製品を守れ〜床上浸水の恐怖〜

こんにちは。集客駆け込み寺の稲葉です。

最近ニュースで、大雨による被害をよく耳にしますね。
弊社は一階部分が工場で、納品前の製品も置いています
ので「床上浸水」は、本当にコワい言葉です。
高価な機械や製造した製品が水浸し・・・。
なんてことになったら・・・。

ところが2年前の8月の土曜日、
弊社にも脅威が・・・。

その日、弊社は休業日で、昼から激しく雨が降っていました。
私は仕事が少し残っていたので車で会社に向かいました。
すると弊社近くの道路が冠水で通行止めになっている箇所があり、
弊社の近隣も水浸しに・・・。
そして、弊社工場入り口にも水が押し寄せていました。

「ぎょえ〜」

車を会社前に停め、靴と靴下を脱いで車から降りました。
意を決して工場入り口を開けると・・・。
すでに水が流れ込んでおり、入り口から数メートル先まで及んでいました。

入り口近くには、納品前の製品が10cm程の高さのパレット（荷役台）の上
に置かれていました。
水かさは増しているので、一刻も早く製品を移動させないと濡れてしまいます。

ところが、紙というものは重いんです。
モノはA4の冊子でしたが、１包みが5kg以上ありました。
それが、50包み以上もあって・・・。

汗だくになって水がまだ来ていない工場奥の作業台の上に移動させていきましたが、
追いつかない・・・。
1人では限界を感じ、会社近くに住んでいる弊社の会長に電話し
応援に来てもらいました。

二人で必死に製品を移動させて行く内に
雨も少し小降りになり、少しずつ水も引いていきました。

会社であんなに恐ろしい思いをしたのは
初めてかもしれません。

以後は「土嚢」を用意し、大雨の時は出入り口に置いています。

※写真は「かなり」水が引いた後の工場入り口前の写真です。

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