ジョルジュに叱られる!


 いや、ジョルジュだけじゃなく母親からもうるさく言われるのだけれど、わたしは「はっ!」と気付くと靴を買ってしまうのです。
 何故かというと、昔っから足のサイズが大きくて、デザインが気に入って+サイズが合う靴ってなかなかなかったからです。

 しかし最近では結構大きいサイズの靴も出回るようになっていて、そんなにあせって買うこともないのですが‥ ないのですが、買ってしまう!

 今日も、明日のコーディネートを考えていて「あー‥ もちっとプラットホームなブーツが欲しいなー」とか思っていると、ジョルジュ王子がササッと出てきてそんなわたしを叱ったのでした。
「ねーちゃん、会社にも7足ほどブーティもパンプスもあるじゃん!」と。
 いや、あるんですけどね‥ 新しい服を買うとその分、新しい靴も...etc,etc... ジョルジュくん、キミには解らないんだよう!
 そういや『ブーツをはいたねこ』って童話にあったけど、かれのブーツはどこで買ったんだろう?

経費で落としてください!

 っていうか、わたしは本来そんなに「いでたち」にこだわるひとではなく、夏はTシャツ or アロハとジャージかデニム下、冬はその上にフリース、春や秋はそのつどの微調整で充分だと思っているし、実際それで充分。
 あとは仕事でどうしても‥って時用にスーツ上下を会社のロッカーに準備している。
 だいたい、わたしは仕事の内容で評価されるべきで「見た目」なんかだれも気にしていないと思うのだけど、マイ上司が「もっとおしゃれしろ」って言うんだ。「もっとお化粧したら」とか。
 こういうのは一種のハラスメントじゃないかなぁ‥ お客様が見るのはわたしの「見た目」ではなくデザインや企画書だと思うのだけれど?