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みんなどこか変わってるから大丈夫

2017-05-25

TVは静かだった…

ぼくね、今日のTVはもう「加計事件」一色になって、

緊急特番でも組まれるやないか…と期待してたのに、なんだか、昨日と同じような一日でしたね


そやかて、朝日新聞は一面トップでデカデカと、前文科次官の「行政がゆがめられた」インタビューを載せてたから

TVも当然後を追って…と思ってたぼくがバカだった…のか?


いや、そやない

今日の午後には前文科次官が記者会見まで開いて、

「総理のご意向」文書が「確実に存在していたものだ」、

「あったものはなかったことにできない」と認めた上に、念押しで

(総理のご意向によって)「公正公平であるべき行政のあり方がゆがめられた」と言い切ったんやから

それを夜のトップニュースに持ってこないで、いったい、どんなニュースをトップに持ってくんねん…


というのは、あくまでもぼくの考えであって、NHKの考えではなく

NHKは夜7時のニュースで「イギリスの爆弾事件」をトップニュースにして

続いて「インドネシアの爆弾事件」、そして、「テロとの戦い」を胸にヨーロッパへ飛び立つ、

でんでん首相のコメントを流した後、ようやく、このネタを「淡々と」伝えたのであります


ちなみに、この「イギリスの爆弾事件」→「インドネシアの爆弾事件」→「サミットに参加するでんでん首相の

テロとの戦いコメント」→「加計事件に関する前文科次官の証言」という順番は

今日のお昼のTV朝日系のニュースでもまったくおんなじ…でありまして

ぼくはこの二局のニュースの伝え方の順番まで一致していたことが

偶然なのか、それとも必然なのか、あるいは示し合わせなのか…が気になってたら

なぁ〜んや、そうやったんかいな…という情報がありまして↓

首相動静(24日)「…18時41分、赤坂の日本料理店『古母里』テレビ朝日の早河洋会長、篠塚浩報道局長と食事。22時8分、富ケ谷の自宅」…テレ朝の実力会長が報道局長を連れて安倍首相と会食ねえ、報ステの話とかしたのかな。
https://t.co/vyAUCKho2X
(↑ひとさまのtweetより)


それにしても、このタイミングでTV局の会長が報道局長を連れて疑惑の中心人物たる首相と会うか…

というのはぼくの感覚であって、TV朝日会長の感覚ではなく

この人たちは首相に呼ばれると、当たり前のように飛んでいくようであります

(まぁ、そんでも、そういう「当たり前」は彼らだけの「当たり前」やと思うで…)


そして、その効果が朝から早速出たのか…

あれ、テレ朝モーニングショー、テレ欄には加計学園あるのに、今日の話題から消えてる。

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f:id:mzponta:20170525180838j:image:w480
(↑ひとさまのtweetより)

TV朝日は、なんとも奇妙…というか不自然に「加計事件」を隠してる…


ところで、勇気ある証言をした前文科次官の信用性を落とす目的なのか、

それとも、記者会見を開かせない恫喝の材料にしたけど、それが通じなかったから出してきたのか、

それは知らないけど、でんでん首相お勧めの読売新聞が

「前文科次官の行状」をなんと新聞記事にしてしまう…という暴挙に打って出たのでありますが

それはもちろん、でんでん君達の仕業…というのがこれ↓

加計学園疑惑リーク元 読売新聞が異例報道の「官僚の風俗通い」は安倍官邸からの“リーク” https://www.dailyshincho.jp/article/2017/05241700/ … #デイリー新潮 《政権発足以来の窮地に立たされかねなかった安倍政権がメディアを用いた防衛策》 パンツ泥棒を大臣起用する政権が風俗云々って🤣🤣


みなさん、これは権力の濫用ですよ

(もちろん、「森友事件」も「加計事件」も権力の濫用ですけどね)

