うーぱーぐらふぃくすの紹介


(CORE GRAFX とゲームソフトは市販のものです)

(2016年4月26日追記:2月末時点の名称から「っ」と「(仮称)」を除きました. この紹介の記事だけ名称を修正しました)

概要

本ユニットは PC エンジンを改造することなく 720p の映像を出す装置です.

PC エンジンの背面端子から出力される、アナログ映像に変換される前のデジタル映像データ*1を再構成して DVI コネクタから 720p の映像を出力しています.

使い方と簡単な仕様説明

背面端子に本ユニットを付けて、 DVI ケーブルにモニターをつなげば準備完了です. あとは PC エンジンの通常の使い方と同じです.

  • 別途音声出力端子もついていますので従来の AV ケーブルは不要です.
  • 映像規格は 720p に準拠していますので対応する液晶モニターや録画機器で相性問題を気にすることなく利用出来ます. (できるはずです.確認は今後行なっていきます)
  • 映像はデジタル信号のみを使っており、アナログRGBと映像向け AD コンバータは使っていません.
  • 音声は AD コンバータを使用しています.

バックアップシステムに対応しています. 保存デバイスは FeRAM を利用していますので、電池なしにデータを保存し続けることが出来ます.

画面写真

動画は後日撮影して追加します
現時点で過去に記載した映像と同じ画質でゲームを遊ぶことが出来ています.

映像の写真は過去の記事を参考にしてください → http://d.hatena.ne.jp/na6ko/20151117

想定されるご意見,ご質問に対する回答

  • HDMI は使えないのですか?
    • 市販の変換アダプタや変換ケーブルを経由すると使えます.
  • CD-ROM2 は動きますか?
    • 現段階では HuCard だけの対応です. 基本機能の設計に精一杯で CD に対応するまでに到達出来ていません.
  • Duo シリーズでは使えますか?
    • 背面コネクタが存在しないので使えません. アナログは6本ぐらいで済みましたが、デジタルの場合は60本ぐらいの線が必要になり、無理矢理配線するのは現実的ではないと考えています.

*1:VDC DATA = color RAM address