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指紋論 橋本一径著 興味尽きない「捜査法」の歴史 - 日本経済新聞

 指紋という言葉ならば誰でも知っていそうな気がする。一番ありそうな連想をしてみるならば、何かの犯罪事件、現場に残された「指紋」、血痕のDNA鑑定、ビデオ映像といった言葉のつながりの中でということになるかもしれない。あるいは、最近では、パスポートとの関係でこの言葉を思い出すひともいるかもしれない。

 まさかシャーロック・ホームズ物語のひとつ「ノーウッドの建築業者」(1903年)や、小酒井不木の短編「指紋研究家」(25年)や佐藤春夫の「指紋」(18年)をすぐに連想するひとはいないだろう。東京の築地に「指紋研究発祥の地」と記された記念碑があることを、はたしてどれだけのひとが知っているだろうか。この碑が築地病院で外科医をしていたスコットランド人、ヘンリー・フォールズと関係することを知っているひとがどれだけいるだろうか。1892年に『指紋』という本を書いたフランシス・ゴルトンが例のダーウィンの従弟で、悪名高い優生学の確立者であったことは?

 この本は19世紀末の犯罪捜査の中で、写真の活用や人体測定法(身長、頭骨の長さと幅、中指の長さ、足の大きさ等を測定)の利用などと交錯しながら、指紋捜査が浮上してくる歴史を調べたもの。根気のいる、そしてその分だけ興味の尽きない作業をやりとげた本である。ハデな空論はひとつもない、しかし、輝くような本。

http://www.nikkei.com/life/culture/article/g=96958A96889DE0E3E1E1E2E5E4E2E2EAE2E3E0E2E3E39F8890E2E2E3;p=9694E3E4E2E4E0E2E3E2E5E3E2E4


>>>橋本一径さんの単著『指紋論 心霊主義から生体認証まで』(青土社)近日発売

指紋が証明する 「私」 とは誰か?
19世紀後半、身元確認の手段として発見された〈指紋〉が与えた知られざる衝撃、指紋を残す 「幽霊」 たち、指紋捜査に冷淡な名探偵ホームズ、指紋採取に対する市民の嫌悪感情――。社会問題からオカルトまで歴史の謎めいた諸断片を渉猟し、近代的主体の変貌を鮮やかに描き出す、逆説の身体・社会論。

http://www.seidosha.co.jp/index.php?%BB%D8%CC%E6%CF%C0

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20101008#p6


※過去の橋本一径さん関連
http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=%B6%B6%CB%DC%B0%EC%B7%C2