今日は昨日の openssl の TLS v1.2 化の revert などがありました。
kosaki: r52083 2015-10-09 06:31:49 +0900
benchmark/ ディレクトリに require のベンチマークスクリプトを追加しています。 [Bug #11559] の件で require のパフォーマンスを計測するため。
svn: r52084 2015-10-09 06:32:08 +0900
version.h の日付更新。
svn: r52085 2015-10-09 06:32:36 +0900
r52083 で新規追加されたファイルの svn property 設定。
kosaki: r52086 2015-10-09 06:53:48 +0900
r52083 で追加した require のベンチマークのために require すべきファイルを生成するスクリプト benchmark/prepare_require.rb で、既にファイルが作ってあったら上書きせずスキップするようにしています。
shugo: r52087 2015-10-09 12:58:34 +0900
"#{var}" のようにダブルクオーテーションによる文字列リテラルに式展開を含むものは frozen_string_literal オプションが指定されていても freeze しないようにしています。まあ確かに評価されるたびに別の文字列である可能性が高く、fstring で共有できていないのでここを freeze しても fstring 化による恩恵が得られないという意味では不要ですね。とはいえまだ結論が出てるわけではなくて [Feature #8976] で意見募集中とのことです。
nobu: r52088 2015-10-09 13:15:53 +0900
r52087 で追加されたテスト で assert_equal のかわりに assert_predicate や assert_not_predicate などを利用するようにしています。あと比較対象のオブジェクトの変数名を typo していたのを修正しています。
sorah: r52089 2015-10-09 14:20:50 +0900
r52082 の拡張ライブラリ openssl のデフォルトでの ssl_version の TLS v1.2 化と TLS v1 の drop を revert しています。 :ssl_version に TLSv1_2 を指定するとクライアントとして接続する場合に TLS v1.2 をサポートしていないサーバに接続できないことになってしまい、現状多くのサーバに接続できなくなってしまうとのこと。 https://github.com/ruby/ruby/pull/873 [Feature #11524]
svn: r52090 2015-10-09 14:21:01 +0900
r52089 の ChangeLog エントリの行末の空白除去。
nobu: r52091 2015-10-09 15:44:22 +0900
コマンドラインオプション --dump=parsetree_with_comment で表示する式展開を含む文字列リテラルの node のコメントを修正しています。
shugo: r52092 2015-10-09 16:28:10 +0900
標準添付ライブラリ net/ftp およびそのテストで frozen_string_literal: true の magic comment を追加して、破壊的操作が必要な文字列の生成には String.new を使うようにしています。
shugo: r52093 2015-10-09 16:42:34 +0900
r52092 に続き標準添付ライブラリ net/imap とそのテストでも frozen_string_literal: true magic comment を追加して、破壊的操作が必要な文字列は String.new を使って生成するようにしています。
svn: r52094 2015-10-09 16:42:43 +0900
r52093 の ChangeLog エントリの行末の空白除去。
shugo: r52095 2015-10-09 17:29:36 +0900
標準添付ライブラリ net/ftp の Net::FTP#parse257 というレスポンスの parse メソッドでファイルパスの取り出しにループを使って手続き的に書いていたのを正規表現を使った方法に書きなおしています。
nobu: r52096 2015-10-09 22:54:43 +0900
make test-testframework は test-all からは分離して make check で実行するようにしています。
