一年が経つのって早いものだと感じるのは"恒例行事"に参加したとき。
そして、その行事が楽しければ楽しいほど、どことなくひんやりとした寂しさを感じたりもしがち‥とはいえ、歳を経れば経るほど、楽しい行事なんて減っていくのですが。
『石ふしぎ大発見展』は、というと、特にそう感傷的になるようなイベントではないです。
なんせいつだって人が多い(上画像)!
いったいどっからこんなに?と思うほどの来場者です。
男女の比率はトントンといった感じですが、女性は主にアクセサリになっている製品や、それに準ずるルースに群がるのに対し、男性はどことなくエキセントリックな雰囲気で「それ、いいの?」なものを丹念に調べたり、あと、教え好きなオサーンとかも多数「それ、安いように思うかもしれへんけど、結構キズあるし石はイマイチやでぇ」等、出展側からしたら営業妨害な呟きをスルスルと誰にともなく発してみたり。いちいち聞いてしまう私もボンヤリなのですが。
っていうか、今年の展示会(つーか展示即売会)は一味違っていました‥と、いうのも去年はうささんと一緒だったからです。それに対し、今日は独り。私は特にサビシガリではなく、寧ろ単独行動の方が多いのですが。
でも多分「思い出」というものが他人との「親しみ」の正体なのでしょう、今日なんかちょっとしたハズミに去年のうささんを思い出させて。
"黄色い編み上げブーツを履いていたけど、一体ドコでああいうのを買ったのだろうか""ヘンなおもちゃのようなカメラを持っていたけど、あれは何だったんだろう?"etc,etc.......
宮本武蔵の言葉だったと思うのですが「孤島で独り生まれ育った人間は孤独を知らない、孤独を知るのは自分以外の人間がいると知った時」。
そして今日、右手の中指用の指輪を発見しました(画像)。
私が一番好きな色=緑=石類の中ではやたら高価だったりしますが、今日のプレナイトは妥当な価格でした。