野外研修

好天に恵まれ郷土史研究会の野外研修です。
まず、美祢市秋芳町「梨狩り」です。
選果場で手続きしバイクの先導で梨園へ。

受付で、小さな袋が配布されますが、中にはプラ製のナイフが入っており、梨狩りでは,秋芳梨が食べ放題となっており、さらに2個のお土産付きです。

園内では新鮮な梨を存分にいただきました。

野外研修と言っても郷土史研究会です、「長登銅山跡」でお勉強です。
奈良の大仏鋳造にここ銅を使用し、「奈良上り」が「長登」の地名の由来です。
最近の発掘調査で奈良時代の銅山跡が明らかとなり、日本最古の鉱山跡となりました。

当時の釜を再現作業をされていますが、閑散としたものです。
銅山跡までは車でも行けるということで、車にしましたが狭いこと、まあ、ここまで来る人はいないでしょうね。

一応は駐車場らしきところに停めると、「銅山跡まで200m」と案内があります。
それを信じ上り始めますが、行けども登りども銅山跡は見えません。

中には引き返す人も出てきましたが、降りた来る人に事情を聞くと、「まだ4分の1」。
「感動はあったですか?」と聞くと「感動し、涼しかったです」の答えに意を強くして登り、「あと7m」の案内。
確かに直線だと7mかも知れませんが、急勾配の階段を登りやっと到着しちょっぴり感動、確かに洞内はちょっと涼しかったですね。

途中、大田・絵堂の戦いの激戦地・呑水垰(のみずのたお)に着きます。
現役時この道はよく通りましたが、当時からあったのでしょうか。

梨狩りで、存分に食べているので、道の駅みとうで遅い昼食で、名物の「ごぼう天うどん」を食べました。

もう一か所、なんと、初代長州藩主の毛利秀就が、山口県宇部市の山間部の小野で生まれており、「初代藩主毛利秀就公誕生地」によりました。

広島で生まれたという話もあり、よくわかりんが、初代藩主ですよ。
ここで、記念撮影して一路阿知須へ、行く時は3台隊列を組んでの走行でしたが、帰途となると、個人走行です。
しかし、交流センター到着は、ほぼ同時間でした。

一時期ほどの暑さでなく楽しい、美味しい野外研修でした。
8月も今日で終わり、明日から9月です。
沿道の稲穂も大分色づいていました、今度は彼岸花ですね。