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みんなどこか変わってるから大丈夫

2018-09-12

こういうのも「災害デマ」の一つのジャンルではある…

今回の北海道大地震で、ネット(特にtwitter)ではまたまた「デマ」が拡散してます

そのなかでも特に酷くて絶対に許せないのは「ヘイトデマ」でありますが

今回は違うジャンルの「災害デマ」のことを取り上げてみたいと思います。

(…ってか、「ヘイトデマ」なんてもんは速効で削除…ということにならんとおかしいのに
 なんでtwitterジャパンは「ヘイトデマ」(あるいはヘイトtweet)に寛大なんやろね…)


今回の北海道大地震では一時期間、北海道全域が停電…という事態になりました

その原因は「一カ所の火力発電所が北海道全体の電気の約半分を供給していたところが、

その火力発電所が地震でストップしたために「ブラックアウト」が起きてしまったからです

これは「一カ所の発電所に過大な依存をしていた…という、

明らかな『電力供給体制の偏りの問題』」から生じたものであり

こういう事態を防ぐことは、「電力供給設備(=発電所)の分散」で容易に回避できたものです

にもかかわらず、やっぱり出てきたがな、

「泊核発電所が稼働してたら停電は起きなかった」ってデマ…


あのね…、あの地震の揺れがあったら、核発電所は速効で「緊急停止」しますねん

(この時点で、核発電所は発電をストップしますねん)

そんで、「緊急停止」した後は、これまた速効で炉心を冷却せなあきませんねん

で、その炉心緊急冷却は電気を使ってしますねん

ところが、その電気は停電で調達できないから、結局、「非常用電源」を使ますねん

(これは、休止中の核発電所でも「燃料格納プール冷却」せなアカンからいっしょですわ)

…と、この経過で、なんで「泊核発電があったら停電になってへん」という話になるんでっか…

(オマケに、核発電が緊急停止したら、再稼働まで時間がかかるんでっせ…
 それは、火力など、他の発電方式よりも一般的に時間がかかるんですよ)


だから、泊核発電所が仮に稼働してた…としても、

あの揺れで泊は緊急停止、発電停止…してたはずなので、

停電は防げなかった…のであります


ってか、ぼくらはもう、大きな地震があるたんびに(津波があるなしに関わらず)

近くの核発電所は大丈夫か?…という大きな不安を抱えることになってるから

(ぼくも、今回の大地震で泊はどないなってんねん…とすぐに思ったもん)

核発電所は「災害時の電力供給を担う」役割を果たす…どころか、

それ自体が「災害時の大きなリスク要因」になってるんですよ


あぁ、それなのに、それなのに…

日商のお偉いさんは、こんなことを言ってらっしゃる…↓

北海道地震 日商会頭、ベースロード電源として「原発の重要性を再認識」
SankeiBiz 9/8(土) 7:15配信
 日本商工会議所の三村明夫会頭は7日、北海道地震で起きた大規模停電に関し、「ベースロード電源としての原発の重要性が再認識された」との認識を示した。廃炉作業が進む東京電力福島第1原子力発電所の視察後、記者団の質問に答えた。〜


こういう発言を聞いてると、日本(の産業)が衰退していってるのも無理ないわ…と思うよね

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