手のマフラーをマズルカプライスで購入。いつも採算合うのと周囲に心配されるとお姉さんが言うてた。ほんとにそうや。とてもいいものがマズルカプライスでうれしい。お薦めされたリントンの紅茶も頂いて帰る。クッキーとこの紅茶の組み合わせがよくて、うまいっとにんまりした。

 

・手続きを無事に終わらせる。帰り道でうぇっと3回くらいなる。

 慣れないことは慣れへんのです。

 

・鍼 まだストレスいる。これが本来のみゆきさんの状態です。はい。ぽかぽかした気分で帰る。夜、音凪さんで友だちとご飯。うまい。たくさん食べてお腹いっぱいになったはずなのに家に着いたらなんか食べてしまうんよねーと言い合い、友だちからお皿大盛りのパスタ写真がLINEで送られてくる。今夜はそこまでは食べられへんのや、、となりつつ、お吸い物をいただきました。

 

・サタポのメンバーでピチピチビーチに集合。すっごい強風で海も大荒れ。ここは日本海だったかしら。その最中でチェルシーの風に吹かれる様がむちゃくちゃよくて、なんという破壊力やろか。見ているだけでおもろくて、佇んでいるだけで様になる。喫茶でカレーを食べた後、和歌山の海南にある青石鼻へ向かうことにする。夕暮れに間に合うように急いで各自向かう。ノー免許のため、みんなにお世話になる。最初はパインさんカー。次にオープンカーにもなるワルグチ君のカッコイイカーに乗せてもらう。オープンカーって、意外と快適でこんなに気持ちいいもんなんだな。途中先行のパインさんカーとバイナルマンさんカーとはぐれて心細くなるも、みんなを発見して、なんとか合流する。ただ、青石鼻までは車でいけないルートで断念、船の前でも撮影。穏やかな海で少し離れた場所に見える山間からは虹が出てた。帰り道はサタポのドライブでお決まりのハードオフへ寄って解散。11月3日はイシマルーさんのリリースでベアーズライブだ。喫茶店でイシマルーさんの動画をみんなで見た。むちゃくちゃかっこいい。山本誠一さんも演奏されるとのことで、当日が楽しみです。みんな、遊びに来てねん。

嘘をつきました

・体調がよくなって、キタに出る用事が出来たので、お酒好きの友だちに夜から空いていないか連絡をする。ちょうどよかった〜との返信があり、よぉーしとなる。新梅田食堂街で待ち合わせ。彼女が来るまで少し時間があったので、どこに入るか迷った末、大阪屋に入る。とりあえず、生ビールと名物どてミックスで立ち飲みスタート。一人飲みを進んでいくタイプではないけれど、飲み始めるとだんだん気持ちが緩んで、まぁええかって気持ちになる。緩んだところで友達が到着。乾杯した後、奴へ。鰻と卵のオムレツが美味しかった。ふわふわの卵に包まれた鰻を食べたことない。また行こう。次のお店は友人がオススメのクラフトビール屋さんへ。寡黙な店主さんの絶妙な距離感が心地よい。クラフトビールは1杯が高いのもあって、大衆居酒屋とは違った気分。ちょっと贅沢をしているせいか、自分を大切にしている気分になるのは何なんだろう。店主さんが作るタコスも美味しくて最高だった。帰り道、ほろ酔いを通り過ぎて、ちょっとふらふらしながら家路に着く。翌日、二日酔いに悩まされて、夕方頃にようやく復活した。なぜ、チェイサーしなかったの、でも、昨日はとても楽しかったから。あの時にチェイサーしていれば、、ここまでにならんかったやろう、いや、楽しい夜だったしと反芻する。

 

・しばらく行ってなかった鍼灸へ。せっかく良くなってきたのに、また疲れてる。ちゃんと来た方がいい。最近、体たくさん使ったことある?と中国の先生に問われ、先々週あたりに風邪ひいたからかなぁと伝える。一昨日、飲みすぎたせいです、とは言えなかった。

 

・緊急の案件が発生。なんとか無事に終わり、ほっとする。

 

・公的機関から半年以上に出した手続きで必要な書類が足りていないと手紙が来ていた。問い合わせたところ、窓口ではいらないと伝えたようだが、どうしても必要とのこと。なんでやねーんとなりつつ、関係機関に問い合わせをして即日発行してくれる場所を教えてもらう。並行して別件の問い合わせをする。私どもの部門ではないとたらい回しになる恐れあり、先ほど、こちらにとお伺いしましたので、ご連絡させて頂いておりますと伝えて、なんとか繋いでもらう。こういうこと、最近よく遭遇するから慣れてくる面もあるが、根気よく伝えないと、取り継ぎしてもらえない場合がある。事前にいろんなところへ確認した上、調べても分からん制度やから、聞いてるんやでーである。弱気な人だったら諦める場合も高齢の人もきっと大変だ。いろんな人に同じことを何度も伝えてぐーんと疲れるも、最後に解決してよかった。午後から門真方面へ書類を撮りに行き、帰り道、道沿いにあったハードオフへ寄って帰る。

