撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

ごちそうさま!

 土曜日は予定通り家で飲み会。大人6人、子供3人で楽しみ
ました。久しぶりにたくさん買い物して、たくさん料理をした。
 みなさん、食べっぷりが良くて嬉しくなってしまう。メニューを
簡単に・・。


食べ物
空豆のそのまま焼き
・フライドポテト
・チーズ、ハム、青ジソの巻き揚げ
・鳥軟骨の網焼き
・牛たたきサラダ
・ピザ2種
・ほうれん草の皮なしキッシュ風
・シーフードトマトソーススパゲティ
・ナッツ
・ポテトチップ
・バニラアイスクリーム苺ソースかけ


飲み物
・エビスビール
赤霧島
・れんと
・フォアローゼズ
・一の蔵無鑑査
・梅酒ソーダ割り


 すっごくいっぱい作ったような気がしたけど、こうやって
みるとあんまりカロリー高そうじゃないなあ・・やっぱり家で
飲んだ方が健康的かもね・・。お酒の飲み過ぎには注意ですが・・。


 次の日、お魚をいただいた。大きなさかなと、ヤリイカ3ハイ。
これくらいだったら捌けるよね、と言われて見栄はった私、内心
ビクビク・・。下に写る箱のサイズは40センチ×32センチです。


 我が家にはまともな出刃包丁もないし・・。でもでも、絶対食べたい!
今朝長崎で釣ったばかりだと言うし、包丁入れた途端に新鮮で美味しそうな
ことは触感で分かるし・・・。
 ・・恥ずかしながら、キッチンばさみまで手伝いにかり出してなんとか
3枚におろせました。刺身でもいけたんだろうけど、自分の包丁さばきと
献立の関係で唐揚げにしました。なんと贅沢!揚げたて最高!あらはもちろん
煮付けてぜ〜んぶ堪能しました。
 イカは刺身!げそとえんぺらは天ぷら、こちらも美味。しあわせ〜!!!


 昨日、友達のお宅にお邪魔して夕御飯をごちそうになって帰ってきた長男
には、残しておいたイカで「イカ刺し丼」。朝から食べて行きました。


 ごちそうさま!感謝、感謝、です。

絡み合う糸(どんど晴れ)

 聡が夏美に言った「女将の仕事がほんとに好きでやってたんじゃないのか」
という言葉はなんだか涙が出てきてしまった。


 二人で幸せになりたい、と言った夏美。その言葉を今日は柾樹が使う。
ふたりとも相手のことを思いやりながらも何だかしっくり噛み合わないで
いる。


 相手の幸せを望むからといって自分が無理をしたらふたりの幸せにはなら
ない。自分が心地よい気持でいてもそのために相手が我慢を強いられてるの
ならそれもふたりの幸せにはならない。あなたの幸せがわたしの幸せなんだ
なんて言ってもそれは自己満足の嘘っぱちになってしまうことだってあるの
が悲しい。それもそれと気づかずにいるともっと悲しい。


 素直になることは自分がしたいことをすること。それは別に我が儘になる
ことでも、楽な方に流れることでもない。自分が決めて、自分が無理をせず
に、頑張ることまで含めて楽しんでやること。そんなことが出来る事って、
やっぱり好きなことしかできないと思う。


 柾樹が旅館を継ぎたいからといってそれだけで夏美が女将修行に耐えられ
わけでもないし、女将になれるわけでもない。いつしか夏美のこころのなかに
「好き」のこころが芽生えたからこそ頑張っていたんだろう。それは柾樹の
ため・・というだけではおわっていない。


 人を愛するとき、ただ好きだ!って言えたらいい。相手がどうとか返事が
どうとかそんなじゃなくてただ毎日「大好き!」って言いたい。そして相手
からもその心が来れば(返ってくるのでなく純粋に来れば)それはそれだけで
幸せなことだ。好きというほど不安になるような時は、自分の気持ちしか
見ていないことが多い。自分が不安になるのと同じように、自分が切ないと
思うのと同じように、同じ気持ちでいるひとは相手もそう思っていることに
なかなか気づかない。


 ひとつのことが始まると、さまざまな物事が、ひとたちが、複雑に絡み合
って、もともとのかたちがなかなか見えなくなってきてしまう。それでも、
一番最初にあるのは自分の気持ちなんじゃないか・・そのシンプルな想いを
信じていいんじゃないかって思う。