Hatena::ブログ(Diary)

山猫亭雑記帳

2017-10-19

高潔なる気高き悪魔

17:57

f:id:nagamono:20171019153203j:image

この写真はマクギリス・ファリド事件終結後に撮られた物である。

イオク・クジャンの葬儀で公開されたクジャン家のガンダムフレーム…

三百年前の厄祭戦当時を再現された、ガンダムエリゴスの姿だ。

事件の終盤、イオク・クジャン専用機として調整、改修されている。

だが、イオク・クジャンはこのガンダムフレームを使わなかった。

クジャン家伝統の機体に、自分はまだ相応しくないと宣言したのだ。

高潔な彼の人柄が伺えると同時に、過ちを悔やむ姿が見て取れる。

彼の人徳は多くの家臣に慕われ、失われて知る偉大なカリスマだった。

これからもクジャン家は、多くの忠臣によって支えられてゆくだろう。


f:id:nagamono:20171019153530j:imagef:id:nagamono:20171019153608j:image

はい、そういう訳でクジャン家のガンダムフレーム、エリゴスです!

構想から完成まで半年以上かかりました…本日ようやく完成しました。

エリゴスとはソロモン72柱神の序列15位に位置する悪魔の名前です。

槍を携えて旗を掲げ、蛇または杖を持った端整な騎士の姿で現れます。

未来や戦争、隠された真実を語り、王の寵愛をもたらすとのこと。

この「王の寵愛」ってのがイオク様っぽくてよくないですか?

ラスタル・エリオンに評価されていた彼らしい悪魔な気がします。

f:id:nagamono:20171019153707j:image

で、彼は原作アニメではレギンレイズからグレイズに乗り換えました。

クジャン家にもガンダムフレームがある筈なんですけど…何故か?

ガンダムフレームには高性能機である以上の意味があります。

ガエリオもキマリスヴィダールを使ってたので、問題ないはず。

イオク様は失態を重ねたものの、写経と反省で成長を見せてました。

その彼が何故、再起の戦場でガンダムフレームを使わなかったのか?

やはり、自分はまだ未熟だと悟った、それがわかったんだと思います。

俺はイオク様が好きなので、そう解釈することにしていますね。


f:id:nagamono:20171019153935j:image

イオク様は「オジャン公」「頑張りすぎる無能」と評価は散々です。

でも、俺には彼は一つの正統派主人公のスタイルを感じましたね。

お調子者で高潔、気高い勇者で…増長して失敗し、反省して成長する。

今ではクラシカルと言える、ロボットアニメの主人公の姿ですね。

他には、昭弘が従来のガンダム主人公のスタイルを背負っていました。

肉親に目の前で死なれ、ガンダムに乗り換え、恋人の命を奪われる…

鉄血は三日月やオルガ、クーデリアやアトラが鉄血独自の世界観です。

一方で、従来のロボットアニメガンダムにも寄り添っていたんですね。

で、イオク様は最後は昭弘によって復讐を遂げられ、死を迎えます。

仇を討った昭弘もまた、戦場に散っていきました…虚しいものです。

成長や達成、成功を得た多くのキャラが、戦いの中で死にました。

この無常観もまた、鉄血が訴えたかったテーマだったと思ってます。

戦争では良し悪しや強弱ではなく、誰もが平等に死んでしまうんです。

挫折と失敗、そして自分に向き合ったイオク様は成長していました。

彼が生きていれば、ラスタル体制の中で重職を担ったでしょう。

あるいは、彼がセブンスターズの中心に立つ人間になったかも…

ラスタルは彼を立てつつ、裏から調整役に徹したかもしれません。

ラスタルが評価した人徳、人格…それらが平和な時代に活かされた筈。

でも、そういう可能性を無残に奪ってゆくのが戦争という話でした。


f:id:nagamono:20171019154721j:imagef:id:nagamono:20171019154425j:image

さて、ガンダムエリゴスのベースはHGガンダムバルバドスです。

クタン参型を積んでるんですが、それに同梱されていたやつですね。

手足はそのままバルバドスを使い、他はパーツを注文してミキシング。

胸はキマリス、腰はキマリスヴィダールアスタロトオリジンです。

ただ、胸部に足りないパーツがあって、そこは加工し新造しました。

なので、素人工作故にちょっと胸部のすわりが悪いのが難点です(汗)

