ruby-trunk-changes r47687 - r47698

今日は Hash リテラルの値に if 文を書いた時の文法エラーの不具合修正などがありました。

akr: r47687 2014-09-23 08:29:15 +0900

test/ruby/test_thread.rb の test_main_thread_status_at_exit で Thead.pass → Thread.pass と typo 修正。 実際には mth.stop? の条件がすぐに真になってここは殆ど実行されてなかったみたいですね。

svn: r47688 2014-09-23 08:29:27 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r47689 2014-09-23 09:13:32 +0900

doc/ の下のドキュメントファイル類の行末の空白除去。

hsbt: r47690 2014-09-23 11:55:14 +0900

.travis.yml で make test と make test-all で -v オプションを渡すのをやめて、また make test-rubyspec で rubyspec も実行するようにしています。

duerst: r47691 2014-09-23 16:08:03 +0900

tool/downloader.rb にファイルをダウンロードする時に、手元にあるファイルの更新時刻を If-Modified-Since ヘッダで渡して更新があった時だけ本体をダウンロードしなおすようにしています。大きなファイルなので毎回ダウンロードされないようにして通信量を抑えるようにしています。 [ruby-core:65164] [Feature #10084]

svn: r47692 2014-09-23 16:08:16 +0900

tool/downloader.rb の行末の空白除去。

nobu: r47693 2014-09-23 20:52:23 +0900

tool/downloader.rb のリファクタリング。 r47691 で追加した Downloader.download_if_modified_since を Donwloader.donwload メソッドと共通部分を括り出して引数のフラグで更新時刻チェックの処理を切り替えるようにしています。

nobu: r47694 2014-09-23 20:56:30 +0900

またまた tool/downloader.rb で Downloader.uri_to_download というメソッドを追加して、利用しているスクリプト側で書いてた gnu.org および rubygems.org の URL を埋め込むようにしています。うーんビルドやリリース用のツールとはいえ、今後このクラスを利用する場所が増えるとここにURI追加していかないといけないことになるのでちょっとこの設計は違和感がありますね。

nobu: r47695 2014-09-23 21:09:30 +0900

make update-gems ターゲットを追加しています。 gems/bundled_gems の bundled gems のバージョンが更新された時のダウンロードしなおすルールが書かれています。リリースパッケージには指定のバージョンの gem パッケージが含まれるので、ソースツリーを追いかける人用でしょうね。

nobu: r47696 2014-09-23 22:00:27 +0900

Hash の { key: value } の記法で value のところに if 文を書こうとすると parse error になる不具合を修正しています。 後置 if として解釈されてしまっていたので、key: のようなラベルの後に modifier は入らないように lexer のステータスの指定を修正しています。 [ruby-core:65211] [Bug #10279]

nagachika: r47697 2014-09-24 01:31:40 +0900

r47696 の ChangeLog エントリが重複していたので1つ削除しています。

svn: r47698 2014-09-24 01:31:51 +0900

version.h の日付更新。