安全装置の安全装置
最近、消防車両の仕様の中で多くなってきているのが、収納確認灯である。
展開式ステップ、照明装置、シャッター、ホースレイヤー等が確実に収納されているかを確認するものだが、その数は何から何まであげたらきりがない。
確かに、安全を担保するという意味では、その有用性を否定するものではないが、何でもかんでも収納確認灯に頼り切るのは問題だ。
以前も、収納確認灯が装備されているにもかかわらず、照明灯を引っ掛けて壊してしまった事例があった。
また、収納確認灯は完全なものでは無いことも理解が必要だ。収納位置を検出するセンサーが正常に作動していないこともある。それを信じてしまうのはある意味危険だと感じる。
安全管理の前提は、指差確認だ。目視確認、指差確認をした上で、収納確認灯は補助的に使うことが正しい。
安全管理はすべての基本だ。ここはアナログが一番確実だと思うが如何だろう。
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