初心者にも優しいヘッドホン講座 『hdp#03』

根っからのオーディオマニアなようことえりと一緒に居ることで、
ヘッドホンへの興味を持つようになったモモコさん。

突っ込んだことは何も知らないオーディオ初心者の彼女が選んだものは・・・
あまりに好きすぎてリアルにオーディオ関係への興味を持つに至らせてくれた本シリーズ。
第三弾となる今回はモモコさんのヘッドホンデビューと言う事もあって、
前二作とは若干趣向の異なる初心者向けな内容となっております。
それこそ上を目指せばキリが無く、
いくら投資しても足りることの無いエンドレスな世界ではありますが、
極端なこだわりさえなければ数千円のレベルから入れるくらいに敷居も低く、
間口も広いものであることをいつものガールズトークなノリで描き、
嗚呼、これでまたヘッドホンデビューを果たす人がどれだけ出るんだろうと、
そんな風に思ってしまう次第です。

作中でえりさんも言ってるけどもヘッドホンは怖くないですよー。
極端にハイエンドを求めさえしなければですけどね・・・
自分は近いうちにDAPとアンプを新調しようと考えていて、
着実に底なし沼へと沈んでいってますが後悔はしていない。
投資しただけの見返りと満足感は確かにありますからね。


着用時の身だしなみにも気を付けたい。
後半パートでは機器そのものではなくて、
むしろ全般的に直面するであろうちょっとした問題に言及していたりして、
誰でも同じようなことは考えるんだなーと思わせてくれます。
ええ、着用することで髪型が乱れないかどうかはやっぱり気になりますよね。
取り外した時にこめかみあたりの髪が挟まっててプチッといったりとかも。
でもこういうちょっとした問題も含めてヘッドホンの魅力なのかなと。
引っ掛かったり乱れないようにするために髪を括ったりするとか、
女性視点で描かれているのもまた男性とは異なった観点があって面白いです。
ただの音響機器としてだけではなくて、
ファッションの一環としても考えると、
また違った世界が見えてきて、そしてまた更なる深みへと嵌っていくのですよ。
そのうち外出用と自宅用とで使い分けとかしてそうなヴィジョンすら見えてきました。
なお、この後半では体操服姿や着替えシーンもあったりするのもポイント高し。
可愛い女の子たちが着替えながらのオーディオ談義とかたまらねぇ。