恭賀新嬉

                                 
 2016年です。2015年中も途中まで「2014」と勘違いしていたわたしですが、今年はそういう事がないようにしたい…そんな今年の抱負は「今が何年だか間違えない」。
 …と、いうのは冗談ですがとりあえず集中力は鍛えようと思っているところです。『冷蔵庫ヘヴン』、今年も宜しくお願いします。
 
 だいたい昨日、そう早速2015の反省ですが、昨日のエントリの終わり方はすごく投げやり…これ実はCATVで『アウトレイジ』が始まったのでそっちに行ってしまって。そのクセ、途中で寝てしまったりしているのですからエントリも中途半端なら『アウトレイジ』も中途半端。
 ちゃんとスケジュールを頭の中に組んでおけばいい事なのでしょうか?新年早々先が思いやられるような。

親族の大騒ぎ/骨粗鬆症

 おせちはナジですが、亡き父が好きだった梅玉と数の子は買ってきてお供えなど。
 ちなみに妹総書記は昨夜からお泊り。一応元旦は父方叔父の所で食事をする、という事になっているのですがそれにも「私帰るの遅いし、行っといて」。行っといてってソコは妹のソトヅラ発揮のイヴェントであってわたしなど精々子供のワンオブゼム。あー去年も同じような事書いたの思い出します…
 と、いうか子供と遊ぶのは好きですし体力があれば、というか健康体ならいくらでも遊んでやるに吝かではない(あ、吝かではない、というのはそんなにケチりはしないよという意味で一応、わたしはオトナなので。子供がわたしに対して遊んでやるに吝かではないという文は成り立たない)けど。今日も叔父ん家に行くとキャーキャー来たーだったのですが結構体力もある奴等に対し骨粗鬆症のわたしとしてはここは多いに吝かである!

新しい寝具と『ハリウッド・バビロン』

 去年末寝具を替えました。これが今年の吉兆になる事でしょう‥ってシングルでも敷布団の交換は力が要るので便利屋・太郎さんに来てもらいました。正直言ってわたしの部屋はカオスなのでヒトになど見せたくないけれど、ビジネスライクな太郎さんには去年もいろいろお世話になっているのでそこは大丈夫です。
 さて寝心地の良くなった寝床で早速読んだのは『ハリウッド・バビロン』です‥っていうか前の敷布団の下から出て来た!なんという扱い…ってこれはわたしが高校生の頃に父が買ってきて読んでたのの御下がりですが、もっと大事にしてはどうかとも。ってわたしですが。画像の通りボロっとなっている上に途中のページで切れかかっていたりして。申し訳ない上に読み辛かったり。
 
 映画に関しては所謂「無声映画」とは全く縁がないですし、出て来る俳優や女優なんて半分も知らないですが、この本は読み物としてとても面白い。バビロンと言うからにはやはり惡の都としての歴代スキャンダルが描かれている、そしてその何ともな写真も。
 わたしがこの辺の空気を実映画で感じたのはグロリア・スワンソンの『サンセット大通り』ですが、スワンソンも執事役のシュトロハイムもよくもまぁ…という位「崩壊したバビロン」を演じてい、自分で辛くないのかとか思ってしまいます。これは一種ホラブルでしょう。
↓ここで観れますけど

 ちなみにこの著者ケネス・アンガーは奇妙な映像作家として後年改めて出会うのですが、『快楽殿の落成』はアリステア・クロウリーの儀式魔術を上手く映像化しているようで実はそうでもない…でも美しい作品ではあります。
↓コレは音楽が違うケドダイジェスト。