肩アーマーはグレイズリッターで、これも取り付けに苦労しました。

ガンダムフレームとグレイズフレーム、肩ジョイントの互換性がない。

なので、ガンダムフレームの穴を貫通させ、アーマー基部を接続。

f:id:nagamono:20171019154756j:image

頭部もバルバドスの物をベースに、ジャンクパーツでまとめました。

派手な角はこれ、Ez-SRマキシマの物にFA:Gバーゼラルドのウサミミ

他には、オプションセット4のキマリスブースターをつけました。

イオク様に欠かせぬダインスレイヴも、ガンダムフラウロスから。

あとは平手のハンドパーツはオプションセット7のヴィダール用です。

それと、はいぱーギャン子の余剰パーツをサブアームに使用。

なかなかのキメラキットになりましたが、とても満足です。

下手なりに充実感と達成感があって、これはたまりません。

何より、大好きなイオク様に専用機を作ってあげられた…

それはとても嬉しいことで、ますます好きになりましたね。


f:id:nagamono:20171019155631j:image

f:id:nagamono:20171019155704j:image

f:id:nagamono:20171019155750j:image

イオク様と言えばダインスレイヴ、ダインスレイヴならイオク様!

欠かせぬマストアイテムなので、勿論装備させてみました。

最初はF91ヴェスバーをイメージして作業していたんですが…

完成してみたら、FSSの旧ルージュミラージュって感じですね。

オージェショルダーとビラルケマみたいで、これは格好いい!

鉄血のMSにはどこか、永野護先生のメカに通じる雰囲気がある。

実剣やメイス、斧で殴り合うという泥臭さも魔導大戦っぽいし。

で、ダインスレイヴですが、これはフラウロスの物を流用してます。

でも、フラウロスって厄祭戦の時代はショートキャノンなんですよ。

ただ、状況や年代に応じてダインスレイヴに換装したんでしょうね。

テイワズが発掘されたフラウロスを復元時に、ダインスレイヴに。

この時点でもしかしたら、イオク様の奸計が炸裂していたのかも?

f:id:nagamono:20171019160251j:image

f:id:nagamono:20171019160326j:image

ガンダムエリゴスですが、イメージとしては指揮官機ですね。

クジャン家当主が率いる軍勢の司令塔であり、フラッグシップ。

象徴的な意味もあるでしょうが、そこはガンダムフレームです…

アグニカのバエルと並んで、多くの武功を立ててきたと思います。

クジャン家がセブンスターの一角を担うのも、大活躍があればこそ。

因みにクジャン家の家紋、これはガンダムデカールで売ってます。

クジャン家はフギンとムギン…これはオーディンの下僕の鴉です。

オーディンは主神、言うなればアグニカだと考えてみると…

その下僕であるフギンとムギンを家紋にする、腹心の家系

格好いい家紋で、肩アーマーのフロント左右にはりました。

本当は一回り大きい家紋デカールもあったんですけどね…

これを貼るためだけに、盾を持たせたいなと最初は思ってました。

ただ、肩アーマーが派手なのでパーツが干渉しちゃうんですよね。


今回、青森のアメリカンパラダイス浪館店さんに助けられました。

工具から塗料まで、色々選ぶ時も親切にアドバイスを頂きました。

そんなアメパラさんの御厚意で、10/21から飾らせてもらうことに。

アメパラさんの企画するガンプラバトルイベントに出陣です!

いや、下手っぴだから恥ずかしくて今から死にそうなんですが(笑)

だって、いつも凄いクオリティの作品がならんでますからね…

そこに俺の作品が一緒に並ぶかと思うと、場違いでクラクラします。

でも「枯れ木も山の賑わい」って言うし、イベント成功して欲しい。

それに、こういうのもたまには楽しいな、楽しみだなって思いますね。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/nagamono/20171019/1508403448