Gジェネ「」キャラ紹介・第12回「極東のACEから地球圏のACEへ」

不定期連載企画、Gジェネレーション「」!
小説サイトカクヨムで人気のロボ作品が、俺のPSvitaに!
集え、戦士たち…ユニバーサルセンチュリー百年を駆け抜けろ!
…実はスパロボVと並行して、まだまだ遊んでます(笑)
なんか、ニセオジロ先生のゲームコンプ画面に触発されて。
四週目、難易度ヘルをクリアすると、全マップ全難度制覇です。
ここまで来たらやったろまい!クリアがんばるぞーい♪


https://kakuyomu.jp/works/1177354054881500912
今回は白水ブルスィ先生(柏沢蒼海先生)のこれ!
架空の未来を舞台にした戦記物語「ACES 〜極東の翼達〜」です!
少し未来の国際的な政情、紛争をテーマにした骨太の架空戦記
人型機動兵器や宇宙軍が存在する世界で、様々な戦場が描かれます。
なんと日本は、純血日本人が少なくなっちゃった世界観なんです。
そして、力強い描写力で描かれる、緊張感に満ちたドッグファイト
軍事的な考察に造詣が深い氏の魅力が、たっぷり詰まった作品です。
氏は沢山の近未来戦記を手がけてますが、非常にデティールが細かい。
細かく密度の高いリアリティを積み重ねる手法は、見事ですね♪


・極東のエースは高校生

今回は主人公のユート・ライゼス君をお借りしました。
最新鋭機で極東の空を守る、一騎当千パイロットです。
そして、普段は普通の男子高校生をやってるんですね。
しかし、TACネーム『クーガー』を名乗るエース中のエース…
ストイックな日常の暮らしぶりなんかも、凄く格好いい。
そんな彼が守る日本の空が、少しきな臭くなってゆく。
我々の今の日本も、どこかACES世界に似てきてますかね…?
平和の外側、国境の向こうは戦場があるかもしれない。
そんな世界の輪郭が浮き彫りになるかのような完成度です。

Gジェネのユート君は、射撃特化のパイロットですね。
彼は機体の相性もあるんですが、非常に継戦能力が高い!
他のキャラが補給に母艦に戻っても、まだまだ元気!
射撃系武器のエネルギー消費を抑えるアビリティも持ってるし。
それに、パンチには欠けるけど、汎用性の高い愛機がある。
マルチロールで活躍できるエースパイロットですね。
戦闘BGMは自分の大好きなZガンダムの「艦隊戦」です。
スパロボでもおなじみのアレですね、格好いいですよね!


・強襲可変機を体現するもの


白水ブルスィ先生の希望もあって、愛機はリゼル
自分の趣味で、ゼネラル・レビエル配備のC型です。
しかも、ディフェンサーユニット装備型ですね。
実はHGUCでキット買うくらい、このMS好きなんです。
リゼルジェガンをベースにメタス系可変機構を持った機体。
ジェガンとの共有パーツを多くして、コストを削減してます。
また、宇宙軍に配備され、一般的なTMS戦術を実現してます。
トランフフォーム・マビルスーツの利点、それは変形…
飛行形態で長距離の高速移動が可能になり、さらにもう一つ。
背中に僚機を載せることで、互いの推進剤を節約できるんです。
逆シャア以降、宇宙ではMSはゲタ(SFS)をよく使いますよね。
そのゲタ自体が変形してMSになれば、戦力は単純に二倍です。

原作のガンダムUCではシナンジュフルボッコだったので…(笑)
ユート君にリベンジしてもらいました、全裸道場最高ぉ!
この機体はディフェンサーユニットb型装備のタイプです。
強力で長射程のビームランチャーを持ち、射程に穴がない。
グレネード、メガ粒子砲、ビームランチャーで全射程をカバー。
これは強いですよ、射程に穴がないのは一つのステータスです。

主にこのb型で出撃してますね、普段は…使い勝手最高です。
特にリゼルが優れているのは、その燃費からくる継戦能力です。
やはりGジェネでも、強い機体ほど燃費は悪くなっていきます。
最弱武器でも消費エネルギーが20を超える機体だってあります。
そんな中、リゼルの燃費はピカイチ、高火力でも低燃費!
支援で「あと少しだけ火力欲しい!」って時に助かります。
どうしても他の皆さんは、エネルギー消費が激しいですし。
こうした面は、量産型MSならではのおいしいとこですよネ!


・マルチロールにして制空戦闘機という贅沢


さらに凄いことに、このリゼル武装換装ができます。
母艦から発進する時、このa型のディフェンサーを使うことも。
b型が全距離対応型の支援機なら、a型はドッグファイト特化。
ハイパービームサーベルとマイクロミサイル、火力推しです。
特に多段ヒットで最大6Hitコンボになるマイクロミサイルが強力。
板野サーカスを彷彿とさせる圧倒的火力は、うっとりしますね♪

リゼルが目指した汎用性が、ゲームによく反映されてます。
まあ、リゼルリゼルジェガンよりは高価なんですが(笑)
多分、F91の時代に出てこなかったのは、そのちょっとの差かな?
マフティー動乱以降、F91の時代まで戦争も紛争もなかったんです。
全部、鎮圧用のジェガンで済んでた、平和な三十年ですね。
その間、ジェガンのマイナーチェンジはどんどん進みました。
同時にMSの小型化が進み、変形MSの需要が激減していきます。
何故か?戦争がないのに、高価で複雑なTMSはいらないからです。
そうしてリゼルは順次退役、生産終了になったのかもしれません。

しかし、その後のザンスカール戦争において、TMSは復活します。
コアブロックシステムと飛行形態が、意外な副産物を生みました。
それは、各パーツの分散による、小規模秘密工場での生産です。
また、地球上のゲリラ戦では飛行能力は重宝されたみたいです。
トップ、ブーツ、コアファイター、それぞれ別の場所で作る。
分離すれば飛べるガンダムVガンダムの時代があったのです。
サナリィの技術で作られたVガンダムの、そのずっと前に…
アナハイムが貯めたTMSのノウハウがあったのは大きいですよね。


さて、次回は頑張りやさんな少女パイロットが登場です。
ベイルアウターと蔑視される彼女の、本当の実力とは!?
それでは次回も、よければ是非みてくださいね♪
…んー、もうちょっとカメラがいいといいんですけど。
写真とるの下手だから、上手くとれないんですよね(汗)