エリ・エリ・レマ・サバクタニ


 暴力温泉芸者バナシんとこでid:midoridouさんが教えてくれてた映画『Eli,Eli,Lema Sabachthani(エリ・エリ・レマ・サバクタニ)』を隣駅前のTSUTAYAに探しに行ったところありましたよ!それも5本も!みるとFM東京何周年記念かの企画作品、そら5本おくわな‥ところで内容ですが、ストーリーはともかく「中原昌也のノイズ作品メイキング映像」としてものすごく面白かった。
 ピアノの弦を直接ドラムスティックではじいたり、チェロの弓でワイヤーを擦ったり叩いたり‥そうしたちょっと意外なアナログ手法で採取した音源をエフェクターで増幅させたりひずませたり。そしてこの映画では浅野忠信が中原とユニットを組んでいるという設定。彼はエレキギターでノイズを弾きアンプとハウリングさせる等。中原昌也というか暴力温泉芸者(今はヘア・スタイリスティックス?)のCDとかリミックスワークは好きでよく聴くんだけどもっともっと1から10までデジタルな作業で作られていると思っていただけに目から鱗。
 特に映画の中盤過ぎ浅野忠信がデジタル加工された音源をバックにギターを弾く、それもサワヤカ〜な草原で(画像参照↑)弾くシーンは圧巻でした。まさにマイフェバリットサウンドオブ「ヴァイオレント・オンセン・ゲイシャ」!!
 あと中原昌也、見た目とか普通だった。『IN☆POCKET』では一緒に写ってたのが町田康だからヒトキワ‥だったのかもしれない。浅野忠信との2ショでは寧ろ好青年にみえた。映画では途中で自殺しちゃうんですけどね。
 しかしこの映画、中原ノイズが好きな人以外にとってどうなのかなぁ‥え?ストーリー?それはどうでも‥

殺し屋1(イチ)・先週の続き。


 こっちも浅野忠信。なんだかな〜なので今回はイチ君役の大森南朋の画像を‥探したけどなかなかナイ。そりゃ古いし大森ナオ主役ながらチョイという微妙さ。しかし探せばあるもので、南米の方のゲイサイトのDVD販売ページにきれいな画像が!やはり殆どがマー君(浅野忠信)画像。しかしやっぱ南米って遅い? それはともかくこの映画の評価はヒドイ。でも私としてはAmazonとかのユーザーレビューで「こんな神経にくる映画作る意味あるのか」とかそういう事言ってる人の方が良く解らない。だいたいどういう動機でこれを観たのかが知りたい。例えば私は原作の漫画にハマッたクチなので「どこまで映像で再現されるのかなぁ」っていう興味だし、原作を知ってればどんだけ"イタい"話かはハナから判ってる。そういう次元で観れば「ああ、まぁソコソコはイケてるし話として漫画より上手く纏ってるな」っていう感想を抱くよ、普通(ただCGのショボさはかなりのものとも)。でもすき好んで観る映画ではないのも確か。

暴力温泉芸者

 ああ、明日からまた仕事、と思うとウンザリするのが日曜の夜です。嘘でもいいから「明日出勤すれば上司に会えるんや!」と思いたい。仕事そのものは特に苦痛ではないのですが、鬱陶しいのはマイ母親並みに粘着質なマイ上司だから‥そんな時にどんな音楽を聴けばいいか?
 楽しいポップスや優しいクラシックを聴くと駄目です!その楽しさや優しさは"ああ、このまま安らぎの中にいたい"と思わせるから‥で、やっぱり暴力温泉芸者です。最近のヘビロテは"Roll over-LoveStylist"。たまにホワイトハウスとかも聴きますが(サンキュ.ココロ社)、中原音源に比べると生温い。おっ、もしかしてレミング病だったりして私。