半分の力しか出せない時だから

回復走

■ 2012年2月15日 28キロ。

仕事が終わってからスプリングウインド230へ。

TTバイク関連で注文していた部品が届いたので受け取りに行くついでに回復走。3日連続で回復走レベルだなぁ。少しずつ右尻の痛みも気にならなくなって来たからワットも少し高め。

2日間ローラー練をしていたから外を走るのが何となく久しぶりな感じがした。それと同時にやっぱりローラーと実走では感覚が違うなぁとも。ローラーは効率的なトレーニングができる半面、それに偏るのは良くないと僕は感じる。

やっぱり、実走行で速く走れてナンボの世界だし。

それと同じように、実走にはローラーには無い登りと下りがある。下りは問題ないけど、登りで200wを超えると打撲した場所を針でチクチク刺すような痛みが走る。無理して走る必要はないけど、ある程度は痛い部分の筋肉も使う。

以前、野球選手が脚やお尻にデッドボールを受け打撲してしまうと、その部分の筋組織が壊れて筋肉が固まってしまい、調子を取り戻すのに1カ月はかかると言っていたのを思い出す。僕はプロではないし、ましてや若くもない。1ヶ月で元のようには戻らないかもしれないけど、できる限りの事をして少しでも早く回復するように努めよう。

今回落車してしまった事で「はぁ・・・。怪我してしまったから負荷をかけた練習ができなくて調整が遅れちゃうな。」とか「トレーニングで負荷をかけられないからパワーアップできないな」とか、そんな焦りが僕にはない。


僕のブログを長く見てくれてる人は分かるかもしれないけど、僕のトレーニングは基本的にLSD(L2)が基本で、あまり辛いトレーニングやワットを高く出すようなトレーニングにあまり時間を使わない。

その理由として、僕の体格や体質を考えた時、野球に例えると僕は確実に4番打者にはなりえないタイプ。だから筋肉を肥大させてパワーをつけると言うトレーニングは、むしろ避けて、筋肉を肥大させないでパワーアップや持久力アップできるようなトレーニングをしてきた来た(つもり)。

でも時々そんな4番打者が居ても良いのかな?とも思う時もあるけど・・・。

時に高付加トレーニングも必要かな?と感じる事もあるので、短期的に行う事はあっても定期的にL4を20分とかそう言ったトレーニングはほぼやってないと言っていい。昨年10月から朝練でL4相当のトレーニングを始めたが、グラフを見れば、L5ゾーンで走ってる時間があったりL2ゾーンで走ってる時間があったりと、ある負荷を集中的に鍛えると言う目的よりも、実戦をイメージしたトレーニングで結果的に平均を見ればL4トレーニングになってると言った感じ。週末のチーム周回練習もしかり。

朝練やチーム練習に僕が求めている事は、練習メンバーと空気で会話しながらの練習。


夜練は、ほぼL1かL2ペースで坦々と走るのがメインで、時に気分的だったり思いつき的に坂区間を使ってL3まで上げたりとその時の気分任せ。大体仕事でイライラする事があったりしたときペースが上がり気味な傾向があるけど(笑)。でもこのゆっくり走る時間が僕にとっては凄く大切で、以前にも書いた事があるけども、軽い運動中は頭の回転がとても良い。

坦々とL1ペースやL2ペースで走りながら色々な事を考える習慣をつけると、時としてとんでもなく面白い事が浮かんできて、それが生きる事がある。

ブログに書いてる内容だってそんな時に気付く事もある。

自分の失敗を客観的に分析する時も、仕事の段取りだとか色々な事に対して集中力を高め考える事が出来たりするので、日々の不安や重圧までをソレで解決できてしまうなんて事もある。

だから家の玄関のカギを開けた時にはスイッチをオフに切り替える。

僕の中の順位的には、家庭が1番。仕事が2番。自転車は3番か又はソレ以下。だから家の中に入ると、自転車関連は物欲以外はほぼオフ。それが家でローラーをあまりやらないもう一つの理由でもあるかな?。優先順位を3番以下に置いても「これ位はやれるんだから、もっとやれるだろっ」てポジティブに考えが行くのも良い作用。

自分が望む結果や練習が出ない時こそどうあるべきなのか?どうでなくてはいけないのか?を示すのもチーム年長者の役割だろう。

ただ、苦しい時とか力が半分しか出せないと感じた時に50%の力を全部出せる自分が居れば必ず立ち直りは早い。仮に怪我を言い訳にサボって同じ時間を抜けだしたとしても、失敗からの成功を得る事はできない。


スプリングウインド230で買い物を済ませ、そんな事を考えながら家に帰る。

1時間10分 アベレージ 130w 86rpm 24km


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