Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

対蹠地で放射能?→平井憲夫氏の怪文章?→候補地に20億?→ホニャララ団登場の過去?→原子力立国?

チャイナ・シンドローム&ブラジル・シンドロームは比喩的表現ってことで、
理論上はともかく、実際は核燃料が地表を溶かすほど高熱になる前に原子炉が吹っ飛ぶらしいです*1
本当にそういうこともあるのかと思ってました。

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原発がどんなものか知ってほしい」関連*2は詳しく読み込んでいくと、かなり時間をとられそうなので、
「原発がどんなものか知ってほしい 第2版」http://www.faireal.net/articles/6/12/)の
『Re:原発がどんなものか知ってほしい』で反論した人自身、同じ勘違いをしている」
という言葉を、ひとまず信頼するとして、あとまわし。
愛・蔵太さん(id:lovelovedog)の手腕に期待。


……と、思ったら、id:nofrillsさんの考察を発見しました。
◇ I have got some news from ...
http://d.hatena.ne.jp/nofrills/20070721 ※2つ目の項目以降を参照

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とりあえず、マル激の原発政策の回でも
見直して(聴き直して)みようと思います。


◇ マル激トーク・オン・ディマンド 第317回(2007年04月27日)
「見えてきた原発政策の限界」
ゲスト:伴英幸氏(NPO法人原子力資料情報室共同代表)

 実際政府は最終処分場探しに躍起になっている。「手を挙げるだけで2億円」と揶揄された立候補地に対する事実上の報奨金も、2億円では過去5年間どこからも手が挙がらず、ご褒美を20億円に増額したところ、ようやく日本中でただ一つ東洋町が手を挙げていた。これは文献調査を行うことのみに対するインセンティブということなので、文字通り報奨金と呼ぶべき性格を持つ。今回争点となった東洋町の前町長は、この立候補が財政難に苦しむ町財政を救うための報奨金目当てであることを明言し、自ら職を辞して選挙に訴えることで、民意を問うていた。
 もっとも東洋町の場合、活断層が近くを通ると言われ、実際に処分場が建設される可能性は低いとの見方が強かった。つまり、本当に「手を挙げただけで20億円」で終わる可能性が高かった。にもかかわらず立候補地一つ現れないのが、現在の日本の原発政策の実情なのだ。

http://www.videonews.com/on-demand/311320/001055.php
※「お話をうかがってるとね、原子力行政の50年の歴史を振り返ると、
  予定通り行ったってことは、じゃあ、殆どないですね」
  (宮台真司さん PART1 - 00:39:27)
※「だから、原発御殿、ダム御殿みたいなのが、もうそこらじゅうにあって、
  でも何かみんなあんまりハッピーじゃなかったりするんだけど」
  (神保哲生さん PART2 - 00:30:06)


原発政策ってこんないい加減なものだっだんですか(マル激第317回) - ジャーナリスト神保哲生
http://www.jimbo.tv/videonews/000375.php ※こちらはコメント欄があります。


◇ ドイツ映画「みえない雲」 もはやフィクションではない - 芸術的な日々
http://masagata.exblog.jp/7139639


◇ 317回(2007年04月27日)見えてきた原発政策の限界:伴英幸氏 - 東京のばかやろーブログ
http://yuukinohan.exblog.jp/5505991


◇ 環境のことをいろいろ思い、平田五郎作品を思う - 来世牧童になるために

宮台さんは、 
原発依存的社会や経済システムがすでに回っている場合、批判することが難しい、批判者は自身もすでに原発に依存した社会の一員であることを問われてしまい、批判しずらくなる傾向がある… という話をしていた。
そして、それを乗り越える考えとして、ウルリッヒ ベックのリスク社会論が紹介されていた。
この本だな「世界リスク社会論―テロ、戦争、自然破壊」

http://d.hatena.ne.jp/manuka/20070430

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◇「活断層があると指摘したらヤクザがきたでござる」の巻 - J0hn D0e の日誌

