ruby-trunk-changes r49887 - r49895

今日は Windows での Dir.glob の short name への対応の修正などがありました。

nobu: r49887 2015-03-08 11:19:04 +0900

cygwin/GNUmakefile.in の dir.o の依存関係が win32.o になっていたので win32/win32.o に修正。

svn: r49888 2015-03-08 11:19:21 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r49889 2015-03-08 11:25:26 +0900

win32/Makefile.sub で config.status を生成する時に RUBY_PROGRAM_VERSION を出力するようにしています。 fake.rb の生成に必要になったため。

nobu: r49890 2015-03-08 12:08:37 +0900

r49011 で追加した、拡張ライブラリがビルドされているかチェックするテストで、configure のオプション --without-ext で除外されたものをチェックからはずすようにしています。これによってこれまで windows? でチェックして除外していたのはやめています。

nobu: r49891 2015-03-08 15:30:32 +0900

miniinit.c に Init_enc() を追加して、ASCII-8BIT/US-ASCII/UTF-8 の3つのエンコーディングだけ組み込みで利用できるようにしています。

nobu: r49892 2015-03-08 16:57:38 +0900

r49478 や r49537 の再修正。 Windows の short pathname への Dir.glob での対応を追加しています。 Windows では普通のファイル名のほかに PROGRA~1 みたいな省略形の名前も持っているので、この名前を取り出すようにしています。 [ruby-core:67954] [Bug #10819]

akr: r49893 2015-03-08 22:52:51 +0900

r49260 で IO#close がclose 済みの IO オブジェクトに呼ばれても例外を発生しなくなったのに追随して拡張ライブラリ zlib の Zlib::GzipReader#close も二重に閉じても例外を発生しないようにしています。

ko1: r49894 2015-03-09 04:50:37 +0900

NODE * 型の cref の情報にアクセスするためのマクロを導入しています。cref を NODE 型から変更しようとしているそうです。

svn: r49895 2015-03-09 04:50:50 +0900

version.h の日付更新。