n-kasumiの日記

2017-08-22

[] 21:25

 先日、息子の友達が遊びに来た。

 幼稚園や小学生の頃、友達たちが遊びに来た時、基本的に放っていた。親同士の了解がなければwiiなどのゲームはしないことが約束だった。

 だけど、もう中学生なので、好きにしたら良いと思っていた。でも相手の家に遊びに行った時、弟クンがいたからか、そこのお母さんも含めて友達親子と息子とで遊んだと、息子に聞き、今回の招待の時、「私も参加した方が良いの? 一緒にいた方が良い?」と聞いた。でも息子は「いやあ、その子緊張するかもしれないし、別に良い。」と言ったので、「じゃあ人数調整で必要な場合だけ呼んでね」と言って、私は自分のペースで家事や雑事をしたり、それ以外は自分の寝室で作業したり好きに過ごした。

 中学生から親しくなったというその友人は、息子と同じクラスになったことがないのに、話は割と合うらしく、よくあれこれと喋るらしい。何度かお目にかかったことはあるが、優しそうな子であった。成績も良くて、将来の夢も素敵。私の持つ印象は良かった。

 そして我が家に来た時「わあ。こんな家に住んでいるのかあ。」としばらくウロウロ見回していた。息子よりすっかり大人っぽく声変わりしているのに、とても素直に心の声を出すので、可愛いと思った。「木の良い匂いがする。」「こんな家に一生住みたい」とか言っている。別にそんな立派な家ではない、すごく身の丈にあったこじんまりした家なんですけど。とりあえず建てた方法が素朴でそれでいて繊細、何よりも誠実なため、雰囲気の温かい家に仕上がっていることは自負しているので、そんな風に言われて嬉しかった。

 その後、手土産を差し出してきたので、お皿に入れて出した。よく洋菓子屋さんにあるような一個一個が袋に入った焼き菓子。中身は小さなカステラのような、でも薄いし、ああいうタイプの焼き菓子は、手で食べる。と思う。息子は嬉しそうにすぐその袋を開けて食べていたら、「そんな風に手でむさぼり食っている人、初めて見た」と、その友達が驚いている。えっそうなの? と驚く私。「あっ、フォーク要る?」と聞くと「いやいや、ここにスプーンあるので」と遠慮している。それはティースプーンです。と言いたかったし、フォークをもって行きたかったけど、その子のちょっとした発言のせいで私にフォークを出させたとその子が恐縮してはいけない(そういうタイプの子なんです)と思い、「あ。そう?」と言ってそのままにしていたら、まもなくその子は、ティースプーンでその小さな焼き菓子を食べ始めた。

 すごい。

 この子はどんな風にして育ったのだろう。

 感心していると、二人はそのうちお笑いのビデオを見始めた。色々二人で笑ったりツッコミ入れたりしているが、気が付くと、その子の背中とソファの背中の間に、我が息子が横たわって伸びてテレビの方に顔を向けている。息子のダラダラグダグダした感じを驚いた顔で見る友達。相変わらず背筋は伸びている。

 すごい。

 どうなっているのだこの子は。