それも、権力の濫用のなかで一番怖ろしい「警察権力の濫用」ですよ

政権の座にあるものが警察権力を動員して、自分たちを告発する者の「醜聞」を収集し

それを政権が昵懇のメディアを使って公開する…なんて、もうムチャクチャやないですか


日本はでんでん政権下で、すでに「権力が暴走」してるんですよ

誰もが「でんでん君にやましいところがある」と認識し、その証拠も出てきているのに

与党からでんでん批判の声はあがらず、世論調査でもそれほどでんでん内閣の支持率に影響がない…なんて

あり得ないことやないですか


韓国のことを考えてみて下さい

大統領の権力の濫用(≒政治の私物化)がバレて大統領の与党からも賛同者が出て、

日本の総理大臣よりも大きな権限をもつ大統領が弾劾されたやないですか


与党内の弾劾賛同は、世論が動かしたんです

世論があれば、一枚岩に見える与党だって動かせるんです


「森友事件」も「加計事件」も、韓国に負けず劣らずの「政治の私物化」やないですか

それがなんで正せないんですか

自民党に自浄能力がなかったら、世論で正さなあかんのやないですか

でないと、日本という国そのものが「自浄能力がない国」になってしまうんですよ


TVはアテにならん…

新聞もアテにならん…

それやったら、市民が自分自身をアテにするしかないやないですか


こんなムチャクチャをそのままにしたら、もう、何でもアリの国になってしまいますよ

憲法も民主主義も国民主権も体裁だけの、権力者独裁の国になってしまいますよ


こんなムチャをする人たちに「共謀罪」を与えるんですか

ムチャをする人たちに「ムチャをする道具」を与えるんですか


「なんでも秘密の法」のときもそうやった…

「戦争法」のときもそうやった…

もうこれでお終いや…

そない思った

…けど、まだなんとか…とも思ってたのに

「共謀罪」まで揃ったら、もう、戦前へ一直線ですよ


みなさん、怖くないですか

ぼくはめっちゃ怖いですよ

戦前を知らなくても、ぼくは十分に怖いですよ


怖がってるぼくたちがおかしいんやないんです

市民を怖がらせる為政者がおかしいんです

(そんなん、当たり前やないですか)


おかしなことは「おかしい」と言えないといけない

おかしなことは「おかしいこと」にしないといけない

そんな「当たり前」が実践できないなら、

体裁はともかく、もう、日本は民主主義・国民主権の国でなくなりますよ


ぼくはそれがめっちゃ怖い…けど、アナタは怖くないですか?

2017-05-24

明日が楽しみだ!

明日、週刊紙にこういう記事が出るそうです…↓

文春。「総理のご意向文書は本物です」。文科省元事務次官が独占告白150分。

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…と言いつつ、この週刊紙を買って読むまでの必要はなくて

25日の朝日新聞にも独自インタビューが出るそうだし↓

加計学園文書「昨秋に示された」 前文科次官が証言(朝日:2017年5月24日)

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」が国家戦略特区に獣医学部を新設する計画について、今年1月まで文部科学事務次官だった前川喜平氏(62)が23日、東京都内で朝日新聞の取材に応じた。

 内閣府から文科省に「総理のご意向」などと伝えられたと記された文書について、前川氏は「自分が昨年秋に、担当の専門教育課から説明を受けた際、示された」と証言。獣医学部の新設については、加計学園を前提に検討が進んだとして、「行政がゆがめられた」と語った。

 前川氏が証言した文書は民進党が国会で示し、文科省に調査を求めたA4判の8枚。この中には、文科省が最短のスケジュールで獣医学部新設を実現するよう、内閣府から「官邸の最高レベルが言っている」「総理のご意向だと聞いている」などと言われたと記された部分がある。朝日新聞も同じ文書を入手している。

