英語版Palmを使う(19)

Palmでマルチメディア系を使ったデータベース管理

パームの大きな魅力の一つは、その小ささと速度にあると思っています。見たいときに見たい情報をタイムラグ無く取り出すことが出来る、これが良いのです(^^ もちろん、ネイティブファイルを直接見ることが出来ることは非常に嬉しいですが、office系やPDF系の書類は、操作速度が遅くなってしまいますし、PCで行っていることをPDAでそのまま行おうとするのはまだまだ難しいのが現状かなぁと。時にはPDAの良さを削ってしまう場面もあります。またどうしても掌の上に乗る分、画面の大きさには限界があるので、PC形式の状態でPalmで見ようとするとかえって見づらくなります。さらに英語版Palmの場合は文字化け問題もあります。
でもメールなどに添付されてくる書類の閲覧は別にして、普段Palmに持ち歩くデータをPCでオフィス系やPDF形式からJPEG、TEXT(DOC)、HTML形式に変換すると文字化けもなく、幸せが待っている場合があります。ここでは自分のやり方を少し覚え書きします。
ちなみにPalmで用意するソフトは、自分にとって静止画閲覧の決定版であるResco Viewer。元々凄い閲覧速度であったのに、ここ数度のアップデートでさらに速くなりました。非常に快適です。その他は付属のDocuments To GoとBlazerです。


■PDF書類を軽めにして文字化け無くPalmで読む

PrimoPDF
有名はフリーソフトで、PDFファイルを画像として保存することが出来ます。目的とするファイルを開いて、印刷するを選んで、詳細設定から



こういった形式でPCに保存し直すと、解像度はやや落ちますが、Palmの狭い画面なら大きな問題になりませんし、ファイルが軽くなるので操作速度もアップしますし、何と言っても日本語ファイルでもPalmで読むことが出来て文字化け問題から解消されます。

■HTML形式にしてPalmで読む

紙copi
最近最も気に入っているPCソフトです。これは気に入ったサイトをHTML形式でクリップして、保存してくれるソフトですが、クリップした内容を自分で編集も出来ます。保存先は、自分で作成する箱(フォルダー)で、そこにテキストもどんどん作成出来ます。PDF、JPEG、オフィス系の書類なども一括管理出来るので、このソフトの上で様々な作業を統合して行うことが出来ます。またあらためて覚え書きしたいと思いますが、操作性も非常に軽いですし今一押しです。で、Palmに流し込むには、紙copiというフォルダの中に作成されたHTMLファイルを外部メモリにコピーするだけです。HTMLファイルの閲覧方法は、右脳先生が、こちらでまとめて下さっています。

JPEG形式でPC上の情報を読み込む

Winshot
PC画面上の任意の範囲をクリップ出来てJPEG形式で保存してくれます。Resco Viewerでサクサク閲覧です。

PowerPoint形式をJPEG形式にする

Resco Album Generator
Resco Viewerに付属してくるResco Album Generatorを用いることでPC上でppt形式をJPEGに変換してくれます。もちろん、アニメーション機能は無いですが(^^;

一手間かけると掌でサクサクと多彩な情報を取り扱うことが出来ます(^^;