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山猫亭雑記帳

2018-11-15 秋、深まりて寒し

えっと、両親と大阪に一泊二日の秋旅行!行ってきました。

実は、視覚障害者の盲人作文コンテストってのがありまして。

株式会社オンキョーさんと点字毎日さんを中心に開催されてます。

父がそこで、作詞部門で賞を頂き、授賞式に招待されました。

家族も御一緒に、とのことで母と自分も同行したわけです。

最初は介助として自分だけだったんですが、どうせなら母もと。

そんな訳で、家族三人でマターリ大阪に旅行してきました!


↓こちら、授賞式の記事になります!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000119.000027644.html


父は昔から、俳句川柳を嗜み、若い頃は舞台脚本も手がけてました。

母も短歌俳句を嗜み、よく父にダメ出しやアドバイスをしてます。

勿論、自分もライトノベル作家でして、なんか血筋なんでしょうか。

自分、能力や技術が血で遺伝しないと思ってるんですけどね(笑)

でも、魔女の宅急便の「魔女は血で飛ぶんだ」って話、大好きです。

気持ちが落ち込んだ時は、よく魔女の宅急便を見たりしますね。

魔女の血、絵描きの血、物書きの血…真偽はわかりませんが。

ただ、自分は幼い頃から創作が身近な環境だったのは確かです。


そんな訳で、点字毎日を発刊されてる毎日新聞さんの本社ビルへ。

大阪、凄くない?大都会なんだけど、東京都は全然雰囲気が違う。

なんていうか、東京の雑多な活気も好きだけど、時々せわしい。

でも、大阪はなんていうか、エネルギッシュな熱を感じますね。

タクシーの運転手からしてもう、喋る喋る、本当によく喋る。

で、授賞式ですが、二百人規模の大々的なセレモニーでした。

作文部門で受賞された方は、現役の女子大生、元気な女の子です。

作品も素晴らしく、改めて「盲人と点字」の力を再確認しました。

光を失い、中には光を知らずに生まれた方もいる、それが盲人。

そういう方達にとって、人と情報を共有できる文字は大切です。

でも、点字って習得も大変で、点字の本もブ厚くかさばるから大変。

普通の人ならCD-R一枚で済む情報量も、百科事典レベルになります。

それでも、百年以上かけて点字で世界と繋がり続けてきた方々。

その点字で新聞を作り、手作業で製本してくれる毎日新聞さん。

本当に頭が下がります…健常者の当たり前が、如何に眩しいか。


で、父の作品ですが、シンガーソングライターの方が曲をつけました。

徳永暁人さんという方で、とても素晴らしい歌にしてくれましたね。

今後はいつか、オンキョーさんのコンクールのサイトで聴けるそうです。

多くの方々が父を祝福してくれて、本人もとても喜んでいました。

これだけの数の方が、盲人のために尽力してくださる…嬉しいです。

寄り添い支えるだけじゃなく、盲人社会を見守り、引っ張ってくれる。

沢山の方の熱意と善意で、我々の社会はなりたっていると痛感しました。


さて、今回の大阪旅行にはもう一つ、重要なミッションがありました。

それが、祖父母の永代供養です…墓じまいをするので、納骨ですね。

まず、墓じまいについて…今後やられる方の参考のために、少しだけ。

墓じまいはお金が、それも大金が必要になりますし、手続きもあります。

市役所で改葬許可証が必要で、まずはそれを取得することになります。

自分の家のお墓は霊園管理なのですが、お寺の方はもっと大変ですね。

お寺の場合、骨を取り出す前に法要があり、それが3万円くらいです。

で、さらに墓石屋さんが骨の取り出し、そして墓の解体をしてくれます。

取り出しに3万円、解体に40万円前後のお金が必要になりますね。

因みにうちは、ケチって骨の取り出しを家族でやってしまいました。

この場合、霊園の管理事務所の「残った骨がないか」の確認が必要です。

これが済んで、今は墓石屋さんが作業を始める頃合いじゃないかな?

で、出した骨は自分達は、大阪の一心寺さんに永代供養をお願いしました。

一人あたり(骨の量にもよりますが)1.5万円、二人分で3万円です。

無事に納骨し、今日は市役所で霊園土地返還届けを書いてきました。

霊園墓地の場合、霊園使用許可書を使用者は持ってる筈なんですね。

それも必要になり、紛失時は紛失届や再発行が必要になります。


我が家は、誰一人として祖父母に特別な感情を持っておりません。

むしろ、特別な感情と言えばそれは、憎悪や嫌悪、軽蔑侮蔑かも。

妹はおばあちゃんっ子で、俺も一時期はそうだったような気がしますが。

父は祖父母にとって自慢の息子で、長男で、凄く優秀な少年だった。

しかし、突然失明してしまい、祖父母は非常に落胆したのです。

そして、父の目を治そうと思うあまり…カルト新興宗教に傾倒。

多くの親戚や知人を巻き込み、何十年も迷惑きわまりない人達でした。

昭和三十年代、まだまだ医療障害者社会的地位も弱い時代。

人の弱さに付け込むカルト宗教、これは絶対に許されない存在です。

祖父母も被害者であると同時に、さらなる被害者を無数に生みました。

母もその暴力にさらされ、非常にいびられながら自分達を育てます。

自分は大人になるまで、我が家の嫁姑問題や宗教問題を知らなかった。

恥ずかしいと感じますが、いらぬ軋轢から守られてたんだな、と。

まあ、そんな訳で誰も祖父母と同じ墓には入りたくないのです。

その宗教の紋章?がデカデカと刻印されてる、すげえ墓ですし(笑)

祖父母も波乱の人生だったでしょうし、死ねば仏ぞ、ってことで。

どこかで許さないと、残された人間だって救われないでしょう?

だから、永代供養して墓を壊し、忘れることで許すんです。


まあ、そんな訳で授賞式と納骨、二大イベントつつがなく終了!

あとは、大阪と言えばくいだおれですね…最高ですよね、大阪

たこ焼きも食べたし、串揚げも食べたし、美々卯うどんすき!

酒も浴びるほど飲んだし、これから少し節制して暮らさなきゃね。

あと、伊丹空港青森空港職員ANA職員が優しかったです。

素晴らしい気配りで、障害者一家が楽に旅行できて助かりました。

あとはそうですねー、黒門市場道頓堀も歩いてて楽しかったな。

あべのハルカスは地上300mですからね、タマヒュン!ってなりました。

展望台のトイレがですね、小用してる背後がガラス張りなんです。

天井から床までガラスで、振り向けば落ちそうでタマヒュン!ですね。

自分、高所恐怖症なんですが、両親は楽しそうにしてました。


そんな訳で、明日から徐々に平常運行に戻していきたいですね。

カクヨムコン4の原稿にも手を付け始めて、読む活動も再開です。

いざ、年末進行…いいお正月を迎えるために、頑張るぞい!