 「総理のご意向」「官邸の最高レベル」などの文言について「誰だって気にする。(文科省側が)圧力を感じなかったといえば、うそになる」と述べた。

 前川氏は事務次官だった今年1月、文科省の違法な「天下り」問題に自ら関与していたとして減給処分を受け、引責辞任した。

 ◇

 前川氏のインタビューは、25日の朝日新聞朝刊と朝日新聞デジタルで詳報します。


文科省の前次官はその他のメディアのインタビューにも応えてはるそうなので

みなさんの元にも、きっとその詳細が届くことでありましょう…

(う〜ん、めっちゃ楽しみやんけ、これ…)


そやかて、でんでん君、こんなこと言うとったやんか…↓

安倍さん、当然辞めますよね。
昭恵さんも『首相夫人』やっちゃいけない。

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(↑ひとさまのtweetより)

このでんでん君の言い方だと「でんでん君以外の人」が働きかけしてた…としても

でんでん君は責任を取らないといけないことになってるところ、

文科省の当時の最高責任者が「総理のご意向文書」を官邸から示されて

「圧力を感じなかったといえば、うそになる」「行政がゆがめられた」…とはっきり言うてはるんだから

でんでん君、責任はきっちり取ってくれるんやろね…(そんなの、当たり前じゃないですか!)

日本政府の支離滅裂さは、いくとこまでいっとるな…

このエントリーは23日にアップするつもりで書いていたのが、

23日は他のエントリーをアップしたため、ボツにする予定だったけど

気が変わって改めて書き直してアップしたものですので

内容の重複がかなりあることを最初に申し上げておきます…



23日のNHKのお昼のニュースを見てたら、トップニュースが「英国での爆弾(テロ)事件」やったんですけど

それに続くニュースが「テロ等準備罪」が本日、衆院で可決される見込み…というもんで

ぼくは、この「まったく関係のない二つの事柄」が続けて報道されたのが「たまたま」だったのか、

それとも「いろいろ考えた末の編集」だったのか…が、なんだかとっても気になりました


ここで、「テロ等準備罪とテロ事件がまったく関係ない」と言うのは、

間違いではないのか…と感じた人がいるかも知れませんが

与党内で「テロ等準備罪」をまとめた責任者である自民党の法務部会長が

「テロなんて言ってませんよ。この法律だって」…と、自民党にしては珍しく正直にゆうてはったので

「テロ等準備罪」は「テロ対策(目的の法)」ではなく、

「テロ事件」と「テロ対策でない法(=テロ等準備罪)」が「まったく関係がない」のは当たり前…


ちなみに、政府が言うところの「テロ等準備罪」の法文にも、「テロ」の「テ」の字も見当たらない…ので↓

政府与党と目的を一にしている人間は別としても、特に思い入れもなく「テロ等準備罪」に”どちらかといえば賛成”している人は、共謀罪法案(組織犯罪処罰法改正案)の1条すら読んでいない事が分かる。何故なら、普通は「テロ等準備罪」の目的規定に「テロ」の文言がない時点でおかしいと分かるから。

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(↑ひとさまのtweetより)

「テロ等準備罪」が「テロ対策」でないことは条文上でも確認できるところですが

じゃ、「テロ等準備罪」は何のためにつくるのか…と言えば

国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約(=パレルモ条約)を実施するため(≒批准するため)」…

という目的が条文上にあがってて、それは政府の従来からの説明の通りです


しかしながら、そもそもパレルモ条約は「国際的な組織犯罪の防止」を目的とするものでテロ防止ではない…

にも関わらず、「パレルモ条約批准のために『テロ等準備罪』が必要」というのは

支離滅裂な主張でありまして、一国の政府がこれほどの無理筋を通そうとしている…というのは

およそ「独裁国家」でしか無理やろ、こんなん…という話だと思います

(それなのに、自公はまだ衆院の共謀罪賛成演説で「英国でのテロ事件に触れ、
 テロ対策と法案成立を結びつけて必要性を主張」(朝日:2017年5月24日)した…というんだから
 あの人たちはもう「詐欺師そのもの」だと言うてもええでしょう)


