長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ありきでは無く、必要か否か

 一般的にとか、通常は、大体などという言葉ほど曖昧なものはない。
 エンジニアなら、正確に、根拠を持って答えを出して欲しい。デザインは、ありきではいけない。それは、何故そうするのか、という根拠の元にデザインすべきだ。
 そこが揺らぐと一貫性のないものとなってしまう。常に本質を捉えよ。
 私たちが、開発したALPAS(アルミパネルストラクチャー)システムは、軽量化によって得られる可能性を市場に提供した。
 軽くすることが目的ではない。軽くすることにより、出来ることの可能性を大きく広げ、お客様に消防車設計の自由度を提供することが目的だった。
 そこには、軽量化ありきでは無く、その先を見据えた私たちの志があったのである。
 だからこそ、ALPASは市場から大きな支持を得た。どうあるべきか、必要か否か。常にぶれること無く道を歩みたい。
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