咲-Saki-

百合百合アンド全国大会妄想大爆発な最終回でした。
というか咲と和が神社の名前で呼び合うシーンとかどこのラブラブカップルですか。ここまでくるともう勝手にしてくれっていう状態です。全国大会については、原作者からキャラ設定だけもらってたらしいが、それだけであそこまで遊ぶのか!という感じでした。ほんのエンディングの数分だけで続きが見たくなるような構成はさすがというほかない。つか妄想爆発しすぎ。
全体通してみると、闘牌シーンもすごかったけど、百合な描写が突き抜けていた。原作の何割増しどころじゃない百合成分の増加で、違う方面からの楽しみを増やしてくれたと思う。また、ライバル達の描写も丁寧に描かれていたのも高評価。まあこれは原作のストックが少ないために、スタッフ陣による補完がプラスに働いたことが大きい。よくできた作品でした。原作さえたまれば、2期は確定だろうなあ。

というか、GONZOが大変なことになったのに、終わりまでやってくれて本当に良かった。

Phantom〜Requiem for the Phantom〜

まさかのモンゴルで玲二撃たれてバッドエンドでした。
最終回ハッピーエンドかと思ったら、そこで撃たれるか普通。どんでん返しでバッドエンドにするにしても、かなり唐突な印象を受けた。確かに殺し屋が足抜けしたんだから追われるのは当然だし、一応ワイズメルが途中でほのめかすようなことを言っていたので、撃たれてしまうということ自体は否定しない。だがあの描写だとどうしてもとってつけた感じが否めない。おそらく、脚本か演出かその両方が下手だということなんだろう。
原作は普通にハッピーエンドらしいが、どうしてこういう改変をしたのか、するにしてもなぜこんな下手なやり方にしたのか、疑問を感じざるを得ないラストでした。
中盤くらいまではおもしろかったのに、なんか後半に行くにつれて駆け足になって、最後のオチがやらかしてくれたために、全体として微妙な感じになってしまった。作画は安定していたのに、肝心なところが雑だったような気がする。