ここで、「テロ等準備罪」という名称はともかくとして、

この法案はパレルモ条約の精神には合致するんじゃないか…と考える方がいるかもしれませんが、

パレルモ条約は「「国際的な組織犯罪の防止」を目的とするものであるところ

「国際的な組織犯罪」とは「マフィアや暴力団のような犯罪組織」による国際的犯罪を指すはず…なのに

テロ等準備罪はその「主体」に何の縛りもなく、ゆえに、

「国際的な犯罪組織」でない「一般的な組織・団体」までもがその主体に含まれ

かつ、対象犯罪も、なんでこれが「国際的な組織犯罪」やねん!…というような広汎な罪が網羅されている上に

犯罪成立要件である「準備行為」はあらゆる日常的行為で認定可能になってるので

事実上、「犯罪の共謀」だけで犯罪成立検挙可能…

ってことは、これを「共謀罪」と言わずして何と言うねん…という話です


共謀罪は「犯罪の合意」という「内心」が処罰の対象になるとっても怖い犯罪類型であることから

その導入にあたっては「主体の限定」「対象犯罪の絞り込み」「捜査機関への監督強化」が不可欠で

それによってはじめて「市民のプライバシーや表現の自由」が保護されることになる…のに

共謀罪たるテロ等準備罪には、それがまるでない…

ということが、つい先日、国連人権理事会によって任命された特別報告者の日本政府に対する書簡によっても

明らかになりました


パレルモ条約は国連が推進する条約であるところ、その条約を批准するため…として出てきた法案に対して

国連から懸念が表明される…というのは、日本政府がテロ等準備罪と称する共謀罪が

パレルモ条約が求める内容と似て非なるもの…であることを証明してるも同然であり

ここでも「テロ等準備罪はパレルモ条約を批准するために必要」という政府の説明が虚偽であることがわかります


ちなみに、この書簡は「日本政府の追加情報の提供や見解」を丁寧に求めるものであった…にもかかわらず

政府を代表する「全く当たらないマン」の菅ちんは国連人権理事会が選任した特別報告者をして

「個人(の資格で人権状況の調査報告を行う立場)」と呆気にとられるようなデタラメをかましつつ

追加情報や見解を提供することなく、たんに「強く抗議を行った」…と言うんだから

これはもう、「反国連(人権理事会)」の立場を表明したも同然…だと呆れてたら

今度は「何か背景があって(書簡を)出されたのではないかと思わざるを得ない」(24日の記者会見)…と

聞いてる人がのけぞるようなコトまで言うて、そのネトウヨ気質を露わにしてはります


菅ちんは、記者会見でどんなデタラメを並べても記者(クラブ)からツッコまれないし

何でもかんでも「閣議決定したら勝ち」みたいに思い込んでるので

国連相手でもそれで済む…と考えてるようですが

人権理事会の特別報告者を「個人」とし、その丁寧な書簡に「抗議」した上に、

書簡には「何か背景があるんじゃないか」と公の場で表明するのは

特別報告者と選任者である人権理事会を侮辱する発言であり、タダで済むわけない…

と思ってたら、早速…

「新共謀罪」の危険(136)「私の懸念に答えていない」「(日本政府の対応は)中身のないただの怒り」とジョセフ・ケナタッチ国連特別報告者が反論。官房長官がいう「個人の資格」で出されたものではなく、国連人権理事会から任命され、集団的に検討された公開書簡。審議を差し戻すべきだ。

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(↑ひとさまのtweetより)

(やっぱ、新聞の一面トップはこういう記事を載せないとね…)

特別報告者からの反論が出され、そして…

盪害惰犹劼気鵝峭駭△琉打楴鸛蠅悗僚餞福これは大変な書簡。国連から異議が出ているのに無視してこのまま与党が強行採決をすると、国連国際組織犯罪防止条約への日本の参加がスムーズに行かなくなる心配が出てきた。さらにもっと上からのクレームが来ることも必至」

