ピルグリム2019[虚構の劇団]

客入れの「グラウンドコントロール木村カエラ)」が流れてくると、気分が盛り上がってくる。劇団にテーマ曲があるのはとてもいい事だと思う。 話の細部には謎が多く残るが、乱暴に言えば、組織の誕生、発展、成熟、崩壊を描いた組織論なのではないだろうか。膨大なセリフと場面転換で思考は混乱する。脚本を読むか、DVDを買うか、もう一度観るか…

小野川晶さんのコウテイペンギンがとてつもなく可愛らしい。

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ピルグリム2019

 2019/2/27 夜の部をシアターサンモールで鑑賞

前走着順別の回収率

前走の着順と回収率の関係を調べてみた。前走四位の回収率が異常に高い。これは三位までを入賞とみなす一般的慣習と関係があるのでないか。前走が4位だと、急に評価が低くなり、実力以上に過小評価がされているのではないだろうかという仮説を立ててみた。

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夏休みの自由研究「勝ち馬と前走着順の関係」

2015年の中央競馬全レースで、勝利した馬の前走の着順を調べました。これによれば前走で2位だった馬が、次のレースでは1位になる確率が高いことを示しています。これは、1位になった馬は、次のレースでは、よりランクの高いレースに出場することになり、勝てる確率が低くなるためではないかと推測されます。*1

 

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*1:前走0位というのは前走の記録がない馬を表します

競馬データ分析のお勉強

単勝人気と勝率の関係。1番人気の馬の勝率はおよそ33%。2番人気の馬が勝つ確率は19%だ。かなり良い予測精度と言える。

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一方、回収率のグラフはこのようになって、1番人気の馬に賭け続けても77%にしかならない。一方、6番人気の馬に賭け続けると回収率は84%まで上がる。つまり、1番人気の馬は過大評価されている(実力以上に買われている)傾向にある。

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月刊「根本宗子」第12号「忍者、女子高生(仮)」

下北沢 ザ・スズナリ

2016/4/30 夜の回鑑賞

 

「起承転結」の「結」がない。「起承転」で終わってしまう。ハナから話をまとめようと言う気はないようだ。なんという自信だろうか。このエンディングは一瞬、唐十郎の紅テントとイメージがだぶる*1。母親役を、交代で息子たちに演じさせた、アイデアは秀抜。恐るべし根本宗子である。にもかかわらず、劇中のシュウコさんは、本物の現役女子高生に見えた。可愛らしいのである。(注:個人的なタイプは大竹沙絵子さん)

 

ラストの爆発へ向けて、じわじわとエネルギーが充満していく感じはすごく良い。そして、常識で考えれば最後は、亭主軍団と嫁軍団のバトルになるはずだが、その予想は見事に裏切られた。月刊「根本宗子」また一つ追いかけなけれはいけないものが増えてしまった。

 

http://gekkannemoto.wix.com/home

*1:いやひょっとすると黒澤の「椿三十郎」へのオマージュなのかもしれない

2016/4/23 サンウルヴスvsジャガーズ戦感想

  • 秩父宮の芝生の緑が綺麗で驚いた。この時期の銀杏並木の新緑も美しかった。これは新発見。
  • ジャガーズのプレイスキックがかなり外れていて助かった。
  • 最後の1分、マイボイールをキープしタッチへ蹴りだすのが鉄則かと思ったが、果敢にもトライを取りに行った。この闘争精神に拍手。
  • 47分のインターセプトはきつかった。かなり嫌なムードだった。
  • ハイパント後の空中戦について、もっとイエローカード出るかと思ったが、主審の判定は寛容だった。怪我しないように気をつけよう。
  • スクラムが健闘していた。そしてスタンドもそれを理解していて拍手が湧いた。日本の観客も目が肥えてきている。
  • 旭日旗を振っている奴がいた。個人的には気に入らない。
  • 北スタンド(電光掲示板の下、ゴール裏)は、立ち見だけど、これで千円はかなりお得感あり。
  • MOMはピシだと思う。

トイレのピエタ

ららヨコハマ映画祭で鑑賞。素晴らしい作品。いままで、全くのノーマークであった不明を恥じる。杉咲花さんは、味の素の回鍋肉のCMで気にはなっていたのだが、圧倒的存在感で迫力の演技であった。上映後、松永監督のトークショーがあり、その誠実そうな人柄が、丁寧な作品作りによく出ているように思う。もう公開はとっくに終了しているのだが、まだまだ多くの人の目に触れることを願いたい。

 

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