病弱なクラスメイトは尻に爆弾持ち！？ 『暴想処女』 8巻

暴想処女(8) (ヤンマガKCスペシャル)

様々なシチュエーションで逆姦にてイかせ、
エロだけれど本番なし、ひたすらにバカな話ばかりが展開し、
気付けば8巻目と巻数二桁が見えてきた本作。

鈴木君が名の知れた不良だとか
成人する前に本番をヤるとナニが生えて来てしまうと嘘を信じているように
1巻の頃以来のため忘れかけていた設定が久しぶりに出てきたりして、
原点回帰って感じがしますね。
弥生って確か合気の段位持ちだったはずだから不良くらい何とかできそうとは思いましたが。
他にも今後が気になっていたあのキャラの再登場や
これまた話を引っ掻き回してくれそうな新キャラの登場と、
基本同じ展開の流れの話をよくぞここまでマンネリ化させずに継続できるなと思いますよ。
猿の本番とか誰得すぎるシーンを出してくるあたり、
その強烈なネタ性ってものはうかがえるかと。

ただエロいだけじゃなくてラブコメ要素も多分に含まれているからこそ、
ここまで飽きずにむしろ先が楽しみに読み続けられているのかな。
弥生と鈴木君の関係もさることながら、
周囲の人たちの恋愛事情も見守りたくなります。
一度出てきたときにあまりの初々しすぎる仕草が
青春を全力で突っ走ってるのりちゃんと山田君を再び見られるとは！

相変わらずの初々しさに見ているこっちが赤面しそうです。
手が触れ合っただけでも互いに真っ赤になってしまったり、
チョコを食べさせるために指が唇に触れたら
ギュっとなって胸がキュンキュンってんですからもう。

胸が熱いなー、ときめくなー、
リア充なんて普通に見ていて嫉妬の対象になるはずなのに、
逆にこれほどまでに微笑ましくされてしまうと逆に応援したくなります。

今回の後半から登場した新キャラは新たなるトラブルメーカーの予感？
前回登場して弥生に弟子入りしてしまうとかなかなかに強烈なキャラを見せてくれて
準レギュラー化すると思っていたナンシーが開幕から帰国してしまっていて、
再登場を期待するにも今回は出番なしだったので
新キャラはゲスト止まりだったのかなぁ・・・と思っていたら、
ある意味更に強烈なキャラ持ちの白百合さんの登場です。

病弱な園芸部員にして、腹黒なSっ気をさりげなく漂わせ、
そして尻に痔の爆弾持ちとこれまでにないくらいの個性。
これは準レギュラー化してちょくちょく出てくる予感がしますね。
弥生のエロ妄想を見抜いた数少ないキャラと言う事もありますし、
しかも本人も弥生のリアクションを面白がっていますから、
これからいい感じに煽り立ててくれることに期待です。

逆姦を目撃してしまってそれをネタに・・・ってのもいいかも。
恐らく今まで出てきたキャラの中では本作一のひんぬーっぽいところもまた。