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(↑ひとさまのtweetより)

日本政府がテロ等準備罪なる共謀罪の口実としてきたパレルモ条約への参加がうまくいかないおそれもある…

というんですから、菅ちんたちの言動はもう、支離滅裂過ぎて、ぼくの頭ではついていけん…

(言うとくけど、菅ちんたちについていったらエラい目に遭うよ…)

そんなの意味ないじゃん…と言ってたのに

もうすっかり、過去のコト…になってるTPPではありますが

でんでん君の「言葉の軽さ」を物語るエピソードとしてはまだ使えると思うネタ…↓

安倍晋三は昨年11月にTPP関連法案を強行採決した時、「米国抜きのTPPは意味がない。今後も粘り強く米国を説得していく」と説明したのに、半年たってホトボリがさめたと思ったのか「米国抜きのTPP」を進め始めた。自分で「意味がない」と言ったことを進めるなんて、さすがは詐欺師だな。
(↑ひとさまのtweetより)


そう、でんでん君はたしか「米国抜きのTPPは意味がない」とゆうとったんでしたね

(ぼくもすっかり忘れてましたわ…)


で、そんなコト言ってたでんでん君が、その後、米国に対して「粘り強く説得」したのか…と言えば

そんなコトはなかった…よね?

(少なくとも、ぼくたちが覚えてるような「粘り強い説得」はなかったで…)


そして、でんでん君たち政府は、目下「意味のない米国抜きのTPP」を発効させようとしてるようですが

これとて、どこまで本気なのか、ぼくはその真意を疑ってるところです

(だって、この動きは、TPP交渉が失敗だった…という印象を薄めようとしてるだけの
 ジェスチャーに見えてしゃーないし…)


この点、新政権になった米国は、前政権のTPP合意をすっかり忘れて(…というか、ないことにして)

二国間交渉に軸足を移し、そのなかでもとくに「日本とのFTA」締結に意欲を見せてます

…というのがこれ↓

「最終的に日米FTAを」 ロス商務長官が意欲 単独インタビュー(朝日:2017年5月21日)

 ロス米商務長官が朝日新聞の単独インタビューに応じ、先月始まった日米経済対話の先行きについて「我々の希望は、最終的に日米の自由貿易協定(FTA)を結ぶことだ」と語った。ロス氏が日米FTAへの意欲を明確にしたのは初めて。経済対話の進め方については「日本が進めたいペースによる」として、日本側に一定の配慮もみせた。

 ロス氏は、ライトハイザー通商代表部(USTR)代表とともに、トランプ政権で通商政策を担う。先月の世耕弘成経済産業相との会談後、日米FTAについてロス氏は「時期尚早だ」として明言を避けていた。ライトハイザー氏は日本の農業分野の市場開放を「第一の標的」としており、自動車分野とあわせて今後圧力を強める可能性もある。

 18日に行ったインタビューでロス氏は「米国の主要貿易相手5カ国・地域のうち、FTAがあるのはカナダとメキシコしかない。日本、中国、欧州との間にはない」と指摘。「我々は小さな国とのFTAは多いが、この統合された世界では理にかなっていない。特に日本は、商業的な関係が長い間とても強く、安全保障面でも緊密な関係にある」として、日米FTAの必要性を強調した。

 今後の協議について、ロス氏は米国が離脱を決めた環太平洋経済連携協定(TPP)を引き合いに出し、「TPPでは日本もいくらか譲歩しており、今後の協議の合理的な出発点になる」と説明。TPPの一部ルールを土台としつつ、日本により高い市場開放を求めていく考えを示唆した。〜


