妖怪人間ベム 1巻

妖怪人間ベム 1 (ヤングジャンプコミックス)

妖怪人間ベム 1 (ヤングジャンプコミックス)

ヤングジャンプ連載。
個人的には「野獣は眠らず」が好きなのでこの漫画に対する心象は微妙。でも面白い。チクショウ。こんなに面白いのに秀武先生がイマイチヤンジャンに定着しない。チクショウ。
言うまでもなく超有名な名作アニメをコミカライズ。ベムたちを追うのがドイツっぽい軍人たちなのは作者の趣味です。妖怪人間達の優しさが染み、だからこそ毎回おとずれる異形としての苦しみが悲しいです。
今週号には読みきり「サンドガス」が載っててこちらも良かったです。無骨な野郎共と機械が荒廃した世界と良くあってました。そして娘っ子は色気があります。http://blog.livedoor.jp/hagakuresoh/archives/50898486.html(作者のHP)
ヤンジャンに定着してほしい。

誰かがカッコゥと啼く 1巻

誰かがカッコゥと啼く 1 (サンデーGXコミックス)

誰かがカッコゥと啼く 1 (サンデーGXコミックス)

サンデーGX連載。
小学校教師の作馬美智孝にとって子供たちは怖い存在。まるで別世界に住む生き物でした。しかし彼は知ります。実際に子供たちは別世界に住んでいることを。自分の教え子の5人の「魔王」に囚われた作馬。そして彼は、世界が変わってしまったのは11年前の「子供だった」自分が原因だったことを知ります。
失礼ながら「絵が上手い」という印象がなかったイダタツヒコ先生ですが、今作の場合第1話目からまずビジュアル面で魅せられました。子供たちに細工され笑顔しか作れなくなった作馬の不気味さといい、全力でおどろおどろしい世界。ゴルディアスの様にはならず最後まで楽しませてくれることを期待しています。

任侠沈没 1巻 「意味がわからん!」

任侠沈没 (1) (ニチブンコミックス)

任侠沈没 (1) (ニチブンコミックス)

別冊ゴラク連載。
この記事を読んだ瞬間買うことを決めました。
23:00 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明
これ読んでほしいと思った人はまず買って損はしません。
任侠も突き詰めればここまで馬鹿になるのでしょうか。変態任侠が炸裂してます。
突如火山噴火・大地震・地割れ・日本沈没へのカウントダウンってのに任侠馬鹿の主人公大紋寺竜伍はこんな状況にもかかわらず復讐で頭が一杯。「妻と子供を殺された復讐にかつての仲間を狙う」ってのはチャンピオンのダイモンズと同じ構図のはずなんですが、なんでこうも印象が違うのか。
ツッコミ所だらけなのに引き込ませる、圧倒的な破壊力。ゴラクはあまり読まない雑誌ですがこういう奇想天外な作品があるって事は見逃せない存在です。
この作品の中のヤクザは欧米人にとってのニンジャ以上のファンタジー世界の住人です。その気になったら、空も飛びますオズの魔法使い方式で。
恐ろしいことに、2巻以降はもっと凄そうです。

ベクター・ケースファイル 1巻まとめ

以前のギャンブルフィッシュレビューまとめが結構検索で来てくれる人が多かったんでこれからもやっていこうか考え中です。とりあえず今回はベクター・ケースファイル「原作・藤見泰高先生 漫画・カミムラ晋作先生」を。
い~かげん人間のダメダメだいあり~ ”ベクター・ケースファイル 稲穂の昆虫記”1巻
http://otasuke.new-akiba.com/product/review/3120
レビュー2点。
ベクター・ケースファイル1巻 「半裸の表紙ですが、中身は昆虫被害の本」 - アキバBlog
関連記事リンク多数。
虫マンガ「ベクター・ケースファイル」が現実のものとなった日。 - たまごまごごはん
1巻には未収録ですが、実際の出来事にベクター・ケースファイルが偶然シンクロしていた話。

他にもあったら随時追加します。

●追記
ベクター・ケースファイル(1) - 真・業魔殿書庫
ベクター・ケースファイル〜稲穂の昆虫記1巻 藤見泰高・カミムラ晋作:360度の方針転換
グレースタイル 【排除ではなく共生】ベクター・ケースファイル 稲穂の昆虫記 第1巻
藤見泰高、カミムラ晋作/ベクター・ケースファイル 稲穂の昆虫記 | マンガ一巻読破
感想 - 無駄話