エッチング・ドライポイント

 アート!…自分の日記に…そもあまりアートでもないアーティクルにアートとタイトルを付けるそういう根性というか性根ときては最も芸術から遠い所にいる人ならではかと存じますが、まさしくわたしはそういう人種.... 傍迷惑な人種であります。
 オーソドックスなチューニングも出来ないのに高度なギター・ワークショップに参加してみたり。あれは本当、周囲に迷惑をかけました。(初心者でも大丈夫、的なお声をかけて頂いたものですから…って、まさか本当に初心者が来るとは思われなかったのでしょうね…心底恥ずかしい思い出、それも比較的最近…)

 そして今度は、老師Sのお師匠様(ちょい前ポタリー買った、スタンダードプードルのオーナーさん=グラフィック・デザイナー)がエッチングのワークショップをしているというので「行こ」と即断。老師Sとしても、その話をしただけの事、まさかわたしが行くとは思っていなかったでしょう…

 そして上画像です。
1.漫画用紙に下描き
 特にモデルもいないので我が家のジョルジュを鉛筆でクロッキーした上から筆ペンにて。ここで解ってないのがエッチングとは銅板にニードルで彫る手法だからこうベタベタなのはチョット如何なものか?
2.銅板にニードルで彫る
 昔やった事あるような、と、またも身の程知らず、イキナリ葉書大の板に挑戦…ただ下書きそのままはやはり無理…何故なら版画はシンメトリーの確認が難しいから横顔はやめとく+鉛筆で簡単にトリミング。
3.出来上がり
 なんだか怪奇マンガっぽい絵に…でもまぁ初めてですから!

 ニードルに慣れたら多分面白いと思いました。他にも画像の色味にグラデーションをつけるような手法(薬品)もあり。これは続けるつもりです。

 ちなオーナー先生に「持っていくものとか?」と予約時尋ねると「汚れるかもやしエプロン」との事でしたので、中華バイト時のエプロンを持って行きました所、スタンダードプードルの女子さん(って11才だって... )がクンクン(右画像)。ラードの匂いかな?