きっとこれにサドンデスソースとか入れて食べるなんて猛者が現れるものだと思ってる

ようやく休み明け最初の週も半ばを折り返しました。
体感的にいつも以上に長く感じたりしますね。
きっと暑さのせいもあるんだろうか。
来週が終わるともう9月なのにね。
今年はいつまで暑いのが続くんだろうか。
ゲームも色々進めたい気持ちばかりが先行して、
全然進められて無いし今週は何かと停滞してるなー。
これが俗に言う夏バテってやつなのかな。
そんな状態からの景気付けというわけではないけれども、
昼にすこびる麺とかいうカップ麺を食ってみた。

単純な数値だけなら大した辛さじゃなさそうだけども、
熱さもあるからか意外とくるものがある。
1400スコビルでだいたいタバスコレベルの辛さってことで、
気分はドラマ版孤独のグルメでの五郎のような感じ。
辛いけれどもうまい、うま辛いってやつ。
(タバスコは辛いよりも酸っぱい方のが強いからあまり比較対象にはならないか)
うん、近いうちにカムイの30番とか挑戦しに行ってみるか。
甘いのもいけるけど、何だかんだで辛党だよな自分。

僕は新世界の歌姫になる 『女声男子』 1巻

美少女であると同時に男嫌いで校内でその名を知られる三人組。
彼女たちで結成されたガールズバンドでは、
ボーカル担当のメンバー探しを行っていたのだが・・・
タイトルからして大体の内容は想像できる代物ではありますが、
9割がたその通りであると言ってもいい本作。

しかしてその実態は、
声のみならず容姿や性格まで女っぽいキャラに付け加えて、
女装のファクターまで盛り込まれているという、
男の娘系作品でありました。
男嫌いヒロインならではのお約束シチュエーションも数々ありますし、
ソフトなお色気は妄想掻き立てられますね。

作中に登場するキャラのうち、
ヒロインたちよりも主人公の男の方が可愛いのはもはや様式美。
容姿が可愛いのは正義。
声が可愛いのは希望。
これは是非とも作中で「ポチ」が歌った曲を、
声付きPVで一曲実際に歌を配信してほしいなー。
全ての発端が作中でのニコ動的な動画配信サイトだったりするし、
コラボでやってくれたりしないですかね?


男の娘キャラとはかくあるべきなのか。
あざといまでの可愛さは同性の壁など乗り越えて、
新世界へと誘ってくれることでしょう。

やっぱり容姿が可愛ければ声も可愛くあってほしいもの。
過去には見た目はそれっぽいのに声はテノールって設定で、
絶望の淵まで叩き落してくれやがった作品なんかもありますが、
男だから声が低くなければならないなんて決まりはありません。
少し前にホイットニー・ヒューストンを、
完璧すぎる歌唱力で歌って度肝を抜いた台湾の男性なんてのもいましたしね。

で、本作における将来の歌姫「ポチ」が総受け体質すぎてヤバい。
保健室のベッドで押し倒され、
はじめて女装した更衣室で下着姿のまま詰め寄られ、
カラオケボックスではナンパ男たちにセクハラされと、
相手が男でも女でもひたすらポジションは受け側。
どのシーンでも涙目ときたらもう・・・ね。
特に更衣室の場面はたまらんわー。

股間モッコリしててもそんなもんは瑣末事ですよ。
むしろ「ついてる」からこそいい。


ただ可愛いだけでは済まされないのが現実。
二次元だからこそ男の娘って存在は可愛いだけで済みますが、
現実では中途半端なレベルでは引かれてしまうもの。
主要人物が揃って何かしらのトラウマ的なものを抱えてたりするんですね。
ポチは女声であることをネタにからかわれ、
気持ち悪いと虐められていた過去があり。

世の中って自分たちと違うものがあると排除したがる体がありますね。
出る杭は打たれるか・・・
生まれてくる性別を間違えただけでこうなるとは残酷なものだ。
ヒロイン勢が男嫌いなのも何かと理由があったりするのもまた然り。
豊満なバディ故にいやらしい目で見られ痴漢に遭うがため、
弟ばかりの男家庭に育ち下品な下ネタとセクハラ行為の悪戯をされるがため。
今回はメインヒロインのアゲハさん以外との絡みは少ないけれども、
この二人が今後どう考えが変わっていったりするのかな。
最も根が深そうなのはアゲハさん自身ではありますがね。
家庭事情とか表面的なものだけではわからない暗い何かがあるんでしょうね。