めっさ怖かった!>S.キングの『シャイニング』より怖かった

 昨日の夜なんだけどさ‥何かヘンな音がするのヨー

 ズズッ........ズゾゾ..........

 で、ドアの開いてる隙間から見たら廊下の灯りは消えてるし、黒い影としか解らない黒いものがじわじわ動いている。
 ドロボーとかにしたら鈍い。
 まさか近所の誰かが大蛇を飼っててそれが侵入したとか?

 とりあえず放っといて寝るほどの度胸はないワシ、ソーッと音をたてずにドアの陰から覗いてみたら。

 「ゴルァ!..オマエかいよ..」

 マイ猫ジョルジュ王子が何の為かしらんけど私のコートを玄関に向けて引っ張っていってたのでした。
 何がしたかったのでしょうか?

煙草がきらい?

 そういやこないだ図書館に行ったとき『ねことくらす』みたいな本があってぱらぱら読んでいると「煙草がきらい」とありました。
 だから私の部屋で寝るのがイヤで玄関に、そしてオフトンとして私のコートをひきずって行きよったのでしょうか。
 だとしたら可哀想‥とも思いますが、去年の春、子猫としてウチに来てからズーッと平気で私と寝てるんだからおかしなはなしだ。

 しかしその本には他にも「飼い主と違う性の人間にはなつきにくい」「声の低いのは好きじゃない」等々とあり、ウチの父は好かれる可能性、マイナスとみた!