いつ、どの原発について、誰に何を指摘したのか、全くわからないんだけど、「原発の下に活断層がある」って話と「殺すぞと脅された」って話だけは鮮明に覚えている。

http://d.hatena.ne.jp/j0hn/20070721/1185022046
こわっ。
なにせ、候補地に「手を挙げれば20億」ですから。
いや、10年前なら当時の報奨金は2億か。。。
ゴルゴ13』のプロットにありそうなシチュエーションです。
いずれにしても、陳腐な言葉かもしれませんが、
原発政策の背後に蠢く「巨悪の影」でござる。

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資源エネルギー庁 施策情報 原子力政策の現状について
http://www.enecho.meti.go.jp/policy/nuclear/nuclear00.htm
原子力立国計画
http://www.enecho.meti.go.jp/topics/images/060810-keikakukosshi.pdf


◇ 核情報: 『原子力立国計画』全文発表
http://kakujoho.net/blog/archives/000050.html

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柏崎刈羽原発 東芝 | 新潟県中越沖地震 口コミ情報
http://jishin57.blog113.fc2.com/blog-entry-144.html


発電所 - (^ -^  )
http://d.hatena.ne.jp/ore_de_work/20060821

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原発 劣化ウラン フッ素4 - 阿修羅♪
http://www.asyura2.com/07/genpatu4/index.html

原発関連 追記

◇ ある火山学者のひとりごと(15174.)

朝日新聞の今朝(7月18日付)1面に「原発直下に断層か、建設の前提に疑問 中越沖地震」が載っています(http://www.asahi.com/national/update/0718/TKY200707170659.html)...


これに関連して,12年くらい前,某学会誌に掲載された活断層の論文(短報)に関して,掲載した某学会に対して,原子力委員会(だったと思う)K氏名で,「あれは単なる層面地すべりなので,論文掲載は不適当」の旨の抗議文が来た...某学会は学会誌に対する不当な政治的圧力に対する抗議とともに,撓曲(箱型褶曲)の肩部に活断層または巨大な”地すべり”があることは撓曲をつくっている地表には現れない地下の断層をきちんと調べるべきだという趣旨の反論をしています.


原子力委員会東京電力株式会社柏崎・刈羽原子力発電所の原子炉の設置について(答申)」(昭和52年8月23日):http://www.aec.go.jp/jicst/NC/about/ugoki/geppou/V22/N08/197705V22N08.html

http://www.arukazan.jp/bbs/


新潟日報 NIIGATA NIPPO On Line
IAEAに非協力の政府批判 http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=1342
知事、IAEA受け入れ要請 http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=1353


◇ 世界は怒っている・・・・ - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/e/3fda3b9971e8daa3a00c45e1bc84cd27


◇ 海外のプレスもこの程度 - von_yosukeyan の日記
http://slashdot.jp/~von_yosukeyan/journal/409834


チェルノブイリ事故の再来もあった  志賀原発で臨界事故が起きていた - SENKI
http://www.bund.org/editorial/20070325-1.htm



Circulation      
*1

*1:こういうブログの形式で見ると、フレームの外の余白、とくに右側に余白がないと成立しづらい写真です。
  http://f.hatena.ne.jp/n-291/20070722082905
  余白もそうですが、完全に正対して観賞するかどうかで、かなり印象が変わってきます。
  岡崎乾二郎展@ゆーじん画廊(http://d.hatena.ne.jp/n-291/20060802#p6)と
  岡崎乾二郎 ZERO THUMBNAIL展@吉祥寺 A-thingshttp://d.hatena.ne.jp/n-291/20070623#p7)を
  比較しながら考えたこととつながる、何らかの手がかりがありそうです。
  作品のサイズ、正対と非正対、長辺と短辺、単数と複数、作品内空間と作品外空間、矩形とライティング……