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2011-09-26

[]生きる! 『あずにゃん無人島漂流記』

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ロンドン帰りの飛行機事故で一人無人島へと流れ着いた梓。

救助の当ても無く、強制的にサバイバル生活を強いられることとなるが・・・

劇場版の予告だけで一冊分のネタが出来てしまったと言うほどの

超絶的なスピードで製作された今回は無人島サバイバルもの。

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本サークルの刊行物では前回はQB魔法少女契約してしまったり、

人生当てもんゲームのときはニートからの開始だったり、

何気に不憫な役どころが回ってくることが多いですが、

そんな中でも最大級の不幸が回ってきてます。

さすがに可愛そうすぎると描いていて思ったのか、

その旨が裏表紙でもカミングアウトされてたりするのですが、

『次はハッピーな話』って、余計不憫なことになるフラグに思えて仕方ありません。

かつて戦後28年間グアムで単身生活していた横井庄一氏がいました。

かつてのび太も小学生の身から家出して10年間無人島で過ごしました。

先人たちに次ぐように5年間を無人島で過ごすことになる梓。

そしてその先に待ち受けていた結末とは・・・

前回もそうだったけど、やっぱりいい話に持って行く結末の流れは巧いなぁ。


5年間の漂流生活の心の支えとなったものは・・・

訓練された兵士でもなければ自らの意思でそうなったわけでもなく、

事故によってそうせざるを得なくなってしまった状況です。

普通ならばものの数日で発狂してしまったもおかしくない中、

最後まで正気を保たせてくれたものこそが唯との絆。

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正確には唯のトランクに入っていた変なぬいぐるみなのですが、

こういうものが有るのと無いのとでは天と地ほどの差がありますね。

と言うか、すごいデザインだけど、

こんなものですら縋る物が無ければとてもじゃないけど生きられない状態になると、

神仏のような何かにすら見えてきます。

一方で無事もわからず待ち続けていた唯の誠意と覚悟が泣かせてくれます。

四人だけではない、五人でなければ『夢』は成し遂げられない。

現在連載してる方でのわかばガールズとしての方もいいんだけど、

やっぱり五人揃っての放課後ティータイムが一番の本領発揮できる場なのかな。

ぅーむ、やっぱりゆいあずペアは鉄板ですね。

そして最後の変なぬいぐるみが笑ったように見えるのが・・・

救助も来ない無人島生活でお約束なオチもない中で、

どんな終わり方をするのかって気になりながらだったけど、

実にいい終わり方でした。

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