エロ本神の正体とは・・・ 『みつどもえ』 9巻

みつどもえ 9 (少年チャンピオン・コミックス)

みつどもえ 9 (少年チャンピオン・コミックス)

あれよあれよと言う間に着実に人気を重ね、
今度の七月からはアニメ版も放送開始直前となった本作。
内容的に本当にやっていいのかなーと思っていたら
案の定通常の地上波局は対象外だったようです。
しかしAT-Xとかある以上は台詞にしても表現にしても
色々と全開でやってくれるのではないかと期待していたり。
雌豚とか聴くことができると思うともう・・・
そんな本作も原作サイドの方はパンツとかエロ本とか変わらぬ突き抜けっぷり。
千葉が神と崇める河川敷にエロ本を棄てている人物の意外な正体とか、
吉岡さん父の職業と母の意外な秘密が明らかになったりと、
読めば読むほどに改めて地上波ではできないなと思ってしまう次第です。
親も含めて変態だらけだ・・・
中学生にもごく近い年代だから、
思春期的な意味でよくあることだし、健康的とも言えるんだけど、
石原とかアグネスが黙ってなさそうですからね。
なお、今回は特典として小冊子が付いてくるアニメイトで購入すると
少し幸せな気分になれるかもしれません。


やはり本作は変態ありきだと思わせる展開は健在。
のっけから足蹴プレイから始まるし。
前半〜中盤にかけてはひたすらに千葉&佐藤とエロ本が中心ですし。
とりあえず千葉はその秘儀開発に向ける情熱を
もっと他の方向に向けた方がいいと思うんだ。
息子がこんななら母はもっと危険。

オカンの下着ってやつぁよぉ・・・絶対不可侵領域的な何かがあってだねぇ・・・
全部知られてる上に無駄に気合入った下着掴まされたらそりゃトラウマにだってなりますがな。
拾ってきたエロ本が見つかったら目の前でガン見して吟味するとか、
子供にとっては公開処刑もいいところですよ。
そして三姉妹と言うかひとはとみっちゃんはやはり真打。
サイズが合わなくて窮屈だったのが外れたから楽になったからだとは言っても
ブラ外しを喰らってエクスタシーな表情でヘヴン状態になってるみっちゃんマジ変態。

腹ネタの方面でもスーパー銭湯で見せた腹文字は今回の腹ネタ集大成ですよもう。

ひとはも矢部先生相手に天然記念物級の童貞野郎とか言い放ってるし、こっちもこっちで強烈。
ぇーと・・・矢部先生が23歳で天然記念物ものって言われてしまうのならば、
既に海江田先生よりも年上になってしまった自分はUMAですか!?
ちょっと吊ってくる・・・


変態ネタもそうだけど、そうじゃないギャグも満載で、
今回はサブタイのパロがいつも以上に冴え渡ってた気がします。
アイマイまいんや俺妹、神のみまでネタになってますし、
ある意味変態と言う意味では共通してるへ〜んしん!!とかまであったのには笑いました。
逆に姉歯とかかなーり危険なところまで・・・
本編ではゴルフの回とかすごく同意できますよ。

ゴルフじゃないにしても、野球とかサッカーとかが延長されたせいで
見たいアニメの放送時間がずれ込んだりその日は放送されなかったりとかは
ものすごく身に覚えがありますからね。
当時はものすごく野球が恨めしいものに見えたものです。
特にドラゴンボールとかで・・・
野球で見られない⇒次の週は見られる⇒気を溜めるだけで進展なし⇒スパイラル
嗚呼、ひとはじゃなくても黒いオーラが何か見えてきたかも。
これまた別に意外な特技が判明したのがみっちゃん。
アイスの棒で豪邸建築してしまうとか半端ねぇっす。

夏休みを42日で考えたとして、一日十本でも全然足りないです。
割り箸で五重塔とか作るのは当時確かにいたけど、
これ普通にコンクールで賞が取れるレベルですって。


8巻の巻末に収録されていた番外編が好評だったのか、
前回の杉崎姉弟編に引き続き今回は
佐藤が好きでしょうがない隊がメインの番外編が収録されています。
本編での出番はあまり多くはなかった反面、
三人が仲良くなるに至った経緯と
おがちんが佐藤のことを好きになったきっかけと
なかなかに突っ込んだ内容となっております。
と言うか伊藤さん黒いよ・・・

兄が警察官になって尾行〜とか触れ回ってるおがちんに対して
佐藤を尾行するように仕向けて結果としてストーカー状態にさせた元凶じゃないか。
それから4年、すっかりストーカーとして成長したおがちんは
ついに行き過ぎた行為が原因となって指名手配の身に・・・

ではなくて写真を間違って印刷してしまった手配書を
シスコン兄貴が貼り出しているだけなのですが、
いつか本当に指名手配されてもおかしくないです。