TPP交渉における合意は、日本や米国を含めた各国が「譲歩できる最大限のライン」をまとめたもの…のはずで

それは各国にとって「マックス合意」であったはず…です

にも関わらず、この米国の商務長官はシラッと

「TPPでは日本もいくらか譲歩しており、今後の協議の合理的な出発点になる」と言って

「TPP合意」が日米FTA交渉のスタートライン(=ミニマムライン)だと主張してはるんですね


いや、それは違う、TPP合意はアメリカにとっても「ミニマムライン」になるはずだ…

なんてことを考える人がいるかも知れませんが

アメリカがなぜ他国間交渉であったTPPを離脱して二国間交渉に舵を切ったのか…と言えば

それは「二国間交渉の方が米国の言い分を通せるから」でありまして

要するにそれは「相手国にいっそうの譲歩をさせることができる(と米国が考えている)から」なので

(→だって、世界のどの国が「米国と対等の通商交渉」ができるってのよ…)

今後予定される「日米FTA交渉」では、日本側が「TPPミニマム」を出発点とし

米国側が「TPPマックス」を到達点とすることは確実でありましょう

(つまり、日米FTAは「日本だけがTPP合意からどれだけ譲歩すんねん」という交渉になるでしょう)


ちなみに、この米国商務長官は…

 ロス氏は日本での投資経験があり、日米交流団体のジャパン・ソサエティーの会長を務めた「知日派」として知られる。トランプ大統領と20年以上つきあいがあるとされ、トランプ氏の「最も近い友人の一人」(米政府関係者)といわれる。(朝日:同記事)

「知日派」ということで、なんだか日本のことを「よく思ってくれてる人」であるかのような印象をもってしまいそうですが

「知日派」というのは、単に「日本のことを比較的(よく)知ってる人」という意味でしかなく

もしそれが「米国との交渉ではまったく歯が立たない(…というか歯を立てる気もない)」という、

日本の事情をよく知ってる…なんて話なら、そんな「知日」にいったい何の意味がある…と思うところです

「共謀罪ができると」…というか、まだできてなくてもこれですから…

TBS系列の報道特集という番組は、マシな部類の番組ではある…んですけども

いつもなんかこう…、取り上げるタイミングが絶妙と言うべきか微妙と言うべきか、

共謀罪が衆院の法務委員会で強行採決され、

与党ペースの共謀罪成立スケジュールが見えてきたかな…というタイミングで

以下のような、共謀罪の怖さを報じてますねん↓

報道特集。一般人も監視対象にされた大垣市の例。風力発電に反対しそうな人々として、公安が勝手に目をつけ、情報収集し、個人情報を中部電力に渡していた事件(*゚O゚*)))で、係争中だそうだ。ほんと、仰天だわ(@_@;)

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(↑ひとさまのtweetより)

(それにしても、こういう内容は、もっと早くに放送すべきやないですかね…)


これは警察が(犯罪とは無縁の)個人の情報収集(≒監視)を行い

それを民間会社に提供していた…という恐るべき「事件」です

警察は「犯罪捜査」をするところなので、「犯罪とは関係のない人」のことを調べる理由はないし

調べたらアカンはず…なんですけども

警察が「怪しい」と思った人間…でもなくて、たんに警察が「風力発電に反対する可能性がある」と思った人間を

公務として監視し情報収集する…というのは、

「悪いことをしそうだから監視した」のではなくて

「(風力発電反対などの)市民運動をやりそうだから監視した」ということでありまして

これは警察が「犯罪でもない市民運動」を勝手に「犯罪視」していることを証明するものです


共謀罪がない今でもこれ…

ということは、共謀罪ができると、こういう警察の(根拠のないという意味で)一方的な「監視・情報収集」が

広く行われることになるのは確実…です


このように、共謀罪ができると、「犯罪とは関係のない一般市民」でも

「行政あるいはその後押しを受けた民間企業がすることに反対しそうな人」はもれなく

警察による監視・情報収集の対象にされることになるわけですが

これは現在の警察がそのまんま「思想警察」になる…ということでありまして

警察が「一般市民の頭の中」を探る(≒捜査する)ことが常態化することでありましょう

(これが「共謀罪による『警察の公安化』」です)