 

・地元にある中華料理屋さんへ友だちとご飯を食べに行く。新しいお店が出来たと聞いて、随分前に母と訪れた以来で、とにかく美味しかったという記憶は頼りに今回のチョイス。久しぶりのだんじり祭りで賑わいある駅を抜けてお店まで歩く。からあげ、エビチリ、あんかけカニチャーハン。どれも素材そのものが新鮮で味つけがちょうどいい。今週の疲れが幸せな味で飛んでいく。帰り際に新しく出来たときに来た以来ですと店主さんに伝えるとオープンは8年前くらいですよーって。随分経ちました。

毎日寝てばかりで過ごした

楽しみにしていた先週末の連休。

いろんなイベントがあるし、体力も温存しておこうと会社が終わったら

まっすぐ家に帰っていた先週の一週間。

日曜日の朝起きると、頭がぼおっーとする。喉にしっかりとした痛みがある。

こりゃ、、いかんで、熱を測る。ピピピッ37.0度だった。

布団に入って、会社でも風邪が流行ってたから気つけてたつもりやったんやけど。。

ゆうこと聞かん体と頭で自分の行いをふりかえるも、悲しい。何より今日は、Yumboとグラタンカーニバルのライブを楽しみにしていたので残念だった。Yumboは2DAYSの連続ライブで1日目に遊びに行った友人から今日めちゃくちゃよかったとのLINEがあり、寝る前に楽しみにしてたのよね。朝起きたら、こんなに人は弱るものなんだろうか。

行けなくなって関係各所に連絡を入れて、とりいそぎ、家にあったカロナールと炎症に効きそうな薬を飲む。寝る。昼には熱が36.6度まで下がる。喉の痛みがひかない。体がだるい。

日曜と祝日だっだし、熱は下がったので二日間寝ていたが、喉の炎症が治らず、いつもお世話になっている近所の病院へ行く。

先生曰く、「いつもの喉頭炎やねぇ。よく喉からやられるねぇ。」といつもの薬を出してもらう。そこから、三日間、ひたすら眠る。身体がしんどい時はなんでこんなに眠るれるんだろう。朝、昼、夜、少し起きて、お粥を食べて薬を飲む、眠るのくり返し。

 

体が少し元気になってきたぞーってわかる境目がきたのが昨日。朝起きた時に薬の効き目が切れても喉が痛くなくなっているのを実感してよぉしとなった今日。

 

9月は有給消化でたくさん休みがあるからと思っていたが、なんのことはない、あっという間に最終週だ。

 

図書館から借りてきた本を読む。

言葉を持たないと考えられていた人たちが実はとても豊かな言語能力があり、世界があることを教えてくれる本。

人には言葉がある。言葉があることで意思疎通が出来る。言葉の伝達が遮断されてしまったらそれはどんな世界なんだろう。とても怖くて暗くて寂しくて苦しいもの。それだけでなく、

希望もあるとあった。

人間の脳の可能性を考えると、解明しきれていない、自分たちが考えているよりずっと複雑でとてつもない世界があると、最新の脳科学の本で読んだ。

あらゆる可能性を諦めない。ひとつ、ひとつの手段を見つけていくことが可能だとも教えてくれる本だった。

ネジをゆるめる

あっという間の9月。

たまたまなのか、連日、私も含め、同い年の友だちたちも、転職する、もしくは悩み中という話を聞く。最近読んだ『おれに聞くの?』山下澄人さんの本に勇気をもらったので、仕事にまつわるお悩み相談の回答を伝えた。要約すると、なんとかなるし、「人間という宇宙をなめてはいけない」。スピとか、そういうもんやなくって、全然違う角度から、豪快にお悩みのモヤモヤをぶった斬ってくれるような爽快感。合わせて坂口恭平『自分の薬をつくる』と整体対話読本『お金の話』を読む。どの本も自分のこれからの手立てになる。読んでよかった。

 

そういや、この間、20代の友人も仕事を辞めるかもって話をしていて、坂口恭平さんって人がいて、なんか元気になるよってTwitterを紹介したら、本人に会えたらいい人すぎて泣くかもしれません。こんな人と同時代に生まれてるのって不思議な感じがしますって返事が来た。わかる。

 

去年に長年、働いていた会社から違う職種に転職して、後悔はない。同じところにずっといないといけない理由はないんやなーって分かってよかった。山下さんの本でも書いてたけど、何が起こるか、人生は全然わからん。わからんなりに、対処して進む、やるしかない。突然、ぬりかべが登場して通せんぼしてくるとか、理不尽なことのくりかえしに、カフカの小説をちょっと思い出して、、何この、不条理な感じは審判みたいな状況な気もするんやけどとか。自分が選択した状況が喜劇なのかなと思う瞬間もあった。でも、ま、最終的にはなんとかなるもんで。

 

もういろんなことで制限かけないで、ネジ緩めるぐらいでいくのがいいってアドバイスももらったしな、もっぺんゆっくり探すことにする。